清水晴木のレビュー一覧

  • 君と29.5日の月夜を何度でも

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    なんだこれめっちゃ泣いた。姿形を変えるってそんなところまで変わっていくの?帯にあった究極の愛ってそういうことか・・・スターツ史上一番心震えたかもしれん

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    2025年11月30日
  • 旅立ちの日に

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    数十年前が舞台になっているストーリーのノスタルジックな感じが、齢50の私にどハマり。
    どの話も悲しく始まり明るく終わる展開が好みだった。
    そして悪い人が誰一人でてこない、にんげんっていいな系。
    1話目の重さにちょっと萎えたけど、次の話、次の話と、ひとつひとつの話の繋がりが明快で、読み進める楽しみが味わえる。
    実際に目にしたことがある金町の風景を思い出しながら活字追いに没入し、油断して4話で泣かされた。

    できればカバーをかけて読んでいただき、読み終わったらカバーを外して、表紙の絵を見ながら物語を反芻してもらいたい。


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    2025年09月12日
  • 永遠猫の祝福

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    「人生は美しい刺繍を裏側から見ているようなもの」

    絡まった糸、切れた糸、綺麗な糸、それらが混じりあって完成した美しい刺繍

    人は最後に出会う美しさ、「生きる意味」に出会うために生きていると思う

    生きる意味に出会えた時、まるで魔法がかかったかのように「美しい刺繍」が完成する
    その美しさは何年経っても輝きを失うことはない

    誰かの心の中でその美しさはずっと息をしているから。


    私はこの本に出会うためにきっと今日まで生きていたのかも

    令和最愛のおとぎ話を読めて幸せです

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    2025年09月10日
  • さよならの向う側 [文庫版]

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    読んでいて涙が止まらなかった。
    当たり前に会いたい人に会える毎日は、かけがえのない尊い日々なのだなぁと思った。

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    2025年09月01日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫本。6人の作家のアンソロジー。初めましての方もいるので楽しみだった。
    イチオシは荻原浩。やっぱりヒューマン。それが一番。

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    2025年07月10日
  • 分岐駅まほろし

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    感動。
    場所や企業名がリアルさを醸し出しており、
    より感情移入できる。
    総武線を利用される人へおすすめ。

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    2025年06月29日
  • さよならの向う側

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    もっと深めなきゃだけど、ふわっとファンタジーの世界の中に、教えっぽいのが結構入ってて、素敵すぎた。
    一つ一つの話がめっちゃいいし、、、猫やったんかーいっていうツッコミもできたし笑笑
    最後のオチまで完璧!!!!
    これはー、たしかに、いい!!
    軽くて読みやすいし、いいないいな。
    ドラマとか映画にしてほしい。

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    2025年05月30日
  • 旅立ちの日に

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    最近とてもお気に入りの作家さん。
    文庫本になるのを待って早速購入した。
    短編で読みやすくて、すべて繋がっている。
    とくに3話目が良くて泣きながら読んだ。
    ジャケットも綺麗で春の今の時期に
    ぴったり。
    読み終わった後は暖かい気持ちで
    心が満たされる。

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    2025年04月06日
  • さよならの向う側

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    第3章の物語に出てくる幸太郎とサヤカが、若いカップルかと思っていたけど、まさかの幸太郎は猫だったのに驚いた。
    いつ人生が終わってしまうか分からないから、大切な人との時間を大切にしたいと思えた。

    最後の章で、谷口さんが最後に会いたい人は葉子しか居ないと10年以上思い続けていたのが、本当に葉子のことを愛していたんだなと思ったし、最期に会いたい人が見つからないとどうなるんだろうと思ったら、まさかの案内人という道があって驚いた
    第1章から第4章でさよならの向う側に来た人たちは皆谷口さんに案内されてたんだと気づいて驚いた
    物語の繋がりが面白すぎる!!!!

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    2025年03月30日
  • さよならの向う側 [文庫版]

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    2回目。内容もある程度入っていたためか、1回目より内容は入ってきたし、謎が解けたところがいくつかあり読んでいて充実感があった。
    人は人の出会いが自分を成長させてくれ、それはまた誰かとどこかでつながっている温かみを感じた。
    「呑気と見える人々も、心の底を叩いて見ると、どこか悲しい音がする」夏目漱石の『吾輩は猫である』の一節は大切な言葉にしたいと感じ、改めて本を読んでみたいと思った。

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    2025年03月27日
  • さよならの向う側

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    ネタバレ

    こんなに泣いたのは久しぶりです。
    どの話もとっても良くて泣けたのですが特に4章の美咲と大倉の話が号泣でした。
    『生きるということは誰かとの繋がりがあることなんだよ。
    大切な人が傍にいてくれることはこんなにも幸せなことだっとんだね。』
    この本を読んで、この何気ない日常って当たり前じゃないんだよなてことを思い出させてくれました。
    おはよう、おかえりなさいって言えるのって当たり前じゃないんですよね。当たり前の事に感謝し口にしなくちゃいけないですね。

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    2025年03月20日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    うんうん、なんて素晴らしいタイトル!
    そして、収録作品も、どれも大好き。
    若竹七海さんは、さすが、というか、イヤな感じの作品だけど、もちろん、とことん救いがないなんてことはないし。
    他は、にっこり、ほっこりな作品が多いのも嬉しい。
    特に好きなのは山本幸久さんの作品かな。何代も猫がいる会社なんて、それだけで最高!ま、社長さんがちょっと困ったさんなところもあるようで、シビアな展開も心配したんだけど、基本、猫と会社のつながりのお話。
    お初の清水晴木さんも好き。タイトルの「いちたすいち」の意味も、お話も私好み。夜だけの珈琲店も行ってみたい。

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    2025年01月16日
  • 天国映画館

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    表紙に惹かれて手に取りましたが、感動して涙が出ました。
    涙が出る本だとは思っていなかったので自分でもびっくりです。
    人生は映画のように何が起こるかわからない
    この言葉の意味を改めて感じました。
    個人的に、今このタイミングで読めて本当に良かったって思える本でした。
    読み終わった今、幸福感でいっぱいです!

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    2024年12月13日
  • さよならの向う側 i love you

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     前作『さよならの向こう側』のその後を描いた、『生』と向き合う連作。

     死んだ後に二十四時間だけ、現世に戻ることができる『さよならの向こう側』を訪れた人たちは、それぞれ死んでから自分や他人の『生』に向き合うことになるように思います。
     戻れるのは二十四時間の間だけ。
     会うことができるのは、自分が死んだことを知らない人だけ。
     その制限の中で、誰に会って、どこに行って、何をしたいのか。
     前作に続いて提示される物語の中に、今回はサブタイトルの通り『I love you』という想いが強く紐づいています。
     夏目漱石は「月がきれいですね」と訳し、二葉亭四迷は「死んでもいいわ」と訳したと言われる(

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    2024年03月26日
  • さよならの向う側 Time To Say Goodbye

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    今回も良かった。やっぱり好きな作品です。3作とも好きって珍しいなって思う。
    色んな繋がりがあって、色んな方面からみた話になっていて、今度はこう来たのかってと思って。ほんと好きだなー。

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    2024年02月19日
  • さよならの向う側 i love you

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    第二作目

    一作目も好きだったけど、今回も好き!
    一気に読んだ。
    じーんとするけど、ほんわり優しい気持ちになれる。
    今から三作目読みます。

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    2024年02月09日
  • さよならの向う側

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    短編集みたいな感じで、最初の話しはまぁまぁかなーと思った。そこからどんどんどんどん上がっていって、最後は泣いた。
    切ないけど、爽やかと言うか、、。
    あっ、この人さっきの話しで出てきたあの人!!って言うのが嬉しいくらいハマりました笑

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    2024年01月24日
  • さよならの向う側 Time To Say Goodbye

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    今作も泣きました。
    大好きなシリーズです。

    この作品を読むと、人との接し方や関わりを考えさせられます。

    なにかしらで繋がってる物語が面白いです。

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    2023年12月11日
  • さよならの向う側 i love you

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    シリーズ2作目。
    個人的にちょうど色々あったタイミングで読むことになった。
    シリーズの他の作品もよかったのだけど、読み手の私の心境の変化のせいか、以前よりぐっと心に染みた。
    24時間でも現世に戻ってこられたり、死後にもさよならの向う側のような世界が待っているといいなと思う。
    そして残された時間があるのなら、会いたい人に会って一日一日を大切にしなきゃなと、当たり前のことを改めて痛感した。

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    2023年10月30日
  • さよならの向う側

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    他者にどれだけ影響を与えているかによって、現世に対する未練のようなものが大きくなるのだろうか。幼い子供を置いたまま、あの世に行かなくてはならない辛さ。大事にしてくれたご主人様を置いて逝かなければならないペットの想いなど。涙が自然と出てくる物語であった。

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    2023年10月15日