清水晴木のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ブク友さんのレビューを拝見し、感銘を受け、この本を手に取りました。
自分自身の人生も、何度か分岐点に遭遇してきたような気がします。そして、現実に何かの壁にぶつかったり悩んだりするたびに、過去を振り返り「もしもあの時〇〇でなく△△を選んでいたら…」と、自分の選択を後悔してしまったり・・・
まほろし駅は、そんな後悔を抱える人が満月の日に降り立ち、過去に選ばなかった選択肢を選んだらどうなるのかを知ることができる分岐点です。全5話で構成されています。
第一話 もしもあの時、告白をしていたら
第二話 もしもあの時、第一志望の大学に合格していたら
第三話 もしもあの時、夢を追わなければ
第四 -
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Posted by ブクログ
第3章の物語に出てくる幸太郎とサヤカが、若いカップルかと思っていたけど、まさかの幸太郎は猫だったのに驚いた。
いつ人生が終わってしまうか分からないから、大切な人との時間を大切にしたいと思えた。
最後の章で、谷口さんが最後に会いたい人は葉子しか居ないと10年以上思い続けていたのが、本当に葉子のことを愛していたんだなと思ったし、最期に会いたい人が見つからないとどうなるんだろうと思ったら、まさかの案内人という道があって驚いた
第1章から第4章でさよならの向う側に来た人たちは皆谷口さんに案内されてたんだと気づいて驚いた
物語の繋がりが面白すぎる!!!! -
Posted by ブクログ
前作『さよならの向こう側』のその後を描いた、『生』と向き合う連作。
死んだ後に二十四時間だけ、現世に戻ることができる『さよならの向こう側』を訪れた人たちは、それぞれ死んでから自分や他人の『生』に向き合うことになるように思います。
戻れるのは二十四時間の間だけ。
会うことができるのは、自分が死んだことを知らない人だけ。
その制限の中で、誰に会って、どこに行って、何をしたいのか。
前作に続いて提示される物語の中に、今回はサブタイトルの通り『I love you』という想いが強く紐づいています。
夏目漱石は「月がきれいですね」と訳し、二葉亭四迷は「死んでもいいわ」と訳したと言われる(