【感想・ネタバレ】旅立ちの日にのレビュー

あらすじ

東京湾をのぞむ房総の小さな港町・金谷。フェリーが発着するこの町を舞台に、平成の約三十年間にわたって描かれる、血が繋がらないひと組の親子の成長、そして、それぞれ秘密を抱えた人々の、出会いと旅立ち――。胸にしみわたる、ノスタルジーを纏わせながら紡がれる、心温まる奇跡の物語。晴木ワールドの真骨頂。〈解説〉徳井青空

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Posted by ブクログ

数十年前が舞台になっているストーリーのノスタルジックな感じが、齢50の私にどハマり。
どの話も悲しく始まり明るく終わる展開が好みだった。
そして悪い人が誰一人でてこない、にんげんっていいな系。
1話目の重さにちょっと萎えたけど、次の話、次の話と、ひとつひとつの話の繋がりが明快で、読み進める楽しみが味わえる。
実際に目にしたことがある金町の風景を思い出しながら活字追いに没入し、油断して4話で泣かされた。

できればカバーをかけて読んでいただき、読み終わったらカバーを外して、表紙の絵を見ながら物語を反芻してもらいたい。


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2025年09月12日

Posted by ブクログ

最近とてもお気に入りの作家さん。
文庫本になるのを待って早速購入した。
短編で読みやすくて、すべて繋がっている。
とくに3話目が良くて泣きながら読んだ。
ジャケットも綺麗で春の今の時期に
ぴったり。
読み終わった後は暖かい気持ちで
心が満たされる。

0
2025年04月06日

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