あらすじ
満月の夜、<もしもあの時…>を巡る時間旅行へ。
――それは《後悔》を巡る涙と感動の旅!
「あなたの人生の分岐点はいつですか?」
かりそめの人生リセットで手に入れた予想外な結末とは!?
分岐駅まほろし――それは満月の夜にだけ現れるという不思議な駅。
過去に《後悔》を抱えた者たちが行き着く場所だとか。
「もしもあの日、あの時、今とは違う生き方を選んでいたら……」
<人生の分岐点>へと巻き戻り、選択することのなかったもう一方の人生を辿る訳アリな男女。
やがて彼らは、本当に大切なものに気づいて……。
涙腺崩壊の感動ファンタジー、待望の文庫化。
ヒューマニズムの名匠・清水晴木が《後悔》を抱えたすべての人に贈る奇跡のストーリー!
これは素晴らしき人生の物語。
――この1冊を読めば、明日から前を向いて生きる勇気が生まれるはず!
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Posted by ブクログ
ブク友さんのレビューを拝見し、感銘を受け、この本を手に取りました。
自分自身の人生も、何度か分岐点に遭遇してきたような気がします。そして、現実に何かの壁にぶつかったり悩んだりするたびに、過去を振り返り「もしもあの時〇〇でなく△△を選んでいたら…」と、自分の選択を後悔してしまったり・・・
まほろし駅は、そんな後悔を抱える人が満月の日に降り立ち、過去に選ばなかった選択肢を選んだらどうなるのかを知ることができる分岐点です。全5話で構成されています。
第一話 もしもあの時、告白をしていたら
第二話 もしもあの時、第一志望の大学に合格していたら
第三話 もしもあの時、夢を追わなければ
第四話 もしもあの時、病院に連れて行っていたら
第五話 もしも、あの時ーー
読んでいくうちに、そっと背中を押してもらえたような不思議な感覚になりました。
お話の中には、心に沁みるフレーズが散りばめられていました。これからの人生の糧として大切にしていきたいです。そのうちの一つを、ここに書き留めます。
「過去のもう手に入らないものの数を数えるよりも、今目の前にある大切なものの数を数えてはどうですか?」(第一話より)
Posted by ブクログ
分岐駅まほろし駅は総武線上にあります。まほろし駅に行くには、
①まず、新小岩駅~平井駅の区間を通過しなければなりません。
②荒川と中川にかかる橋の上、平井駅側の河川敷に大きなケヤキの木が見えるあたりです。
そして、行けるチャンスは月にほぼ1回。満月の夜だけです。
なにより重要なのは、過去に戻ってどうしてもやり直したいと思うくらい強い後悔を抱えていなければなりません。
そのすべての条件が揃った時だけ、まほろし駅にたどりつくことができるのです。
まほろし駅から、人生の分岐点つまり過去に戻ることができ、もしも今とは違う選択肢の人生を歩んでいたらどうなっていたかを知ることができます。
ただし、過去を変えることはできますが、現実には影響を及ぼしません。
現実世界に戻りたいと願った時には、元の総武線の電車の中に帰ってこれます。
人生は、思うとおりにならない時があります。
「もしもあの時、〇〇していたら」自分の人生はどう変わっていたのだろうと、強く後悔することもあるでしょう。
この小説には、そんな人が5人出てきます。
そして、強い後悔の念を抱えて、まほろし駅にたどり着き、人生の分岐点から別の人生に入ることができたのです。
みなさまにも、そういう人生の分岐点はありますでしょうか?
わたしにも無くはないです。
例えば、あの時のプロポーズを受け入れていたら人生はどうなっていたかしら?
惜しいことしたわ~、、、自分に自信が無かったから、お断りしちゃったわ。 とか。。。
まほろし駅から別の選択肢の世界に行くと、当時には見えなかったことが見えてくるようです。
みんなから冷たくされていると思っていたけど、実は自分の勘違いで、周りの思いやりに気付いていないだけだったとか。。。
わたしは、第2話の「もしもあの時、第一志望の大学に合格していたら」が好きでした。
第一志望の大学に不合格となり別の大学に行った森野奈央子さんが、一つ年下の妹、由衣ちゃんが翌年に同じ第一志望の大学に合格したため、妹との関係が悪くなるお話でした。
妹は当てつけで同じ大学を受けたと思っていた奈央子さんでしたが、実際は。。。
立場が変わって物事を見せつけられる経験というのは大事なのかもしれません。
わたしたちは、まほろし駅には(たぶん)行けませんが、5人のお話を読むことで自分の身の上に置き換えて想像することができます。
余談ですが、わたしのようにそれなりに長く人生を過ごしていると、思いがけないことが起こるのを体験したりします。
例えば、若い頃になんとなく取った資格で、10数年以上経ってから就職に繋がることになるとか。。。(他にもっと時間も費用もかけて取った資格があるのにです)
人生、何があるか分かりません。まさかわたしが〇〇になるなんて!
その資格を取っていたことと就職が、伏線と伏線回収ということなのかもしれません。
この短編連作の小説は、伏線回収を総武線上で行う作品です。
強い後悔をもってまほろし駅に着いた登場人物たちでしたが、みんなが現実の世界に戻ってきたことは、何となく救いと言えるかもしれません。
ぜひ、登場人物と一緒にまほろし駅から旅に出てみてください♡
〔作品紹介・あらすじ〕文庫版
満月の夜、<もしもあの時…>を巡る時間旅行へ。
――それは《後悔》を巡る涙と感動の旅!
「あなたの人生の分岐点はいつですか?」
かりそめの人生リセットで手に入れた予想外な結末とは!?
分岐駅まほろし――それは満月の夜にだけ現れるという不思議な駅。
過去に《後悔》を抱えた者たちが行き着く場所だとか。
「もしもあの日、あの時、今とは違う生き方を選んでいたら……」
<人生の分岐点>へと巻き戻り、選択することのなかったもう一方の人生を辿る訳アリな男女。
やがて彼らは、本当に大切なものに気づいて……。
涙腺崩壊の感動ファンタジー、待望の文庫化。
ヒューマニズムの名匠・清水晴木が《後悔》を抱えたすべての人に贈る奇跡のストーリー!
これは素晴らしき人生の物語。
――この1冊を読めば、明日から前を向いて生きる勇気が生まれるはず!
〔作品紹介・あらすじ〕菊版
「あなたの、人生の分岐点はいつですか?」
分岐駅まほろし――。
それは満月の夜だけ現れるという不思議な駅。
過去に後悔を抱えた者たちが行き着く場所だとか。
もしもあの日、あの時、過去の分岐点で違う選択肢の人生を歩んでいたら……。
これは素晴らしき人生の物語。
切なくも温かい、心に沁みる「永遠の感動ファンタジー!」
2022年秋のドラマ化も話題となった大ヒット作『さよならの向う側』の著者が贈る、書き下ろし最新作!
小説家・佐藤青南さんも激賞!!!
「別れのつらさや後悔の重さに耐えきれなくなりそうなとき、きっとこの本を読み返す。
明日に踏み出す勇気を与えてくれる感涙小説!」
重く深い後悔を抱えた人たちが、過去の分岐点へと戻り、自分が選ぶことのなかった人生を辿ることで、自身の生き方や人生と向き合う物語。
その不思議な現象が起きる分岐駅「まほろし」を訪れたのはそれぞれ訳アリな男女……。
「もしもあの時、告白をしていたら」
「もしもあの時、第一志望の大学に合格していたら」
「もしもあの時、夢を追わなければ」
「もしもあの時、病院に連れて行っていたら」
―――さまざまな後悔を振り返る中で見えてきた、本当に大切だったこととは……!?
誰もが何かしらの後悔を抱えて生きている。
そして、誰もが何かしらの大切な人生の分岐点を持っている。
過去は変わらないが、未来は分からない。
今日この日が分岐点となって、また誰かの新たな人生が始まる――。
明日から前を向いて生きる勇気が生まれる――これは、間違いなく、素晴らしき人生の物語!