清水晴木のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公が亡くなった後、最後の扉をくぐる前に現世に戻り、貴重な一日を誰と会い、どうすごすのかという連作短編集。
お気に入りの場所が人生を彩ったり、未来への想いを託したり、ひとりひとりのエピソードがすごく良かったです。
案内人がかける言葉が優しいです。
物語では、案内人佐久間さん自身のことにもふれています。
たくさんの患者さんの最期をみてきた私の知人の看護師は、最近自分はどんな最期をむかえるのかな、って思うことがよくあるんだそうです。
私は死を身近に感じたことはないですが、後悔のない時間の使い方をしたいと心がけています。
90年代を背景にしたいい作品でした。