清水晴木のレビュー一覧

  • さよならの向う側

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    ネタバレ

    亡くなった後、24時間だけ会いたい人に会いに行くことができる。ただし、自分の死を知らない相手に限る。

    既に設定から面白い。
    途中で一話目に出てくる先生の教え子と思われる人物が現れたので、思わず溺れたのを助けたのも一話の恩師かと思った。それゆえに4話目に急に他の話が繋がり出したのは唐突な印象もあふ。
    3話目のコータローが猫だったのにはすっかり騙された。

    最終話、案内人さんの過去の話なのはある程度読めてはいたけど、こんなに一途に待っててくれるの嬉しいよなあって少し涙ぐんだ。

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    2025年06月28日
  • 天国映画館

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    5冊目の清水晴木さん。

    21歳の小野田明は、目を覚ますと記憶を失い、天国と呼ばれる場所にいた。そこには天国を訪れた人の亡くなるまでの人生を映画として上映する天国映画館があり、支配人の秋山に誘われ、そこで働くことに…。

    清水晴木さんらしい優しく温かいお話でした。これも続編がありそうな気がしますね。

    各章のタイトルに実際の映画タイトルが使われていたり、お話の中でもいろんな映画のタイトルが出てきます。なかでも『ニュー・シネマ・パラダイス』、すごく久しぶりに観たくなりました〜。

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    2025年06月01日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    【収録作品】
    「猫は長靴を履かない」 荻原浩
    「ツレ猫婚」 石田祥
    「いちたすいち」 清水晴木
    「猫のヒゲ」 標野凪
    「神様のウインク」 若竹七海
    「御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項」 山本幸久

    どよんとする話やイタイ話もあるが、結局のところ、猫っていいよね、という話。
    取り立てて猫好きでなくても楽しめる。お話としての猫は好き。
    表紙もかわいい。

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    2025年05月22日
  • さよならの向う側

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    最後に会いたい人は誰ですか?
    制限されたルールの中で会いたい人に会うことができるこの世の最後の特別な1日の話

    もし私が誰に会いたいかな?
    やっぱり遠くから娘の姿見たいよな
    あらためて大切な人を思える作品でしたが、

    ツナグ?

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    2025年05月13日
  • 分岐駅まほろし

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    文庫化されたので、早速読んでみました。
    なかなか考えさせられる内容でした。
    あとがきにもあるように、私も作者と同じで
    後悔ばかりしているタイプです。
    もしも、まほろし駅があったなら
    小学2年の自分に戻り両親の離婚を止めたい。
    子供は無力でいつも周りの大人に
    振り回される。
    何十年経ってもまだそんな事を
    ふと考えてしまうのは、人生で最初の
    分岐点だったから、父に引き取られていたなら
    違った人生があったのかな。

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    2025年05月01日
  • さよならの向う側 i love you

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    実際にはあり得ない話だからこそ、感情移入しつつ、しすぎずといった丁度良い距離感で読むことができて、作品の世界観にも没頭できた。

    特に最終章が印象的でした。
    自分が死んだことを知ってる人に強い想いがあり、直接会うことが叶わない。そんな状況だからこそ、如月の起こした行動にグッときた。
    やっぱり人の心を動かすのって想い他ならないんだなぁって思うし、その想いはどんな形であれきっと伝わる。
    人との繋がりを大切にしたいと心から感じた作品です。

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    2025年04月03日
  • 天国映画館

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    天国から新たな世界へ旅立つ人の人生を、上映する映画館のお話。

     形こそさまざまかもしれなけれど、人にはそれぞれ映画のような人生がある。

    映画の主役は天国にいるおひとりおひとり。
    人生の着地点はいろいろあっていいと思う。
    私は……
    と、自分の人生を振り返るきっかけにもなった。

    支配人、秋山さんの旅立つ人へのサポートも優しく、天国映画館は暖かい雰囲気に包まれている。

    ラストも良かったし、とても読みやすかった。

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    2025年03月31日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    このアンソロジー、好きな作家さん揃い!
    しかも大好きな猫モノ。嬉しいですね!
    不思議な話しあり、切ない話しあり…。
    バラエティーに富んでいました。

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    2025年03月19日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    面白い話もあったけど、今まで読んだ猫アンソロジーの中ではそうでもないかなぁ…。それぞれに猫は出てくるけど何かパッとしない感じ。
    ミステリー要素や、毒気がないから楽しめなかったのだろうか?

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    1荻原浩『猫は長靴を履かない』
    2石田祥『ツレ猫婚』
    3清水晴木『いちたすいち』
    4標野凪『猫のヒゲ』
    5若竹七海『神様のウインク』
    6山本幸久『御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項』

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    2025年03月17日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    なんて素敵なタイトル。
    良かったのは 荻原浩さん石田祥さん。
    あとは…猫の事よく知らないのかなと思える方も…。
    ちょっと タイトルに期待しすぎました。

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    2025年03月01日
  • さよならの向う側 ’90s

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    主人公が亡くなった後、最後の扉をくぐる前に現世に戻り、貴重な一日を誰と会い、どうすごすのかという連作短編集。

    お気に入りの場所が人生を彩ったり、未来への想いを託したり、ひとりひとりのエピソードがすごく良かったです。
    案内人がかける言葉が優しいです。
    物語では、案内人佐久間さん自身のことにもふれています。

    たくさんの患者さんの最期をみてきた私の知人の看護師は、最近自分はどんな最期をむかえるのかな、って思うことがよくあるんだそうです。
    私は死を身近に感じたことはないですが、後悔のない時間の使い方をしたいと心がけています。
    90年代を背景にしたいい作品でした。

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    2025年02月14日
  • さよならの向う側 ’90s

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    シリーズ4作目は90年代が舞台。 
    この時代を生きていた人にとっては懐かしいものがたくさん登場。電話ボックス、ファミコン、カセットテープ…時代を感じる。
    短編のタイトルも当時のヒット曲になっていて懐かしい。
    今回は短編連作になっていて、この世に戻ってきた場所が同じ。登場人物がリンクしていって、視点が変わるのが面白かった。案内人の佐久間も自らこの世に戻ってきて、会いたい人と再会できた。いい感じにまとまっていたけど、シリーズはまだ続いて欲しい。

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    2025年01月27日
  • 天国映画館

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    ネタバレ

    死役所の天国版とでもいおうか。
    いい話だけど、なまぬるくて、うすっぺらく、さむ、と思ってしまう、私の性格の悪さよ。読み手によってはとてもあたたかい本になりうる。他人の人生は自分の人生をうつす。本も同じです。

    人生はよく映画にたとえられる。最後まで何が起こるかわからない、だから楽しい。それを本にしちゃったもの。
    ストーリーとしては何の変哲もなく見どころがなくても、素敵なワンシーンがあるだけで、いい映画だ、というのが刺さった。ワンシーンを支えているのは日常だ。鈴木さんという普通のひとが毎日通勤電車に揺られている日常がなかったら、突然逆方向の電車に乗って海に行く非日常はいいワンシーンにはならない。

    0
    2025年01月18日
  • さよならの向う側

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    ネタバレ



    うまく考えられた綺麗なストーリー

    あなたが、最後に会いたい人は誰ですか?

    現世で会うことができるのは、死んだことをまだ知らない人だけ

    優太は子供なので母親が死んだことを理解できていない

    認知症のため息子の死をわからない

    猫もやってくる

    最後の舞台で歌を歌う

    さよならの向こう側で 最期を迎える妻をまつ

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    2025年01月06日
  • さよならの向う側 ’90s

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    さよならの向こう側シリーズの90年代!
    ウォークマン、ファミコン、ノストラダムス、2000年問題…あったなぁ。
    最初から最後まで懐かしいワードがたくさんでした。

    死後、条件付きだけど会いたい人にもう一度会えるとしたら…。
    普段意識してなくても“もう二度と会えない”ってなったら、切実に伝えたいことや会いたい人はいると思う。

    どんな人にとっても、最後の再会は救いになると思う。でも、最後だからこそ苦しい…。
    読んでいて涙が込み上げてきました。

    何度も思い出して、懐かしむ特別な時間。
    大切な人と過ごした時間は、どんな小さな日常でも、思い出すだけで温かで幸せな気持ちにしてくれる。

    作中に出てくる

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    2025年01月03日
  • さよならの向う側 ’90s

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    「君がいるだけで」
    「Tomorrow never knows」
    「チェリー」
    「First Love」
    「ラストチャンス」
    5話の短編とボーナス・トラックで構成された連作短編集で『さよならの向う側』の新シリーズ。

    懐かしさがふんだんに詰まった本作。

    90年代にヒットした名曲の数々や、ウォークマン、カセットテープ、ファミコンなど、あの時代の世相が背景に描かれていることで、ノスタルジーに浸りながらの読書時間だった。

    そして今回も最後の再会シーンでは胸が一杯になる。

    人生一度きり、だからこそ後悔しない生き方をしたいと切に思う。

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    2024年12月26日
  • 天国映画館

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    死と人生について考えさせられた。とても平易な文章でわかりやすく、章ごとにいろんな人の人生が描かれる。短いけれど余韻を残していく。この立て付けなら続編ができそうな予感がする。

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    2024年12月14日
  • 天国映画館

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    天国に映画館があって自分の人生が上映される。

    私の映画も鈴木さんのような映画になるんだろうな。でもシーンを切り取れば何かしら名シーンはあると思いたい。

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    2024年12月08日
  • 天国映画館

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    ファンタジー?なのかな。
    人生それぞれいいことも悪いこともあるけど、あたしもこんな天国に行きたいな〜。
    大和くんの章は、本当に切なかった。
    そうじゃないかもしれないけど、やっぱり子供が病気とか小さいうちに亡くなるのは、なんであれ切ないなぁ。

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    2024年12月03日
  • さよならの向う側

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    今生きている奇跡、命の儚さ、大事な人と一緒にいられる時間の尊さに気づけました。
    これから過ごす日々に対する気持ちの持ち方を考えないといけないなと思います。

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    2024年10月26日