【感想・ネタバレ】風と共に咲きぬのレビュー

あらすじ

鈴木花子はヒロインのお友達ポジションでいつも恋を盛り上げる存在だった。怪人ブルタンは愛する家族を残し地球に出陣するが、正義のヒーローを相手に敗北。正義戦隊ジャスティスグリーンは決してセンターをはることができない。脇役、敵役、ちょい役――。そんな哀愁漂う登場人物たちは今日も主役を引き立たせていた。人生という名の舞台で奮闘する彼らは、物語に大輪の花を咲かせることができるのか。心温まる連作短編!

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Posted by ブクログ

物語の脇役にスポットライトをあてた連作短編集。
清水さんの今までの作品とは、ちょっと違った雰囲気を感じた。
個人的には第4話「役者の斬られ役」が一番好きだった。
「あなたの人生の中では、あなたが主役」
そうか、私も主役だったのか。
チャップリンも「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」と言ったように、自分の人生をちょっと俯瞰して物語を楽しめたらいいなと思った。

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2023年07月03日

Posted by ブクログ

なんだか心があったかくなる本でした

たとえ脇役だって、そこにスポットをあてたら主人公になれるし、主人公は良い脇役がいないと光らない

どこにでもいる人かもしれないけれど、私はどこにでもいない

脇役も突如、主人公になれるときがきっとくるよね?

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2024年03月11日

Posted by ブクログ

脇役ポジションの物語。はなちゃんは脇役かもしれないけど、友達だったら1番!って気がする。エピローグでまさにそれを感じる。ブルタンとジャスティスグリーンの話は分かりづらいが哀愁を感じる脇役の辛さよ。人生はチョイ役、脇役、敵役が必要だけど、みんな自分の人生では主役だ。

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2023年09月09日

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