ユーザーレビュー 海の見える花屋フルールの事件記~秋山瑠璃は恋をしない~ 清水晴木 / MOTAI お花を巡り、事件を解決するミステリー小説。お花好きの私にとって、お花の名前、花言葉、お花の歴史が出てきただけでもとても嬉しかったです。ミステリー小説初心者でも、とても優しくて温かいミステリー小説なので読みやすかったです。 Posted by ブクログ 海の見える花屋フルールの事件記~秋山瑠璃は恋をしない~ 清水晴木 / MOTAI 海が見える花屋フルールが舞台で起こる花にまつわる日常ミステリーのお話。 フルールで働く花をこよなく愛す瑠璃さんが沢山の花にまつわる話をしてくれます。私自身知らないことも多くてこの本を読んだことがきっかけで色々知ることができてよかった。 主人公浦田くんのポジティブにネガティブするっていう精神。私もネガ...続きを読むティブ思考だからその意識ちょっとやってみたいかもw Posted by ブクログ 海の見える花屋フルールの事件記~秋山瑠璃は恋を知る~ 清水晴木 / MOTAI 2巻は瑠璃目線。浦田くん目線ではわからなかった、浦田くんの魅力がよくわかる。素敵なおかあさんだなぁ。 Posted by ブクログ 海の見える花屋フルールの事件記~秋山瑠璃は恋を知る~ 清水晴木 / MOTAI 「秋山瑠璃は恋をしない」の続編、前作では瑠璃の過去をテーマにした内容でしたが今作は公英の過去が明らかになります。そこで起こる出来事も今までよりも事件色の濃いものでちょっと前のめりになって読みふけってしまいました。 前作は公英視点の描写で物語が進みましたが、今回は瑠璃視点で話しが進みます。どちらも心理...続きを読む描写がわかりやすいというか、ちょっと説明しすぎかなと思うところがありますが、作品全体の雰囲気としては瑠璃のキャラもあって明るく爽やかな印象、そう考えると心理描写の仕方もこれでいいかなと思えます。おそらくターゲット読者が若年層なのですかね、あまり重い感じにならないよう仕上げてあるのかもしれません。 Posted by ブクログ 海の見える花屋フルールの事件記~秋山瑠璃は恋をしない~ 清水晴木 / MOTAI ビブリア古書堂? それとも珈琲店タレーラン? を花屋に舞台をかえた設定の物語です。ライトな推理(とまではいかないかも)ものとして、それなりに楽しめました。 主人公のまわりで起こる事件としてはさほど謎が深いものはなく、この手の作品を読みなれている方なら、ご自身でも事件の真相を紐解きながら読みすすめるこ...続きを読むとができるかもしれません。一方でライトノベルでいいんだけど推理レベルとしては難解なものが読みたい向きにはもの足りなさが残るのではないか、と。 主人公の瑠璃は(それ相応の)推理力の持ち主で花のことになると生き生きとするという設定はビブリア~の栞子に通じるものがあります。が、栞子のそれは自らのなかに”明と暗”を抱えていたのに対して、瑠璃の場合は普段も明るいキャラで描かれているため”明と明”になってしまっており対比の妙がありません。物語の後半で明らかになる暗い過去を抱えている点が”暗”の役割になるのでしょうけれども、これも一応の解決らしき方向が見えた終わり方でしたので、次巻では”暗”の部分もなくなり、ただの花好きの明るい人になってしまうのでは、人物としての魅力はちょっと半減するかも、と気になっています。やはり主人公はちょっとした欠落があるほうが特異な部分が一層映えますし、物語の黄金律としても理に適っています。とはいえ、それなりに楽しめましたので次巻も読んでみようと思います。 Posted by ブクログ MOTAIのレビューをもっと見る