榊巻亮のレビュー一覧
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ネタバレ【認知の三要素】
①言葉②状況③意図
・言葉は?課長は何て言ってたっけ?
・状況は?具体的に(再現VTRのように)イメージできる?
・意図は?課長が気にしていることはなんだろう?何が言いたいんだだろう?
→認知できれば要約もできる
→情報を構造化すると不足に気づく(認知が楽になる)
【思考の4ステップ】
①まずは考えるべきことを書き出す(中身は考えない)(TodoリストならぬThinkリスト)
②考える順番をつける
③問いに対する答えを出す
→答えなんて誰にも分からない。20点でも良いから答えを書く=大事なのは見える化
→脱線しないようにする(新たな問いが生まれたら①に付け加える)
④具 -
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キャッチーなタイトルですが、日本の大企業で変革プロジェクトを進めるうえでのtipsが盛り沢山でした。
【メモ】
・抵抗は悪ではない→向き合うもの
・抵抗が起きるメカニズム
①現状維持バイアス
②保有効果
③損失回避性
・プロジェクトの時間軸と抵抗との向き合い方
①立ち上げ期:メンバーの心に火を付け、会社として推進する態勢を作る
②計画策定期:チームを取り巻くキーパーソンの納得度を高め、味方に付ける
③施策実行期:関係する社員全員に、行動を起こしてもらう
・抵抗の強さレベル
①モヤモヤ/違和感
②まっとうな指摘
③何が何でも反対
④潰しにかかる
・表に出た抵抗への対応
①指摘や不満を明ら -
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会社で打ち合わせした時に、関係者や上司から、もう少し考えてみて欲しい、ここを深掘りしてみて欲しいとコメントをもらうことがある。でも考えるってどうすればいいのか、考えを深掘りするって改めて考えると何をすればいいのか分からない。この本ではこの考えるとは何をすることなのか言語化してストーリーの中で説明してくれる。職場でありがちなシチュエーションを追体験しながら考えるとは何をするのか葵と一緒に考えていく。3部作を全て読んだけど、会社での仕事のほとんどは思考と会議と資料作り(コミュニケーション)だったりするので、この3部作は多くの悩める社会人にとって学びになる本だと思う。ただ分かるとできるは大きな壁があ
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資料作りというタイトルの本ではあるが、中身は資料作成の本質である効果的なコミュニケーションを物語形式で教えてくれる本だ。資料にこんなグラフを入れると分かりやすいとか、色使いはこうした方がいいといった見せ方の話は無く、誰に何を伝えて、どういう状態に変化させたいのかを考え、実現するための資料作成の基本であり本質を教えてくれる。
社内でプレゼン資料を作成することになったが、どういう資料を作るといいか分からない、あるいは部下の作成した資料がいまいち伝わらない内容だけど、どうアドバイスして良いか分からないという人は読んでみると良いと思う。漠然と感じていたモヤモヤが言語化されているのでスッキリ理解できると -
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ネタバレビジネス小説形式であった本編から、スキルを実践用にまとめた書籍。
ファシリスキルを網羅的・体系的に整理しており、なぜやるべきか?を重点的に解説している。
実際の現場で誰でも使えるテクニックが記載されている点がとても良い。
本書を実践することでグダグダ会議が撲滅できるはず!
【ポイント】
・ファシリはゴールを達成するために人々の能力を最大限に引き出す技術。ゴールがある活動ならどこでも使えるソフトスキルである
・終了条件は「議論・共有すること」ではない。その先にある「ありたい・あるべき状態になること」を意識する
・議論の際は、「なぜそう思うか」を互いに明らかにすることで生産的になる
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ネタバレ世界で一番やさしいシリーズ第一作目。非常に実用的でどこでも使えるソフトスキル、ファシリテーションを学べる良書。会議参加者みんな読んだほうがいいです!
【ポイント】
・ファシリも積極的に意見していい。ただし、客観的にファシる自分と使い分けること
・ファシリじゃない人でもできる隠れファシリ。会議が終わったタイミングで、誰がいつまでに何をするか、を確認する
・脱線を防ぐには、会議の終了条件、目的を決めて皆で確認すること。「この議論は終了条件に近づくものか?」という問いで軌道修正する
・会議で一番無駄なのは資料を読み上げる時間。個々で黙読が〇
・書くファシリ、スクライブ: 議論の見える化と整流化が目的