【感想・ネタバレ】ファシリテーション型業務改革 ストーリーで学ぶ次世代プロジェクトのレビュー

あらすじ

営業職員3万人が使用するタブレットを更新せよ!
ビッグプロジェクトの全容を追体験しながら学べる
業務改革の新しい教科書!

本書は、住友生命で行われた営業職員が使用している3万台のタブレットを更新するビッグプロジェクトを通し、自律自走型プロジェクトとは何かを学べる新しいタイプのテキストです。

自分たちの仕事はどうあるべきで、それを支える営業端末はどう形作られるべきなのか。メンバーの関係は完全にフラットで、それぞれの担当が自分で考え周りを巻き込みながらも最後は自分で決める「進化する変革プロジェクト」として実行し、成功を収めた事例を紹介しています。

特徴的なのは、支援していたコンサルティング会社の社員と、支援を受けながらプロジェクトを進めた2人の社員が、それぞれの異なる立場から立体的に描いている点。
内部と外部の視点からプロジェクトをどう捉えていたのか、なぜこのような進め方をしたのか、そこにどんな悩みや決断があったのか。プロジェクトの状況を追体験しながら、組織の運営や、業務改革、システム構築のノウハウを学べます。

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Posted by ブクログ

自身の仕事と被るところが多分にあり共感しながら読み進めた。
最初のピン留めが大事という点と事業会社側メンバーが集中討議含めかなりの時間を避けていたことのよさと世の一般で見た時の稀有さもまた感じた。

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2025年10月05日

Posted by ブクログ

プロジェクト発足から終了までをさまざまな関係者からの意見、考察、インタビューで伝えている。
最終的にプロジェクトがどーなっていくのかドキドキしながら読め進めれる。
ケンブリッジの手法とはいかに?が理解できる本書。

アイスブレイク。膝詰め会議。フィードバック。
この3つが重要。

アイスブレイク
議論を素で行う為に必要な前座みたいなもん。

膝詰め会議
→机を取っ払ってみんな同じ方向を向いて会議。意識が同じ方向へ向くことと、プライベート距離が縮まることによる心理作用(共感作用)が働くと思う。

フィードバック
→常に改善点を探すためのもの。反省ではない。

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2021年10月04日

Posted by ブクログ

住友生命が、保険を紹介する最前線の営業が使う端末を一新するときに、実際にたどったプロジェクトをストリートしてまとめた書籍。
プロジェクトマネジメントや、会議の進め方、部門の壁を乗り越える業務改革などがどのようなプロセスを経て実現していくのかを描いた感動作?とも言える。人材の育成、リーダーの育成、コンサルタントとの距離感なども伝わっていくる。要点だけをまとめても書籍として成立したであろうが、このように時系列で物語としたことで、臨場感も伝わってくるので、小説を読んでいるような楽しさもあった。

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2021年04月06日

Posted by ブクログ

現実にあったプロジェクトを最初から最後まで追体験できました。著者の一人が、プロジェクトで人生が変わりました、と書かれています。プロジェクトを通して、組織を跨って自分たちのゴールに向かって進んでいく物語に引き込まれて一気に読むことができました。参加者の生のコメントを通して若手が変化していく様子を読みながらプロジェクトファシリテーションについて学ぶことができました。

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2020年09月02日

Posted by ブクログ

・一体感のある会議に憧れる
・全体を通して、自律し周囲を巻き込んで共創していくことの大切さを学ぶ
・プロジェクトが開始した2015年には既に心理的安全性の確保が取り入れられていたのは凄い

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2025年08月21日

Posted by ブクログ

住友生命の新端末と運用システム開発プロジェクトの話。
とても興味深く読めました。
ファシリテーションそのものの参考にはあまりならない気がするけど、物語としてはまぁ。
このシステム多分お客として見てるんだと思うけどどうだったか…
そう、皆さん私より年下なのに、よくできた人たちだなぁと感心する。
やはり一流企業だとしっかりした人材がいるのだよなと感じた。羨ましい。

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2025年04月04日

Posted by ブクログ

問題解決のためには、まずは原因分析から。

問題解決関連の本を数冊読んでいたので、これが常識になっていた。だが、青空プロジェクトは違った。

手当たり次第に現状分析をしても、一辺倒の課題しか見つからない。(端末が重い、レスポンスが遅い、など)

まずはサービスのあるべき姿を考えて、仮説を立てて分析を始める。

仮説の重要性をストーリーを追うことで深く体感することができたと思う。

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2023年02月05日

Posted by ブクログ

ノンフィクションとしては、具体的事例をたどれるという点は良いが、成功事例の披露であるために、他への適用は難しい。
また得られる結論も普遍的なものとは言えず、全体として物語の域を超えない。

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2023年02月16日

購入済み

ファシリテーションの実際

住友生命のプロジェクトチームをコンサルのケンブリッジがファシリテートし、プロジェクトのコンセプトから実装までを進めた記録。
半年ほどでケンブリッジは契約切れで離れることになるが、そのファシリテート手法を活用しプロジェクトを進めていく。
ファシリテーションの本は多くあるが、実際、馴染みのない職場で導入しようとするとそれなりの壁があると思う。
この本で、実際にどのように導入、活用されたかがわかる。
もちろん、コンサルの力とプロジェクトメンバーの力にもよるのだろうが、追体験する事でイメージはできると思う。

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2021年02月07日

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