田辺青蛙のレビュー一覧

  • 北の怪談

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    田辺青蛙さんの怪談が骨太で読み応えがあった。 北海道に疎い私はタコ労働者の存在を初めて知り衝撃を受けた。無念だったろう……

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    2026年03月05日
  • 北海道怪談

    購入済み

    ご当地怪談

    短編。雪が追う。雪が追う、雪に追われる噂があって語り手がそれを実際に体験した話。雪に追われる?想像つかない。凧あげ。生首の絵が大きく描かれた凧をあげてる子どもを見た話。生首の絵の凧をあげてる以外とくに不吉ことが起こるとかないようです。語り手以外数人目撃者はいたようですが、後に見てないと返されたそうです。最後にそうゆう凧を見た人が現れたら連絡くださいってあったが、もしあって連絡したらそんな話してないですよってなりそうで怖いですね。

    #ダーク #怖い

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    2026年03月03日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2

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    ネタバレ

    「トンコ」と「穴らしきものに入る」がサイコー。

    前者はブタ視点で描かれた不思議体験ができる。決して完全に擬人化されてるわけではなくなんかブタっぽい。
    後者は「なんでそんなこと思いついたんだ?」というところからはじまりまったくぶれない。理屈も理由もなくただ主人公の穴へのこだわりは面白かった。
    短編の良さが出てた。

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    2025年12月15日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2

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    ホラーというより奇妙さが際立つものが多かった。ありきたりなオチのものもあったけれど、鼻とか穴らしきものに入るはクセになりそうな感じ。トンコは可愛いに尽きる。ホラーか?と思ったが可哀想という割に豚肉食べる人間が一番ホラーだと思った。

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    2025年07月15日
  • 関西怪談

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    関西の怪談ということで広い範囲のお話に。個人的には奈良のお話が沢山あってほしかったなと思いつつ、お地蔵様のお話など興味深いものが多かったです。

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    2024年09月01日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2

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    後半になるにつれ、インパクトは抑えてられていってる気がする。ただ、受賞作をまとめて読める意義は大きいと思う。収録作品は含めた本はほぼ絶版だし。未収録作品があるようなので、短編全集としていつか再刊してください。ついでに大賞受賞作全集もお願いします。

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    2024年03月13日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2

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    しばらくホラーから離れていた時期の受賞作なので「鼻」以外は初読。
    バリエーションが出てきたなって感じ。しかし、「穴らしきものに入る」のナンセンスさはすごい。

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    2023年12月10日
  • 致死量の友だち

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     確かミステリとして発売されたと思うのだが、個人的にホラー要素のほうが濃いと思う。「ノックスの十戒」を破っているからだ。なので、ホラー作品として語る。
     とにかく予想もしていないことが次々と起こる。しかも超常的な力によるものではなく、明らかに誰かが行っている。それがわからない。その点では十分に楽しむことができた作品だ。

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    2023年06月18日
  • 致死量の友だち

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    いじめのターゲットになり、学校でも家でも悲惨な、食べる事にも苦労している様子がリアル。よくも悪くもない。読みやすかった。

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    2023年04月25日
  • 北海道怪談

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     切ないのとよくある感じのものと……話的に怖くないのに本を閉じなきゃって恐怖に襲われたのがいくつか。結論、体験談は怖い。

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    2023年04月01日
  • 致死量の友だち

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    一冊、丸ごと毒にまみれた不快感100%作品。

    主人公は学校で苛烈ないじめを受け、家族からも疎まれている宇打ひじり。
    自殺を決意した日に、美しいクラスメイト・夕実に声を掛けられ、いじめ加害者を毒で殺害する事を持ち掛けられる。

    美しい夕美にどんどん惹かれ、恋に似た感情が高まり、彼女に言われるがまま僕のごとく行動する従順なひじり。

    百合要素にイヤミスをミックスさせた本作だが、登場人物が揃いも揃って癖の強い人ばかり。

    次々と起こる事件、犯人は一体誰?
    先が気になり一気に読み進め明らかになった黒幕にゾッ。

    毒と狂気に胸やけする。

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    2023年02月18日
  • てのひら怪談 見てはいけない【試し読み】

    購入済み

    ショートショート怪談

    ショートショート怪談である。ショートショートだからまずはオチの部分の切れ味が生命線なのだが、まずまずのレベルの作品が多い。怪談につきもののグロテスクな場面が比較的少なめなのがいいかな。読み手の好みもあるだろうが、もう少し精選してもいいかなと感じた。

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    2023年02月01日
  • 致死量の友だち

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    ネタバレ

    終盤になってタイトルの意味が分かって、そういう事か〜とひとり納得した


    個人的にミステリー(と思われる)小説ではガッカリだなと思う犯人と動機だったので残念だった

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    2023年01月19日
  • 関西怪談

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    怪談というので、背筋がゾーッとするような話かと思って読んだけど、そうでもなかった。霊か何かの影響なのか、普通に考えると辻褄が合わないような不思議な話。関西怪談というけど、ほぼ大阪。しかも、職場の最寄駅付近が多く、身近に感じたからか興味深く読んだ。あとがきに著者が「普段から目にしている風景が、誰かの体験や話によってがらりと変わって見える…」と。確かに今朝、駅を降りて歩いてる時に、そんな風に感じた。でも、何日かしたら忘れてるんだろうけど。

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    2023年01月02日
  • 人魚の石

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    一瞬理解できず、理解すると気持ち悪い「何か」が差し込まれ、また投げ込まれる。この「何か」を最初から詳細に言わないことで怖さが増している。
    この手の人ならざる存在が登場する作品はややもすればアニメ調の、キャラクターがうるさいだけの駄作になる。文章を読み、頭の中で絵や映像に起こす――そんな小説の楽しみが損なわれぬような、文章のテンポやキャラクターの存在感のバランスが本書にはあった。

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    2022年08月21日
  • 致死量の友だち

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    ❇︎
    学校という閉ざされた空間の中での虐め。
    積極的な首謀者と傍観者という名の共犯たち。
    見て見ぬふりをする教師。
    家族はバラバラで家にも居場所なんてない。

    苦痛ばかりの毎日から逃げ出し、全てを
    終わらせたいと思ったひじりは、偶然
    同じように虐めに合っているクラスメイトの
    夕実から声をかけられる。

    夕実との出会いはひじりに希望の光を灯すが、
    同時に毒のように徐々にひじりを狂わし始める。

    とびきり美しく妖しい猛毒に魅入られ、
    魅せられた少女の物語。







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    2022年06月08日
  • 致死量の友だち

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    日々、凄惨なイジメに耐えるだけの高校生ひじりに、美少女の夕実だけが近づき、ある日、クラス全員を殺さない?と持ちかける。劇薬の農薬や自然界にある毒物に詳しい夕実は、毒による殺害を提案。夕実の妖しい魅力と、イジメの復讐という提案の虜になったひじりは、夕実への依存度を強めていく。
     女生徒二人による犯罪計画の顛末やいかに!

     青蛙、と名のるからには、著者は岡本綺堂のような怪談が書きたいんでしょうか。ホラーという括りで評価するなら、なかなか怖い話です。どこから殺人鬼の魔手が伸びてくるかわからない展開で、正体不明の敵に対処しなければならない不安感は、ゾクゾクします。

     もちろん最後に種明かしはあるので、ミステリーと言えなくはないのですが、ミステリーとしては禁じ手を使っています。本格ミステリーファンが読んだら、きっと怒ります。著者はわざとやったのでしょうか。
     ミステリーとはっきり標榜しているわけでもないので、スクールガールコンプレックス的な表紙から連想するように、百合を全面に出した復讐劇、ホラーに終始したほうが良かったんじゃないかと個人的には思います。一気に読み切ってしまう、引き込まれる展開だっただけに、ラストが残念です。

     スプリーキラーにも衝動的なタイプと知能犯のタイプがいて、明らかに今回の犯人は後者。人を思い通りに操ることに快感を覚えるタイプなのだから、他のストーリー展開に出来なかったかなぁ、と思います。

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    2022年04月26日
  • 致死量の友だち

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    まず最初に読む前に思ったことはタイトルにある”致死量”という単語。最初にこの単語を見て感じたことは”毒”だった。

    Wikipediaによると摂取、被爆すると死に至る量。急性毒性試験や、中毒事例などに求められる。とある。

    言葉の通り、とあるものを死に至る量を摂取すると、それが毒と呼ばれるようになるのならば、例えば蜂毒などの一般的に連想される毒以外の、物質として存在しないもの、例えば言葉や感情(状態)も毒になりえると言える。

    その点を踏まえて改めてタイトルの「致死量の友だち」とはどういう意味なのか、考えながら読むことにした。

    進学校にてクラスメイト達から毎日いじめを受け続けている宇打ひじり。

    校則にはうるさいくせにいじめのサインは見て見ぬふりの教師達。

    死んでしまおうと考えていた時、彼女と出会った。彼女の名前は橘夕実。彼女もまたひじりと同様にクラスメイト達から虐めを受けていた。「一緒にあいつらに復讐しましょう」。ひじりは彼女からの提案に乗り、死ぬことをやめ、彼女と共に復讐への道を歩み始める。

    ひじりは夕実から毒を使って復讐をするつもりだという話を聞く。

    なるほど、この作品は素直にタイトルの通り、毒を使った復讐の話なのか。ということはこの後は二人の復讐の話が続いていくのだろう。

    どう続くのかは是非手にとって確かめてみてほしい。

    個人的には納得がいっていない。

    プロローグから続く話の形がミステリーの要素によってゆがんでしまったような。

    結局作者が書きたかったのはプロローグとエピローグでの彼女たち二人の関係であり、その関係を説明するのにミステリーの要素が多い気がする。

    **表紙について**

    目隠しされているのがひじりで、している方が夕実。

    夕実が自身の魅力という毒によってひじりの現実(又は真実)を覆い隠そうとしている、ひじりはそんな夕実に魅入られ彼女に依存してしまう(されるがまま)、というのを表現しているのではないだろうか?

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    2022年04月24日
  • 大阪怪談

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    「怖い話」の背景には、必ずと言っていいほど「悲しい話」があるわけで…。
    人が死ぬこと、何より人が生きていく事は、やはりしんどいことなのですね。

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    2021年09月03日
  • 人魚の石

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    ネタバレ

    毎日一話ずつ眠る前に読みました。
    ホラーではあるけれど、さらっと風が吹き抜けるような読み心地。

    一番人間臭いのは、天狗かも!?

    自分の記憶が自分のものではないと知るってどんな気持ち?
    うお太郎の口調にだんだん似てきてしまう。

    最後近く、うお太郎が
    「分かってないよ。寺だけじゃなく、あんたの頭や心まで壊れる必要なんてないからね」と言った言葉にほろっときてしまった。

    最後の最後、人魚はやはり禍を呼ぶ。

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    2021年08月08日