【感想・ネタバレ】致死量の友だちのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

続編強く希望!続き気になる終わり方で…
とりあえず妄想しておきます。
ネタバレになるから、言えないけど後半が『うわ。マジかぁ。』って思いました。
本当に帯通りの美しい女王蜂でした。

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2022年03月11日

Posted by ブクログ

 確かミステリとして発売されたと思うのだが、個人的にホラー要素のほうが濃いと思う。「ノックスの十戒」を破っているからだ。なので、ホラー作品として語る。
 とにかく予想もしていないことが次々と起こる。しかも超常的な力によるものではなく、明らかに誰かが行っている。それがわからない。その点では十分に楽しむことができた作品だ。

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2023年06月18日

Posted by ブクログ

いじめのターゲットになり、学校でも家でも悲惨な、食べる事にも苦労している様子がリアル。よくも悪くもない。読みやすかった。

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2023年04月25日

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一冊、丸ごと毒にまみれた不快感100%作品。

主人公は学校で苛烈ないじめを受け、家族からも疎まれている宇打ひじり。
自殺を決意した日に、美しいクラスメイト・夕実に声を掛けられ、いじめ加害者を毒で殺害する事を持ち掛けられる。

美しい夕美にどんどん惹かれ、恋に似た感情が高まり、彼女に言われるがまま僕のごとく行動する従順なひじり。

百合要素にイヤミスをミックスさせた本作だが、登場人物が揃いも揃って癖の強い人ばかり。

次々と起こる事件、犯人は一体誰?
先が気になり一気に読み進め明らかになった黒幕にゾッ。

毒と狂気に胸やけする。

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2023年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

終盤になってタイトルの意味が分かって、そういう事か〜とひとり納得した


個人的にミステリー(と思われる)小説ではガッカリだなと思う犯人と動機だったので残念だった

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2023年01月19日

Posted by ブクログ

❇︎
学校という閉ざされた空間の中での虐め。
積極的な首謀者と傍観者という名の共犯たち。
見て見ぬふりをする教師。
家族はバラバラで家にも居場所なんてない。

苦痛ばかりの毎日から逃げ出し、全てを
終わらせたいと思ったひじりは、偶然
同じように虐めに合っているクラスメイトの
夕実から声をかけられる。

夕実との出会いはひじりに希望の光を灯すが、
同時に毒のように徐々にひじりを狂わし始める。

とびきり美しく妖しい猛毒に魅入られ、
魅せられた少女の物語。







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2022年06月08日

Posted by ブクログ

日々、凄惨なイジメに耐えるだけの高校生ひじりに、美少女の夕実だけが近づき、ある日、クラス全員を殺さない?と持ちかける。劇薬の農薬や自然界にある毒物に詳しい夕実は、毒による殺害を提案。夕実の妖しい魅力と、イジメの復讐という提案の虜になったひじりは、夕実への依存度を強めていく。
 女生徒二人による犯罪計画の顛末やいかに!

 青蛙、と名のるからには、著者は岡本綺堂のような怪談が書きたいんでしょうか。ホラーという括りで評価するなら、なかなか怖い話です。どこから殺人鬼の魔手が伸びてくるかわからない展開で、正体不明の敵に対処しなければならない不安感は、ゾクゾクします。

 もちろん最後に種明かしはあるので、ミステリーと言えなくはないのですが、ミステリーとしては禁じ手を使っています。本格ミステリーファンが読んだら、きっと怒ります。著者はわざとやったのでしょうか。
 ミステリーとはっきり標榜しているわけでもないので、スクールガールコンプレックス的な表紙から連想するように、百合を全面に出した復讐劇、ホラーに終始したほうが良かったんじゃないかと個人的には思います。一気に読み切ってしまう、引き込まれる展開だっただけに、ラストが残念です。

 スプリーキラーにも衝動的なタイプと知能犯のタイプがいて、明らかに今回の犯人は後者。人を思い通りに操ることに快感を覚えるタイプなのだから、他のストーリー展開に出来なかったかなぁ、と思います。

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2022年04月26日

Posted by ブクログ

まず最初に読む前に思ったことはタイトルにある”致死量”という単語。最初にこの単語を見て感じたことは”毒”だった。

Wikipediaによると摂取、被爆すると死に至る量。急性毒性試験や、中毒事例などに求められる。とある。

言葉の通り、とあるものを死に至る量を摂取すると、それが毒と呼ばれるようになるのならば、例えば蜂毒などの一般的に連想される毒以外の、物質として存在しないもの、例えば言葉や感情(状態)も毒になりえると言える。

その点を踏まえて改めてタイトルの「致死量の友だち」とはどういう意味なのか、考えながら読むことにした。

進学校にてクラスメイト達から毎日いじめを受け続けている宇打ひじり。

校則にはうるさいくせにいじめのサインは見て見ぬふりの教師達。

死んでしまおうと考えていた時、彼女と出会った。彼女の名前は橘夕実。彼女もまたひじりと同様にクラスメイト達から虐めを受けていた。「一緒にあいつらに復讐しましょう」。ひじりは彼女からの提案に乗り、死ぬことをやめ、彼女と共に復讐への道を歩み始める。

ひじりは夕実から毒を使って復讐をするつもりだという話を聞く。

なるほど、この作品は素直にタイトルの通り、毒を使った復讐の話なのか。ということはこの後は二人の復讐の話が続いていくのだろう。

どう続くのかは是非手にとって確かめてみてほしい。

個人的には納得がいっていない。

プロローグから続く話の形がミステリーの要素によってゆがんでしまったような。

結局作者が書きたかったのはプロローグとエピローグでの彼女たち二人の関係であり、その関係を説明するのにミステリーの要素が多い気がする。

**表紙について**

目隠しされているのがひじりで、している方が夕実。

夕実が自身の魅力という毒によってひじりの現実(又は真実)を覆い隠そうとしている、ひじりはそんな夕実に魅入られ彼女に依存してしまう(されるがまま)、というのを表現しているのではないだろうか?

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2022年04月24日

Posted by ブクログ

主に毒を使った殺人、言葉通り致死量であるから死んでいった校友たち、それに対してのタイトルは「致死量の友だち」。何が致死量なのかをずっと考えながら読んでいた。スッキリ終わった感じのしない終わり方でまるで続編があるかのよう、致死量の読みは外した。

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2022年03月21日

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