長谷敏司のレビュー一覧

  • My Humanity

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    ーーー擬似神経制御言語ITPによる経験伝達と個人の文化的背景との相克を描く「地には豊穣」、
    ITPによる小児性愛者の矯正がグロテスクな結末を導く「allo,toi,toi」――
    長篇『あなたのための物語』と同設定の2篇にくわえ、
    軌道ステーションで起きたテロの顛末にして長篇『BEATLESS』のスピンオフ「Hollow Vision」、
    自己増殖ナノマシン禍に対峙する研究者を描いた書き下ろし
    「父たちの時間」の全4篇を収録した著者初の作品集


    借り物。
    テーマは進歩した技術と人間性(ヒューマニティ)の相互干渉ってとこか。

    最初の2篇は、ITPへの理解が深まってからもう一回読みた

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    2014年09月14日
  • My Humanity

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    ネタバレ

    「地には豊穣」★★★
    「all, toi, toi」★★★★★
    「Hollow Vision」★★★
    「父たちの時間」★★★★

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    2018年04月09日
  • 円環少女 10運命の螺旋

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    か弱き民衆を救う革命家か?"神"をも恐れぬ背徳者か? 世界を巨大な実験場と化す狂気の学術者なのか? 災厄の元凶、イリーズ・アリューシャ。
    "神"と共に死んだ母の代わりに裁かれた神判の舞台でメイゼルは覚醒した。
    『憎悪は愛情に似ている』

    子供だと思って侮ってました…。メイゼルは稀代の女王様。真性のド変態でした‼︎ 倒錯してますね〜。でもここまで曝け出したからこその哀しさがある。面白くなってきました。

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    2014年07月01日
  • 円環少女 9公館陥落

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    組織の殺し屋だったのが追放され、無職の一個人となってしまった仁。戦場と日常の落差に心苛まれ、子供を救うためという正当化も通用しない、ただの"人殺し"だったと自覚するに至る。
    そして決死の討ち入りの末、華々しく散った師・東郷の意志を受け継ぎ、鬼火衆の生き残りと共に鬼火一家を立ち上げることになるのだった。メイベルは姐さんになった模様…。

    あれ?何だろう、この転落人生⁇ 要約が間違ってるかな? でも女の業の固まりなきずなが嫌いなので、変態(ロリコン)の仲間入りをしてしまえ‼︎とさらなる転落を望んでいます。

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    2014年06月29日
  • 円環少女 7夢のように、夜明けのように

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    『変態だから魔法使い』…うん、なんとなく解ってたけど、作中でも認めてしまうんですね⁈
    あぁ、でも変態にも人権はあるし、"普通"に生きていくためには不便で不憫な人たちなんだって、わかってますよ? 全裸だったり、ウ○コ食ったり、世界を滅ぼそうとしたり、迷惑な人たちですけどね…。
    いろいろな意味で全13巻読破する覚悟が出来た7巻でした。

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    2014年06月27日
  • 円環少女 6太陽がくだけるとき

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    元安保闘士・国城田の加齢臭漂うおっさん臭さは読者層に合ってるのかと心配になるし、魔導士オルガはドMというのも生温く"被虐性愛者"と言いたいし、武原とメイゼルの関係は、これって"萌"の範疇ですか? "真性ロリコン"なんじゃないですか?と問いたくなってしまう…。
    読みやすくなるよう努力しているみたいですが、作風自体にライトに読めない生々しさ、人間臭さがあるので…そこが魅力でもありますが…。
    ラノベっぽく描いてるのに、どうしても逸脱してしまうこの異様さ。そこが面白い作品ですね。

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    2014年06月25日
  • 円環少女 2煉獄の虚神(上)

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    アニメ化されないのが不思議な作品です

    ヒジュアル的にも十分、萌の要素もある
    迫力があり見栄えのする戦闘シーンもある

    キャラの心理もパターン的でなくきちんと描かれている

    どうしてアニメ化されないのか本当にナゾ

    レビューでよく魔法の設定が難しいとの意見を見かけますが、アニメで表現すれば直感で理解できるはずです

    ただ魔法が目に見えないというのがアニメ的に難しいのかなと思います

    魔法が消えた時に出る炎すらも目に見えないという

    誰目線で今状況を見ているのかというのが視聴者を混乱させやすいですよね

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    2014年06月20日
  • 円環少女 しあわせの刻印

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    アニメ化されないのが不思議な作品です

    ヒジュアル的にも十分、萌の要素もある
    迫力があり見栄えのする戦闘シーンもある

    キャラの心理もパターン的でなくきちんと描かれている

    どうしてアニメ化されないのか本当にナゾ

    レビューでよく魔法の設定が難しいとの意見を見かけますが、アニメで表現すれば直感で理解できるはずです

    ただ魔法が目に見えないというのがアニメ的に難しいのかなと思います

    魔法が消えた時に出る炎すらも目に見えないという

    誰目線で今状況を見ているのかというのが視聴者を混乱させやすいですよね

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    2014年06月20日
  • 円環少女 3煉獄の虚神(下)

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    アニメ化されないのが不思議な作品です

    ヒジュアル的にも十分、萌の要素もある
    迫力があり見栄えのする戦闘シーンもある

    キャラの心理もパターン的でなくきちんと描かれている

    どうしてアニメ化されないのか本当にナゾ

    レビューでよく魔法の設定が難しいとの意見を見かけますが、アニメで表現すれば直感で理解できるはずです

    ただ魔法が目に見えないというのがアニメ的に難しいのかなと思います

    魔法が消えた時に出る炎すらも目に見えないという

    誰目線で今状況を見ているのかというのが視聴者を混乱させやすいですよね

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    2014年06月20日
  • 円環少女 4よるべなき鉄槌

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    アニメ化されないのが不思議な作品です

    ヒジュアル的にも十分、萌の要素もある
    迫力があり見栄えのする戦闘シーンもある

    キャラの心理もパターン的でなくきちんと描かれている

    どうしてアニメ化されないのか本当にナゾ

    レビューでよく魔法の設定が難しいとの意見を見かけますが、アニメで表現すれば直感で理解できるはずです

    ただ魔法が目に見えないというのがアニメ的に難しいのかなと思います

    魔法が消えた時に出る炎すらも目に見えないという

    誰目線で今状況を見ているのかというのが視聴者を混乱させやすいですよね

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    2014年06月20日
  • S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー

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    ライトノベル雑誌"ザ・スニーカー"の創刊100号を記念して編集されたアンソロジー。最近のラノベの方向性を決めた感もある"涼宮ハルヒの憂鬱"、正統派ファンタジーの"魔法王国カストゥール"、ハードな内容の戦記物"トイ・ソルジャー"、そして一昔前の懐かしいコメディ"未来放浪ガルディーン"など100号記念に恥じない内容です。ちょっと前までラノベって"カストゥール"とか"ガルディーン"みたいな方向性が多かったのに、今ではこれだけの幅広いジャンルの作品をラノベって一括

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    2014年05月30日
  • あなたのための物語

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    人工知能と生命、生と死、物語の意味、科学と職業、など、沢山のテーマを重層的に語るSFか。とにかく重いという印象だけど、面白いし、色々考える。ストーリーとしては一直線なのに、盛り込まれた要素は多彩。
    でも実際のところ、いくつかの要素をエクストラボレーションして、ボトムアップ的に作り上げた物語という感じもする。シミュレーションのレベルが高いだけに、沢山の要素が入り込むし、それぞれが掘り下げられる。
    予備知識なしに読んだけど、この作品は伊藤計劃の死がきっかけに書かれたのだろうか? だとしたらちょっと読み方が変わるかも知れない。一人称で書かれた病気の描写のリアルさなど。
    <サマンサ>の最後の質問が秀逸

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    2014年03月29日
  • あなたのための物語

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    2083年。人工神経制御言語ITPが開発され人工知能はより発展しようとしていた。仮想人格「wanna be」に小説を書かせ、その創造性を確認していた。
    あり得そうな近未来であり技術だと思った。人間を肉体と人格に分けることが出来るITP。人格をコピーする事も出来る。そうなったら肉体なんていらないと思える。この物語では主人公のサマンサが死病に侵され、その禁忌に触れていく様と仮想人格とのディスカッションも描かれる。「人間なんて情報集積体」私もそう思う。

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    2014年03月23日
  • メタルギア ソリッド スネークイーター

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    読んでいる間、ゲームのシーンがフラッシュバックする。
    ストーリーについて、ゲームやってたときとは違う見方ができたので、結構楽しめました。

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    2014年03月02日
  • 円環少女 1バベル再臨

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    シリーズ1巻目から圧倒的な情報量。正直全てを理解できたわけではないけど、読み進めていくうちに理解できるだろうと思う。BEATLESSでも感じた「人の強さ」が描かれている点は興味深い。

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    2014年01月14日
  • 【新装版】BEATLESS‐dystopia (1)

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    原作がわりと背高くてイケメンなアラトが若干幼い感じになっていたのが気になった。原作が大ボリュームなのでコミカライズはあっさりと読めた。

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    2014年01月14日
  • 戦略拠点32098 楽園

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    主語がコロコロ変わったりと若干読みづらさを感じたものの、出会いと別れまでの話の展開もよく、まさにライトノベルと呼べる作品でした。

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    2013年12月11日
  • 戦略拠点32098 楽園

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    楽園に落ちた二人の機械化兵士と少女の物語。
    SF要素はあくまでバックボーン的な扱いに回しつつ、遠未来の高度システムに取り込まれた兵士達の、漂白された人間性の再獲得に語りの焦点が合わされる。
    限りなくピュアに設えられた楽園世界の中、三人の登場人物達の逡巡する内面が感傷たっぷりに描かれている。

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    2013年11月25日
  • あなたのための物語

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    死に直面した主人公が生々しい。久しぶりに出会った気がする、濃密な人物描写に。そしてそれと対局にあるかのような<wanna be>。<彼>の成長と最期の選択がせつない。

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    2013年11月25日
  • 円環少女 1バベル再臨

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    凝縮した妄想設定を思う存分描き込んだ密度の濃い文章。物語も熱く、堪能した。
    とても細かに魔術の説明をしたあとに、分かりやすく簡潔にまとめる流れがちょっと笑えた。前半の説明だけだと、それこそ作者の脳内妄想爆発で読者の頭に入りにくいとはいえ、後半のまとめとの落差は感じる。
    魔術で何が起きるのかという結果だけでなく、発生ー結果に至るまでの過程を詳細に描いていくのがSFと似通った思考かもしれない。

    これは二巻以降も読む。

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    2013年06月05日