長谷敏司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人工知能と生命、生と死、物語の意味、科学と職業、など、沢山のテーマを重層的に語るSFか。とにかく重いという印象だけど、面白いし、色々考える。ストーリーとしては一直線なのに、盛り込まれた要素は多彩。
でも実際のところ、いくつかの要素をエクストラボレーションして、ボトムアップ的に作り上げた物語という感じもする。シミュレーションのレベルが高いだけに、沢山の要素が入り込むし、それぞれが掘り下げられる。
予備知識なしに読んだけど、この作品は伊藤計劃の死がきっかけに書かれたのだろうか? だとしたらちょっと読み方が変わるかも知れない。一人称で書かれた病気の描写のリアルさなど。
<サマンサ>の最後の質問が秀逸。ある意味、物語の意味、を端的に言いあててるかも。