谷本真由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は、国外でバリパリ仕事をしている方です。
国外から見た日本はとても不思議な国に思えるようです。
良い面と悪い面どちらもあるのでしょうが悪い面を強調した方がインパクトありますので、少し批判的な意見になっています。
「自分が日本でかかっていた洗脳。進歩は偉い、田舎はださい、自販機とコンビニは重要、電車とバスは定時でなければいけない、痩せていなけれはならない、群れてなければいけない、流行は追わないといけない。どれも自分を不幸にしていた。」とツィッターでつぶやいたことから多くのフォロワ―が集まり、日本の問題点をつぶやくようになったようです。
日本人の一番の問題点は、自分で考えようとせずにすぐに他人のせい、政治のせいにする無責任体質であること。自分のこととして考え行動すべきです。
個として生きるためには、自分の意見を準備してから相手に異なる意見を求めるべき。
労働環境が劣悪なのも、何も考えずに仕事する自分の責任です。結局楽しく働かなければ生産性は低下します。
仕事は人生の最優先事項ではありません。もっと家族、時間、友人などを大切にしなくてはいけない。日本が豊かと言いながら不幸に思っている人が多いのは、「遊び」や「ゆとり」がないためです。
この本の日本批判的な点を逆に批判する評論家もいるようですが、的を射ている点もあるので謙虚に意見を聞くべきだと思いますよ。
思い切り日本の問題点を図星された感じです。 -
Posted by ブクログ
世界一貧しい国、日本。多くの人がこの言葉を聞けば耳を疑うだろう。
だがこの本を読んだならば、その言葉に納得する人も多いかもしれない。
ツイッターで有名になった著者が、海外で生活し働いているその視点で、今の日本の常識を一刀両断する。
この本でいう貧しさとは、もちろん物質的、金銭的な貧しさの事ではない。
日本の常識は世界の非常識、とは使い古された言葉だが、いまだにこの言葉が通用する事自体、この20年日本が変われなかった事を意味する。
多様性がなく、空気を読まないと生きていけない。みんなの言ってることが自分の考え・・・そしてこの状態に疑問を持たない日本人。
その一方でスキルを磨き海外でも通用する生き方を著者は説く。
その多くの内容には共感するが、今後日本は没落し衰退していくだけ、という考えには少し疑問を感じた。
いずれにせよ物質的な豊かさのみを追い求め、心の豊かさが分からなくなった日本人には、この本は大いに参考になるだろう。 -
Posted by ブクログ
アメリカ社会には、常に明るくフレンドリー、という同調圧力がある。
ヨーロッパの人たちが家を整えるのは、周りに自慢したいため。マウンティング文化がある。
デジタルノマド向けビザがあるのはロシアの脅威がある国が多い。優秀なデジタルノマド民を引き付けたい。
オランダ人は先進的でリベラルだが、ケチ。
イタリア人は風呂ギライ。
ソ連では人種差別がないことになっていた。実際には強制移民や異人種間結婚の推奨などで混血や他民族の混在を作り出そうとしていた。
ロシアは、高い教育レベルの人たちが海外に出て行ってしまう。その結果教育をしても人的資本が低い。中世のモスクワ大公国のころから農奴が多い。書店がなく情報が少ないので、プロパガンダで信じ込ませやすい。
腐敗と裏経済の規模が大きく、統計数値はあてにならない。石油と核兵器によって国の体裁が保たれてきた。
アメリカは有給の病欠の義務はない。7割ほどの職場は福利厚生としてある。福利厚生は個人が会社から獲得するもの=能力が低いとひどい状態に甘んじるしかない。
ヨーロッパは、国が労働環境を提供して、税金で福利厚生を負担する。
先進国では入社時に健康診断を負担する会社が多いが、退職の際に仕事のせいで健康を害した、というクレームに対応するため。日本は、感染症が多く、工業生産や富国強兵に必要なため、国が健康にも関与する必要があって、健康診断が義務付けられている。
イギリスは中年以上の女性が大活躍している。若い人の制服を強制すると、訴えられる。
職業の多様性よりも適材適所、そのうえで性別は気にしない。無理やり男女同数などにはしない。
北欧はおもてなし文化がない。スウェーデンは水も出さない。個人主義が発達していて、相手の負担にならないようにしている。一方、インド、トルコ、サウジアラビア、モロッコなど南部の人は振る舞い文化が礼儀。国勢調査員が食事を出されて困ったという話もある。
IT投資は海外が圧倒的に多い。日本は企業の独自性を出そうとして改変が多い。アメリカイギリスは、パッケージに業務を合わせる。
日本は終身雇用で人材の流動性が低く、しがらみと個人のアイデンティティを重視するので、仕事のやり方を変えない。日本が生産性を高めるには、雇用規制の緩和も必要だろう。
マキタ、RYOBIは、海外で人気。
豆腐は、海外のほうが硬めの高い豆腐が多い。島豆腐に似ている。ヤクルトも人気。ヨーグルトドリンクの倍の値段がついている。