谷本真由美のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
毎回購入していますが、今年もまた刺激的な内容でした。
今回、特に目を引いたのはフランスとイギリスとの対比です。
議論と理念を重んじ、自分の文化と主張が正しいとして譲らないフランスと、事実を冷静に見つめ、調和と融和を重んじ常に最適なアウトプットを出そうとするイギリス。
この2つの違いを、パリオリンピックとロンドンオリンピックを通じて比較文化論的に述べられているのは、多くの国とそこに住まう人を見てきた著者ならではであると思います。
また、中国がアフリカのメディアに手を伸ばしていたり、ロシアのスパイ活動が活発化しあるいみやりたい放題していたりする点、日本では報じられていない点も含めて危機感を -
Posted by ブクログ
シリーズ4作目だからか、タイトルの通り、「世界のニュース」について触れられるページは記載は少ない。国際結婚した著者が外国で暮らす日本人における、日本の常識との違いについて触れられたエッセイという感じだ。それなりに楽しめるが、やや期待に反する。
ー イギリスの場合は中国人留学生が博士号やポスドク(研究生)に応募する際、ATAS (Academic Technology Approval Scheme)という仕組みに沿って学生ビザを取得する前にイギリスで学習する専門が、出身国で大量破壊兵器の製造や軍事目的に使用されないという証明を取得する必要があります。ただしこの証明は日本やアメリカ国籍の学生の -
Posted by ブクログ
Xでよく炎上しているめいろまさんの著書。
海外生活が長いことから、日本サゲ、外国アゲの風潮に反対し、海外(社会階層が上のコミュニティだけでなく、全体を見たとき)特にイギリスの社会の実態をレポートしている
治安、清潔さ、医療制度、食の安全、礼節
こういった面に関しては、
やはり日本の右に出る国はないようだ
コロナ禍の時も、日本人のマスク率の高さや手洗いうがい、ソーシャルディスタンスなど、公衆衛生教育が徹底しているからこそ可能だった
他人種への差別、暴力も、日本では起こらない
その一方で、日本人(帰国子女ではない純ジャパ)が海外で活躍するということがいかにハードルが高いか、突きつけられたよう -
Posted by ブクログ
ま、これが全て海外の「当たり前」だとは思わないものの、2割引くらいで事実なんだと思うので、参考にしようと思う。
確かに、日本のメディアは偏ってるし、日本礼賛の記事や番組が多く、政治家に目をつけられるような記事は、ほとんど目にしない。。
AIシステム構築における、アナログな作業やブラック労働などは、初耳!
海外居住の著者によるお台場の評価「日本人にとってはすでにダサい場所で、すっかり時代遅れ」は、頷ける!
日本人が愛でるのは、すでに消え去ってしまった過去のイギリス!今のイギリスは移民だらけで食べ物はケバブやイタリア料理、カレー!!
海外のホームパーティの真実は、知らなかった。。参加はマス -
Posted by ブクログ
若干マンネリ感漂い始めた2021年シリーズ第三弾。
とはいえ、興味深い内容もあります。
例えば、世界的トレンドのエコ対策について。欧米はうまくやってるふりをし、日本人は社会コスト増を国民に強いてもバカ正直に邁進。日本のリサイクル技術は世界一なのに、さらに乾いた雑巾を絞る努力を惜しまない。一方、元々二酸化炭素排出量の多い中国やインドは、減らすどころか増加させています。また日照時間の少ない雪国や自然災害の多い日本で、雹や霰に無防備な剥き出し(中国製の)ソーラーパネルを使うなんてのも狂気の沙汰です。火災が起こっても消火活動ができず自然鎮火を待つ代物だし、なによりも破損したパネルの処分問題の対策すらな -
Posted by ブクログ
2020年に出版されたシリーズ第二弾。時期的にはコロナウイルスが発生し始めた頃。
マスク着用には科学的根拠がないという説もあるようですが、飛沫感染なので効果が無い訳がない。実際、流行初期には日本の感染死亡者は海外に比べて一桁少ない結果でした。もちろん、マスク着用のみならず、日本人特有の集団主義で従順で潔癖性が高く、他人に配慮できるという誇るべき文化的資産を持っていることも幸いでした。反対に欧米人はトイレ後に手を洗う習慣がないことも世界的にバレてしまいました。
本書によると有益で信頼性の高いコロナ情報収集方法については、
・コロナで不当な利益を得ていないか
・公益性があるか
・専門性があるか
・ -
Posted by ブクログ
筆者はX(旧Twitter)で《めいろま》というハンドルネームで活躍中です。2019年の本なので、この5年余りの間に日本を含め世界情勢が大きく変わったことに驚きます。
特に、岸田総理になってからの日本の凋落ぶりは彼らが率先して日本の足を引っ張るという、もはや人災レベルです。
以下、本書の内容に沿って確認します。
《移民が創造性をもたらす理由》
この前提は、移民の多様性がもたらす好循環が期待できるというものでしたが、岸田政権の3K業界メインの移民政策は結果的に犯罪を増やし、日本コミュニティでの不協和音を拡大しています。そうした問題への具体的対策もやらず、既に欧米で見られる負の移民問題には見て見ぬ -
Posted by ブクログ
フィンランドのような北欧が幸福度もあり学力も高いのだろうと思っていたけど、実際はそうでもないと知って驚いた。OECDのような指標をつくるところに依存するんだな。最先端の技術は、移り変わりが激しく、学校のカリキュラムが追いつかないというのは納得した。学校ばかり探しても、学び先が見つからないこともあるのだろうな。アプレンティスシップのような、仕組みが社内にも欲しいな。社内公募も必須要件があるから、未経験者は入り込めない職能もある。アメリカのテック企業にはリファラル採用が多く、多様性が低いというのも意外だと思った(アジア系はまあまあいる)。アメリカといえば多様性というイメージがある、
-
Posted by ブクログ
「何も知らない」疲れの見える5作目。とか言いながら読んでるけど、アホな環境対策だとかチョー寒いとか、相変わらずな平成おばさんエアーが全力で放出される。
最新アップデート版なのでパレスチナ問題やロシア・ウクライナ問題(戦争背景のみ)も織り込まれていて嬉しい。ガザ地区を足立区に見立ててダジャレなのか何なんだか、関東圏に住んだことがないのでこれは分かりやすいのかも分からなかった。
おばさん目線(相当に失礼)で地政学やAIまでバサバサ斬っていくが、政治や技術の分野はこの先どうなるか分からない。今の断面だけを見てこれが事実だ!というのはTV的な短命コンテンツにも見えた。
ただプーチンに対する見方だけ -
Posted by ブクログ
『日本人は何も知らない』シリーズでお世話になった谷本真由美さん。しかし今回のネタは難がある。元々、上から目線で勘違いされやすい文章なのに、話はお金にまつわるデリケートな問題。要するに、
「だからアンタたち貧乏なのよ(私は違うけどね)」
という風に聞こえる(笑)
好き勝手に収入や生活に立ち入られている感じがしてなかなか不快。
そこにギュッと目をつぶって耳を傾けると、激安ニッポンの深刻さが伝わってくる。日本という会社の経営は、低賃金÷多残業=生産性の低い人ばかり。みんなで薄くサボってるからと酷な指摘。
欧州は100均ができると治安が悪くなるため反対デモが起きる、という話は衝撃。安くても悪くないモ -
Posted by ブクログ
海外、特に英語圏の生活習慣、子育て環境が日本に比べてかなり酷いことはよく分かった。欧米や中国は常に戦闘状態なのであり、日本人とは哲学が違うことも分かった。これらを総合すると、隅々まで行き届いた日本のシステムは素晴らしいが、あくまでこれは日本が特殊なのであり、外国も同じだと思ってはいけないし、残念ながら世界のマジョリティはあちら側なので、そこに対する正しい理解を持ち、そういう環境でも臆することなくやっていける力をつけるべし、ということだな。
海外の手法をやたらと称賛する必要がないことを具体的に示してくれたのはありがたいが、そんな環境で自己肯定感だけやたら強い人間がリーダーシップだけで上に立てば上