激安ニッポン(マガジンハウス新書)

激安ニッポン(マガジンハウス新書)

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

5pt

元・国連専門機関職員の著者が明かす――
日本人だけが知らない、
海外との「驚愕の価格差」

・東大卒より海外の介護士のほうが稼げる?
・中国人が無制限で不動産買い放題!
・日本の福祉にたかる外国人たち
・アメリカは野球場のハンバーガーが「2000円超」
・光熱費が「2倍」になったイギリス
・欧米では年収1000万円で「低所得」
・「中古品」しか買えない日本の若者
・「100円ショップ」大好きな日本人


本書では、元国連専門機関職員の谷本真由美さんが、
「物価も給料も日本はいまだに激安」であること、
そしてその安さゆえに「海外から買われている」ことを
“忖度抜き”で明かしています。
日本人はなかなか気づけない、
世界から見た「ニッポンの真実」がわかる一冊です。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

激安ニッポン(マガジンハウス新書) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    加谷さんの『貧乏国ニッポン』を2022年に読み、本当に日本は世界でも有数の貧しい国に成り下がってしまったと残念な気持ちになったが、本書でもその認識を新たにすることになった。
    清潔でサービスが行き届きそこそこに暮らせているのでどうしても実感しがたいが、どうしようもなく日本は落ちぶれてしまった。
    安い物、安い服、安い靴で暮らすことはできる。でも本当にそれでいいの?
    漫然と生きるのではなく日本という国であっても個人でどうやって稼ぎ、日本で暮らしていくかを考えなくてはならない。

    1
    2023年07月30日

    Posted by ブクログ

    海外では100円ショップに行くのは貧困層だが、日本では安い物を買う=恥ずかしいという感覚もなくなり、誰でも普通に買い物をするようになったし、むしろ100円ショップがないと生活できないくらいの状態になった。貧しさが長く続き過ぎて、日本人が貧しさに慣れてしまった、ということがよくわかりました。少し難しいデータの解説も多いので、一般人の私には読みにくいですが、ざっくり読むだけで今の日本の状態がどれだけひどいのかわかり、絶望できました。

    0
    2026年05月23日

    Posted by ブクログ

    日本は他の国に比べて大変”安い国”になってしまったのです。

    なんかゆとりがなくなってきたなと思っていたら、まさか、こんなことになっているとは。
    日本は先進国で、こまっている米国人よりまだまだ、豊かだよな。とおもっていたのに、
    なんて、自分はお人よしなんだ。と考えてしまう本です。

    そして、世界からの目線なんて、どうにも直せないじゃないか、とも考えてしまうのです。

    気になったのは以下です。

    ・日本は今や「世界最安値」の国です。
    ・100円ショップがはやっているのは、日本人全体が貧しくなっており、お金を自由に使うことができなくなっているからです。
    ・スニーカーの最新モデルは、2,3万円しますから、若い人たちにとってもう買えない人が多いんです。
    ・IPhone14の販売価格は世界の中で日本が最も安いんです。しかし、日本人は、世界最安値のIPhone14ですら手がでません。安価なAndoroidスマホに変えるか、どうしてもIPhoneが欲しい人は型落ちの中古品や廉価版を買うようになっています。
    ・節約志向と言えば、聞こえはいいかもしれませんが、生活必需品すらも中古でそろえなければならないのです

    ・教育レベルや教養は中流のままですが、経済的にはだんだんと下流に転落している
    ・日本のインフラがどんどん劣化している。インフラの整備が今後も進まないことは想像に難くありません
    ・日本人は海外の人からみると、信じられないほど、低賃金で働いている

    ・欧州でも、日本が今、どんな国なのかを知っている人は多くない
    ・日本に近く費用が安いのが、ギリシャ、スペイン、ポルトガル、デンマーク、ドイツ、イタリアなど社会主義色が強い国です。
    ・日本の平均年収は今や韓国より少なくなってしまっています
    ・主要先進国が非常に堅調な成長を遂げる中で、成長率の低さが際立っているのが、イタリアと日本なのです
    ・五公五民 給料は安いけれど、税金、社会保険料は高い国、それが日本の現状です。

    ・日本でも生活が苦しいと訴える人は多いですが、長い間デフレーションが続き、住宅価格が上がらないうえに生活費が安いのでまだはるかにマシなのです
    ・日本の医療は海外から見ると大変魅力的なのです
    ・医療を受けるためだけに日本に滞在したいという人がいるのも納得できます

    ・日本の物価が他の先進国に比べて安いということを、別の表現で言い換えると「インフレーション率が低い」となります。
    ・どういくことかというと、日本ではものやサービスの値段が30年間上がっていないということです
    ・日本の物価がなかなか上がらないのは、日本の会社がバブル崩壊以降お金を儲けられていないからです。
    ・日本の会社は自社の製品とサービスをたくさんのお客に売ることができていないということです。
    ・売れないのですから、価格を上げるわけにはいきません。価格を上げないとお客さんはさらに買わなくなるからです。儲かっていないので、働いている人の給料を上げることもできません
    ・新しい投資を行わないのは、日本政府によって保護されている保守的な業界です。銀行などのいわゆる「規制産業」は政府によって保護されていて危機感が乏しいので、新しいことをやろうとか生産性を上げようという気がないのです。
    ・その結果、今や日本の生産性は、アメリカの60%で、G7加盟国では最低です。

    ・日本経済が落ち込んでいるのは、「非正規雇用」の増加も大きな要因です。
    ・氷河期世代の人たちを非正規雇用にしておくことで、日本では消費が落ち込み、デフレ一直線になってしまったのです

    ・日本円がなぜこんなに弱くなってしまったのでしょうか。
    ・大きな理由は金利が低いからです。
    ・日本では長い間、日銀が「低金利政策」を維持しています

    ・日本と海外の違いは、労働時間の長さです
    ・他の国では15分でやる仕事を、日本では無駄なプロセスがあったり、細かいところまでこだわってしまっているので、1時間も2時間もかかることがあるからです

    ・高度成長期から、バブルが終わっても仕事のやり方をほとんどかえていません。だから、非効率なまあでインプットに見合ったアウトプットがだせないでいます。
    ・欧州の会社も、高い付加価値を生み出す組織ほど、オープンな働き方がどんどん主流になってきています。それに対して未だに年功序列で働いている日本企業が太刀打ちできるはずはありません。

    ・日本企業は、40年前の採用の仕方が変わっていません。
    ・DXが日本で進まないのは、なぜ。
    ・欧米ではプロジェクトごとにチームを構築していくスタイルなので、別の人間になっても仕組みが動くようにしなくてはいけません。
    ・それを一番安く、もっとも簡単にできるのが、ITを利用することなのです。
    ・一方、日本ではスキルの低い多量の人材を集める労働集約型のビジネスモデルなので、効率化よりもとにかく安い労働力を多量に投入することが優先されます。

    ・日本企業は全世界が戦国時代の状態であるににもかかわらず、鎖国されているふりをして、いまだに孤立した中でなんとか商売を回しています。
    ・政府は日本の労働集約的な仕事のやり方を根本から改善することなしに、とりあえず激安で働いてくれる足軽農民を外国人でもいいからどんどん入れてなんとかしようという短絡的な考え方をしています。

    ・これからは英語力がカギとなる。

    ・国内の労働人口は3つの階層に分かれていきます。
     第1階層 海外や多国籍化するプロジェクトを担当する層
     第2階層 日本国内で付加価値が高い知識やスキルを提供する層
     第3階層 日本国内でお金を稼ぐ低賃金の層

    ・共通語になるのは、英語です。
    ・重要なのは業界や市場の情報をいち早く入手することです。でも、日本市場はどんどん小さくなっているので、翻訳される情報が少なくなったり、古くなったりしています。
    ・なので、今後の日本で生き延びたいとおもったら、最低限英語で原書や原文を読むスキルは必須です。

    ・日本でしか取れない資格というのは、海外の仕事には役に立たないと捉えられている

    ・日本のよさ:中国では日本人というのは、非常にきまじめで、嘘をつかないので取引がやりやすいということで有名です。

    ・停滞している日本に足りないのは、「やってみよう」「失敗してもいいから試してみよう」と思う挑戦心と思い切りのよさがある人々です

    ・今後有望なのは、IT×製造業。情報通信技術と製造業のハイブリットが伸びていきます。

    ・格差が広がると犯罪が増える⇒性善説に沿っていてはだめです。自分のことは自分で守るという意識を持たなければなりません。

    目次

    はじめに

    第1章 「ニッポンの安さ」を日本人は何も知らない
    第2章 転落しているのは「日本」だけ!
    第3章 日本が売られる5秒前
    第4章 なぜ、「安い国」になってしまったのか?
    第5章 「貧乏国」で幸せをつかむヒント

    おわりに

    ISBN:9784838775194
    出版社:マガジンハウス
    判型:新書
    ページ数:208ページ
    定価:1000円(本体)
    発売日:2023年07月27日 第1刷発行
    発売日:2023年09月15日 第3刷発行

    0
    2023年09月29日

    Posted by ブクログ

    現代日本がデフレ不景気の影響下で、相対的に海外と比べて貧乏になっていることを書いた一冊。

    海外(特にイギリス)との比較が参考になった。

    0
    2026年03月21日

    Posted by ブクログ

    今回も中々面白い。日本ってこんなに安いんだー。若い時は日本の物価って高かったよな。嬉しいような悲しいような。でも夫は怒ってたね。作者に。このイギリスかぶれがーって。

    0
    2024年05月15日

    Posted by ブクログ

    日本人て、安くていいモノをたくさん知ってるしたくさんそれらが日本にあるから良しとしていることや、日本人がお買い得とかコスパがいいものが好きな風潮はもうやめた方がいいのかもしれないと思います。日本が激安なのは海外にいるとよく分かるし、外国人に色々なものが奪われて、そのうち老人と覇気の無い不健全な日本人だけが残ってしまうんじゃないか…と思わざるを得ないですが全日本人が読むべきでないかと思って星4つにしました。

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    戦争で上の世代の優秀なひとがかなり死んでしまって、残された若い人たちにチャンスがあり、ちょっと気が利いた人たちが作った絵がうまくいった。才能がなくても、それに従って馬車馬の如く働いてればよかった。それが働くと言うことであった。

    価値観は変わり、価値を見出せないものは格差が開くばかりになってしまった。

    資格や教育はグローバルレベルで考える。
    TOEICの点数等は海外では重視されません。学歴に関しても同様で相当教育熱心な親でも日本国内の大学しか見ていないのです。あの大学の偏差値はいくつだとか日本国内でしか通用しないことばかりを話しています。

    今やそんな先進国は日本だけです。

    みんながやっているからといって、特に付加価値がつかないような習い事をやったり、思考力を養わないことをやったりしています。無駄な投資をしないためにはまず他の国の実態を知り、食べていくのに必要な機能はなにか、考え方が身に付きそうな課外活動は一体何なのかを、考えるべきでしょう。ショッピングモールに入ってるのが遊び半分の英語教室にお金をはらうことに本当に意味があるかどうか立ち止まって考えてみましょう。

    特に中国は日本人と言うものは非常に生真面目で嘘をつかないので取引がやりやすいということで有名です。彼らは日本人と取引する際、相手が日本人なので安心して買うことができると考えているのです。それが爆買いの理由です。彼らは母国の人々信用できない日本人から買うのです。別にこれは中国人だけではありません。

    その誠実さに機会があるかも

    0
    2024年03月08日

    Posted by ブクログ

    著者の配偶者の「給料が安いので、これは本当に先進国のデータなのかと信用できない」という指摘について、上げたとしても恩恵に預かる層は限定的かも知れ無いと考えた。子育て世代(若い層)には手厚くなっても、費用が器世代はここでも取りこぼされるのではないか。
    「物価の安い国」という指摘にも、安ければいい、コスパ(できるだけやすく)みたいな価値観が浸透していることも大きいと感じた。物に対するバックグラウンドや作成者へのリスペクトが薄れていってるのではないか?(洋服とか)
    「日本人の働き方がいかに固定化していて柔軟生がないか」という指摘について、都市部にネームバリューのある大学や会社があるので動けないのではないか。個人的には免許更新返納で車を持てなくなるであろう高齢者とかが都市部に住むほうが合理的とも思う。教育について地方にもっとエリート校を置くべきではないか。
    「主要先進国が非常に堅調な成長を遂げる中で、成長率の低さがきわだっているのがイタリアと日本」とあるが、日本も右傾化した種脳陣がふえそうだなぁと感じた。
    第三章の「日本が売られる5秒前」では
    不動産問題について触れられていたが、ここは学びが多く有り。人口に対する不動産の供給過多には疑問もあったがやはり海外の需要に対するアンサーだったのかと思うと課題は山積みではないかと思う。国境知覚の島嶼部を買った中国人などこれを既成事実化して台湾有事以外にも日本侵略?も視野に入ってきてしまうのではないか。
    「日本に安全保障上の危機が及ぶ可能性があっても、外国人が自由に土地を売買することを許しましょう」という問題提起の指摘については著者に共感するところが大きい。
    自由な土地売買で外貨を得られたとしても、自然の景観を壊したり、モラル低下をよばないだろうか。ここはしっかり法整備をして欲しい。(空き家の爆買いなど。北海道では森林が特に買収されているとある。森林や水源などは日本の資源ではないのか。ここに手を入れられるのはよくないのではないか。)
    次に医療の分野についても
    「日本で医師免許を取得するには、超高偏差値の医学部を出る必要があるため、医師の質も全国的に高いです」
    医療保険の加入要件の緩さと合間って、海外からの需要が高いのであれば付加価値をつけ、活用したほうがよいのではないか。医療機関近くの高級ホテルなどとコラボして、タクシー送迎などをつけてもいいのではないか。それかサービスを安売りする必要はなく、払える人間からは取り労働対価を得てもよいと考える。
    「生産性」について言われつつも、なかなか変わることができない日本に対する指摘もよい。市役所などもペーパレスが進んでないが極力、スマホなどを活用、高齢者に向けてのサポートも含め検討すべき課題と思われる。
    日本人停滞の一因として「何か新しいことをやって失敗したら評価が下がるから、前任者と同じ事をやろう。そうすれば、前になりこのやり方を考えた上司のメンツをつぶすこともないし、安全に会社員生活を過ごせる」と考える人間が多いことを指摘。ここに加え、一部の地域大企業等波学閥などを含めた足の引っ張り合いもあり、人が育たない環境を生み出していることもあると思う。
    若手の収入増と並行して氷河期世代についてもフォローか必要と思われる。そうでないと貧困老人の増加、社会保障費の増加、格差社会からくる犯罪の増加も考えられると重った。
    また著者が考える給料が上がらない一因として「日本企業のアウトプットが増えてない」点を指摘しており、逆に「たくさん予算を使う、たくさん材料をつかう、長い時間働く、沢山の人が働く」インプットのおおさを上げている。
    核仁が時分の仕事は大変と見せるために時間をかけたり、シンプルに表現すべき事を複雑にしている。
    「商品種類の多さ」についても(日本は文房具も本も食品も各企業がすさまじい種類を提供し、多様な製品も販売することで消費者を満足させる前略をとっている。しかし、その分、高コストで利益率が低くなり、疲弊している」という分析もよかった。
    失敗を恐れないと標榜しつつも、どこかに責任の所在を求める風土ではまだまだ欧米に比して、中国やインドと肩を並べるのは難しいだろう。(実は欧州の会社も、高い付加価値を生み出す組織ほど、このようなオープンな働き方がどんどん主流になってきている。上司がよほど、器が大きくないと難しいと思われる。
    (日本)政府は日本の労働集約的な仕事のやり方を根本から改善することなしに、とりあえず激安で働いてくれる足軽農民を外国人でもいいからどんどん入れてなんとかしようという非常に短絡的な考え方という指摘も共感。質を維持しようと思うのであれば広く、国内の非正規雇用者などに門戸を解放、給料を上げるべきと思った。外国人に門戸を開くことは悪いことばかりではないが、自国民を貧困化しないようバランスは採るべきではないか。
    また、世代に関係なく英語力を身につけていかなきと厳しいと思った。大学選びにせよ、今後身につけるべき技能や知識というものも、日本国内だけで評価差れるものではなく、海外の先進国を入れて考えるべき。「どんなものに需要があるかは普段から外国の人と接触したり実際に行ってみて自分の手足と目を使って調べたりするのが重要」という視点も改めて、正しくかつ日本に欠けた視点への提言と思った。

    0
    2024年01月02日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  「ニッポン」の安さを日本人は知らない
    第2章  転落しているのは「日本」だけ!
    第3章  日本が売られる5秒前
    第4章  なぜ「安い国」になってしまったのか?
    第5章  「貧乏国」で幸せをつかむヒント

    <内容>
    まあ、わかっていたが、データで示されるとそれなりにショックである。国として対応が30年間できていなかったツケであるが、第5章に書かれているように、「日本の価値」を若者が早く見いだし、国外からでいいので(国内からよりも有効な可能性がある)、日本を変えていってもらいたい。ただし、物価だけ上がるのは勘弁である!

    0
    2023年08月26日

    Posted by ブクログ

    海外から見た日本について。20年近く物が安くて当然な社会に慣れていたが、実はそれが故に日本が停滞しているという警戒を促している内容だった。とても危機感を募らせるものである。

    0
    2023年08月16日

激安ニッポン(マガジンハウス新書) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

谷本真由美 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す