あらすじ
新聞・TVではわからない「世界の真実」に迫る――
12万部突破の大人気シリーズ、待望の第2弾。
政治/格差/国民性/教育/日本称賛の事実など、世界を見る目が“ガラッ”と変わる!
元国連専門機関職員の著者が、日本のマスコミが報道しない「世界のニュース」を紹介します。
<見出し例>
・日本の良さを伝えない不思議なメディア
・欧州で相次ぐ東アジア人差別
・貧困層に容赦しないアメリカ人
・世界一幸福なフィンランド、でも教育レベルはヤバい
・「欧米の学校は自由」という妄想
・中国ゲームが世界市場で失敗した理由とは
・「子ども部屋おじさん」は世界の最先端!?
・誘拐が多発する先進国
・よくいえば個人主義、悪くいえばワガママ
――など。
世界で扱われている衝撃のニュースに驚きつつ、新時代を生き抜く知識・教養が得られる本です。
【著者プロフィール】
谷本真由美 (たにもと まゆみ)
著述家。元国連職員。
1975年、神奈川県生まれ。
シラキュース大学大学院にて 国際関係論および情報管理学修士を取得。
ITベンチャー、コンサルティングファーム、 国連専門機関、外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。
日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験がある。
ツイッター上では、「May_Roma」(めいろま)として舌鋒鋭いツイートで好評を博する。
著書に、『キャリアポルノは人生の無駄だ』(朝日新聞出版)、『日本人の働き方の9割がヤバい件について』(PHP研究所)、『日本が世界一「貧しい」国である件について』(祥伝社)、『不寛容社会』(小社刊)など多数。
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Posted by ブクログ
世界でどんなことが起きているのか、仮にそれを知る必要はないとしても、世界ではどんな暮らし、報道がされているか、それを知ることは自分の環境を鑑みるうえでとても大切。そんな当たり前のことに気づかせてくれた1冊。前編や続編も読んでみたい。
Posted by ブクログ
新型コロナウイルスなど、最近の話題が多く興味深かった。
日本のメディアは世界の表部分(いいところ)をやたら取り上げ、裏部分(実状)をほとんど放映しない。そのため、日本人は世界の本当の実状を知ることができない。ある意味情報を操作されていると思う。
前作では日本の良くない点(改善点)が多かったが、今回は世界と比較して日本の良い点が多く取り上げられていたように感じる。
Posted by ブクログ
今回は日本のことを褒める内容になっている。コロナがまだ猛威をふるっていた2020年に書かれた本であり、海外と日本の国民性や行動様式の違いから、なぜ日本では死者が少なくなっているのかを説く。不必要に日本を貶めて海外を礼賛する勢力には手厳しい。やや海外をディスりすぎな気もするのでバランス感覚を欠いているという見方もあるかもしれない。海外に幻想を抱く人たちに現実を見せる本。
Posted by ブクログ
第一弾程のインパクトは感じられなかったが、実体験に基づいた世界各国と日本の比較がやはり新鮮で面白かった。格差や治安において日本人に生まれた事に感謝したい。コロナ対策で日本政府は後手に回ったが、国民が節度ある行動をとって被害が少なかった事は日本人もまんざらじゃないと感じた。
Posted by ブクログ
同書の1よりそうなんだと納得した点が多くありました。表紙にもある「誘拐多発の先進国、世界は自己中だらけ、広がる外国人差別、各国のヤバすぎるコロナ対応」等漏れ聞こえてきた情報でしたが、やはりそうなんだと頷きながら読み進みました。
外国の遅れた点ばかりを流すニュースであればこれも問題と思いますが、外国の方がとにかく進んでいるとのニュースも一方の遅れた点も合わせて報道するバランスが欲しいと思いますが、自分から情報の真偽を掴むための各種情報ソースの紹介が末尾にあり、ひとつでもトライしたいと思います。
ただ、本書は、日本礼讃の度が少し過ぎていると思います。
Posted by ブクログ
新型コロナウィルスによる世界的パンデミックで改めて明らかになった欧米諸国の問題と、日本の意外な強さと民度の高さが興味深かった。それには、日本の教育の質の良さ、衛生観念の高さが多いに関係することが分かる。
ずっと日本にいると見えない欧米諸国の問題と、気がつかない自国の強さと良さに目を向ける良い機会になった。
英国王室をめぐるすったもんだと、それに対する現地の人々の対応が興味深かった。日本にも皇室があるが、それとはまた違う王族のあり方や振る舞い、人々の関心と反応はかなり違っている。
Posted by ブクログ
1もかなりおもしろかったので、続編も買いました。
こちらも、日本のメディアは日本の良さを正しく伝えず、海外(主にヨーロッパやアメリカ)の一面的な良い部分だけを報道して日本と比較し、政府の対応などを批判するが、西欧や米国の実態はこんなもんですよ、日本の方が、日本の文化・習慣の方がよっぽど素晴らしいじゃないですか、ということがわかりやすく書いてあります。特にコロナ対応とかです。
日本人は公共の福祉を重んじ、慎ましく、人に迷惑をかけない行動をとろうとする。そのおかげで、公共の場所ではマスクをきちんとつけるし、ワガママを言わない。日本の学校は規則が厳しすぎ、西欧や米国は自由、みたいな幻想があるが、日本以外の先進国では学校は安全な場所ではなく、登下校は親がつき添わなければ危険だし、学校で武器の取引が行われていたりする。子どもを安全に学校に通わせたければ、超高級住宅街に住み、学費の高い私立の学校に行かせなければならず、日本のように押しなべて同じレヴェルの学習の機会が全国の子どもたちに保障されている国はまれである。(学校教育に携わっている私にとって、これは誇らしい情報である)。
子どもたちは決まった時間に、子供同士で楽しそうにおしゃべりしたり、道草をくったりしながらワイワイと学校に行き、それを地域で見守っている。平和。
その他、イギリス王室の実態や、日本人が表面的にしか知らずになんとなく憧れを持つ西欧の文化などを「実はこんなもんですよ」的な感じで面白おかしく書いてあり(ちょっと極端かな?と思うところもあるけど)、興味深かったです。ディズニー映画とかがもてはやされたりするけど、実は世界中でポケモン最強な実態とか。
うちの子もポケモン大好き。ポケモン図鑑片手にどんどん知識を増やしていくので、脳みその容量を近い将来の受験勉強のために残しておいてほしい、と真剣に心配になってしまう私です(笑)。
Posted by ブクログ
この本を読むと「日本って本当にいい国❕」と思いました。
海外と比較して、日本の良いところを列挙して説明してあり、日本人としては嬉しいですが、「んー、本当かなー」とも思ってしまいました(笑)
ぜひぜひ読んでみて下さい。
Posted by ブクログ
日本脱出がちらほら聞こえてくる昨今ではあるが、他の国と比べてもかなり日本は恵まれていて充実しているのだと、本の著者独自の視点や偏見を考慮したとしても思わざるを得ないなと感じた
Posted by ブクログ
アメリカ、イギリス、イタリアに住み、出張や旅行で約40カ国渡航経験のある著者。日本に比べ他国はこんなに良い、進んでいると報じるメディアをバッサリ切る。物には見る角度によって印象が異なるので、全てを鵜呑みにはできないが、こういう面もあるんだと興味深く読んだ。日本の貧富の差の広がりが言われて久しいが、海外のそれに比べるとレベルが違う。底辺の人々は元から切り捨てられている国もあり、教育格差など日本と比べ物にならない。日本人の幸福度が低いという統計があるが、日本ほど安心安全で暮らしやすい国はないだろう。
Posted by ブクログ
日本人が持ってる外国人にもつ良いイメージを一つ一つ否定して、イメージと実際の対比を紹介してくれます。
コロナ対策の取り組み、教育、国民性などを各章で取り上げるので、意外な世界の対応に驚くことも多いと思います
内容は面白いのですが、「自己チュー」や「ガチのヤンキー」などの表現があるので読んでて気になったので星3にしました
『日本のメディアがいかに世界のニュースを伝えておらず、日本人はいかに海外のことを知らないか』
Posted by ブクログ
著者は、イギリス、アメリカ、イタリアなどで就労経験があり、現在はロンドン在住の谷本真由美さん。
日本よりも欧州各国のニュースがメディアから多く得られているのでしょう。
日本では報じられない欧州(特にイギリス)のひどい点がたくさん書かれています。
イギリス人は自己チューで他人の言うことは聞かない。
食事の前に手など洗わないし、自宅の床が汚くても平気だし、衛生管理にはかなり無頓着である。
王室だって日本の皇室と違い、超大富豪の庶民に過ぎない。実際に勝手なことばかりしている。
イギリス人の大半はガチで本物のヤンキーだ。
男の会話の90%はサッカーの話題、女は性に関する話が盛んで不倫をしている人も多い。
最近は違法薬物が急速に広がっているし、イギリス人の65%は肥満だ。
スウェーデンは治安が悪く、レイプ大国である。
暴力が蔓延していて、学校でも授業態度が悪く、先生がコントロールできない。
イギリスから見ると「日本は素晴らしい国」だ。
経済的に豊かで、安全で、清潔で、自由で、暮らしやすい国らしい。
上で述べたような、自己チューで、不衛生で、ヤンキーが多く…… と言うことは日本には当てはまらないから。
最近、「日本は、それほどでもないのでは?」「日本は、やばいんじゃないの?」という意見の人が増えてきている。
日本は最近下り坂で、世界の流れについていけてない。
上から目線で見下していた世界の国々が発展しているのに日本は停滞している。
「実際はどうなの?」
谷本真由美さんは、日本は素晴らしくてイギリスはダメだと言っているのではない。
間違ったバイアスをかけないで、良し悪しをもっと客観的に見る努力をしないといけないと思う。
Posted by ブクログ
世界のニュースを日本にいたら立つことのできない視点から学べる本だった。特に日本のコロナ対策は世界で見ると成功している点や、日本は社会的階層から抜け出せるチャンスが多い国であるという話しが印象に残った。
Posted by ブクログ
2020年に出版されたシリーズ第二弾。時期的にはコロナウイルスが発生し始めた頃。
マスク着用には科学的根拠がないという説もあるようですが、飛沫感染なので効果が無い訳がない。実際、流行初期には日本の感染死亡者は海外に比べて一桁少ない結果でした。もちろん、マスク着用のみならず、日本人特有の集団主義で従順で潔癖性が高く、他人に配慮できるという誇るべき文化的資産を持っていることも幸いでした。反対に欧米人はトイレ後に手を洗う習慣がないことも世界的にバレてしまいました。
本書によると有益で信頼性の高いコロナ情報収集方法については、
・コロナで不当な利益を得ていないか
・公益性があるか
・専門性があるか
・政治的に中立か
・データの裏付けがあるか
などを吟味する。
そして発生から4年後の現在、ワクチン自体の安全性が世界で問題視され始めました。昨日まで元気だった人がワクチン接種で突然死などワクチンとの因果関係が疑われるケースが頻発。厚労省はまずはこうした疑惑を解消する努力をすべきですが、未だにワクチン接種を強行。果たして、1980年代に起こった血友病患者への非加熱製剤による薬害エイズ事件の二の舞を踏襲するのか、万が一問題が発覚した場合、厚労省や担当大臣、謝礼を貰ってワクチン接種を広報推進した連中は一体どう責任を取るつもりなんでしょう。
《日本でオンライン教育が進まない理由》
わざわざオンラインラーニングシステムを利用しなくても良質な教材や進研ゼミやZ会などが豊富にあるため。
《誘拐が多発する先進国》
日本の様に小学生や幼稚園児が外で自由に遊べるほど治安のいい国はない。まして、一人でお使いなんてありえない。
《エリザベス女王こそがジョンブル魂の象徴》
1980年以前に作られたイギリスの工業製品が、あまりにも高スペックだったため、壊れないので商売にならなかった様に、損得抜きに精神性と誇りを保つ象徴がエリザベス女王。ハリー王子とメーガン妃夫妻の皇室離脱、アンドリュー王子の幼女虐待疑惑など頭痛の種満載。そして96歳、2022年9月8日死去。
《デブ中のデブ》
BMI30以上の高度肥満率、欧州53か国でダントツなのが英国(人口の28%)、米国は(38%)で世界一。
他にもIKEA創業者イングヴァル・カンプラード氏の負の実像、スウェーデンのレイプ大国振り、世界一幸福な国フィンランドの低教育レベルの実態などの情報も。
《世界に誇る日本のコンテンツビジネス》
コンテンツ収益は、1位ポケモン、2位ハローキティ、3位くまのプーさん、4位ミッキーマウス、5位スターウォーズ、6位アンパンマン、7位アナ雪、8位スーパーマリオ、9位週刊少年ジャンプ、10位ハリーポッター。(2020年調査)
《中国企業の締め出し》
セキュリティ問題がクローズアップされて米国やインドは中国製アプリやゲームを禁止。しかし、日本では…
外国企業からの献金は禁止されているのに、未だ中国人によるパーティ券購入を禁止しない自民党、既に媚中を隠そうともしなくなった岸田売国政権の面目躍如です。
Posted by ブクログ
フィンランドのような北欧が幸福度もあり学力も高いのだろうと思っていたけど、実際はそうでもないと知って驚いた。OECDのような指標をつくるところに依存するんだな。最先端の技術は、移り変わりが激しく、学校のカリキュラムが追いつかないというのは納得した。学校ばかり探しても、学び先が見つからないこともあるのだろうな。アプレンティスシップのような、仕組みが社内にも欲しいな。社内公募も必須要件があるから、未経験者は入り込めない職能もある。アメリカのテック企業にはリファラル採用が多く、多様性が低いというのも意外だと思った(アジア系はまあまあいる)。アメリカといえば多様性というイメージがある、
Posted by ブクログ
この本も他のメディアと同様、個人的な主観であることは忘れてはいけない
1もそうだったけど、日本人を煽りながら日本人で良かったと思わせる内容ではあった
Posted by ブクログ
著者の視点からみたイギリスやアメリカのコロナ対応を、国民性の観点からバッサリ。日本で政府のコロナ対応に批判的な報道がなされていたことに対する疑問を死者数の比較により行っている。
イギリスやアメリカの国民性の批判は、ここまで言っちゃっていいのかなと思うが。
世界のニュースというよりは、世界の人の国民性や視点という感じかな。
知的な雑談を聞いてるという感覚でサクサク読めるのはよかった。あくまで主観という割り切りで読むと良いと思う。
Posted by ブクログ
元上司からイギリスネタとして読んでみ、て言われて借りたら随分偏った考えするこの著者は何者か、と思ったらいつもTwitterを騒がせてる彼女の本だった。
本気でこう思ってるのか、注目を浴びるためにやってるのか謎
Posted by ブクログ
日本って本当にいい国なんだなぁと改めて思いました。ずっと日本にしか居ないからわからないし、聞くチャンスもないからね。
もっと日本を好きにならないと!
Posted by ブクログ
やや主観入りすぎでは?てかこの著者は何者なんだ?となる部分も多かったが、まぁ海外の方が何でも優れてる!みたいな思想はたしかになんとなく蔓延ってるよなぁと思うし、ある意味日本のよさも客観的に観れるようにならないとと思わせる本でもあった。
Posted by ブクログ
これまでの諸外国への印象がまったく変わる。これがすべて本当なのか?多角的に物事を見る・疑う・調べる。そして、自分で咀嚼して納得する。これが一番だね。
Posted by ブクログ
前作に続いて読みました。
前作より、知らないニュースというよりかは日本人と海外での考え方のギャップ、しかもかなりスラングな部分や実生活をしていての経験則に基づく内容が多い印象でした。
しかし、国民性に関する内容に関しては新たな知識を得ることができて良かったです。
Posted by ブクログ
日本だって東京と北海道や沖縄などを同じ環境として扱わないのに、海外になると平気で国単位で扱い出す。上を見れば上がいて、下を見れば下もいる。もう自分で見たもの以外は信じなくていいのではないだろうかと思えてくる。この本も含めて。
他所を羨む前に自分のところを正確に評価する必要があるが、どう情報を揃えていいのかわからない、みたいなところが問題の根幹なのかな、と思った次第。