【感想・ネタバレ】みにろま君とサバイバル 世界の子どもと教育の実態を日本人は何も知らないのレビュー

あらすじ

これからの時代、絶対知っておくべき、世界では常識、日本では非常識なトピックが満載! 英国在住の日本人有名ツイッタラー「めいろま」こと谷本真由美氏による、息子みにろま君(愛称)が生まれて初めてわかった、海外と日本とでは驚くほど異なる教育事情、子育て環境の赤裸々レポート。コロナでわかった真の国力と教育の重み、新興国の富豪の過酷な教育方針はなぜか、多国籍な言語環境に放っておけば、マルチリンガルなグローバルエリートに育つわけではないなど、日本で暮らす日本人の親子が全然知らない本当の情報がわかります。ベストセラーシリーズ『世界のニュースを日本人は何も知らない』の、子育て版!

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Posted by ブクログ

みにろま君、年長児の段階でApple TVから検索して世界中のニュースを見るのがお気に入りって、賢いなぁ…すごいなぁ…!?

著者のように海外歴の長い人間って、どういう親子関係なんだろうとずっと気になっていたけれどそもそも父親が海外志向で英語を学んで海外で働けと勧めていたと読み納得。それなら親への罪悪感なく海外で暮らせるなぁ。

また私も著者のイメージが数年前と違うとなんとなく感じていたら、第1章で「私は子供を持ってからTwitterでの発言が180度変わったので、中身の人が入れ替わったんじゃないかと言われることが多い」と書かれてて笑った。

公園で子供と遊ばずずっとスマホ見てる親を不信の目で見てたけど、海外(イギリスや欧州?)ではそれが普通と読んでそれもびっくり。
こちらは決して童心に帰ってる訳ではなく、親も一緒に遊ぶ方が子供のためになると信じて公園で鬼ごっこやってるのよね…。

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2023年10月04日

Posted by ブクログ

問題が山積してるといっても、日本の教育、保育は恵まれてるんだな‥ということが分かった。
子どもをグローバル人材に育てるにはという指南がとても参考になった。

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2021年09月23日

Posted by ブクログ

日本と世界特に欧米との子育ての違いに関して、興味深い内容がたくさんあり。特に、イギリスとの教育方針に、関しての説明は、面白かった。

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2024年02月08日

Posted by ブクログ

日本の教育制度は諸外国と比較して平等ではあるが、最近はそうでもなくなってきている。国内トップの大学に進学するには、親の財力が必要になってしまっているが、その割には世界に通用しない無駄な学歴なのだそう。
どうする?日本人。

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2024年01月22日

Posted by ブクログ

日本の都市部でどんどん難化する中学受験とそれに挑む受験熱の激化の一方で、他国、著書の場合、イギリスの上澄の教育事情を知ると、優秀であるとされる人材に求められる条件が日本とは全く異なる事に驚く。日本はこれでいいのだろうか?と思い直すきっかけとして、興味深かった。日本ではまだ、偏差値を極めれば優秀という考えが根強いが、イギリスのような国では、優秀な人材はリーダーとなり事業を回していく人物であるから、そのために自身の言葉とロジックで論理を展開し人を説得し動かせる人物でなければならないのだそうだ。日本のような知識詰め込み型、算数の反復練習のような教育にも、国民全体の学力レベルを一定以上に保てるなど利点はあると思う。しかし、東大理三レベルの優秀な頭脳が過度な試験対策に時間を費やし、イギリスのような、国のリーダーを育てるためのアウトプット型の教育を受けることができてないのであれば国にとって損失ではないかと思う。

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2023年07月08日

Posted by ブクログ

この著者の本は今までに2冊半読んだ事がありますが、本書が一番読みやすく、内容が入ってきました。子育てに絡む身近でリアリティのある話だったからでしょう。
個人的には特に後半が興味深く、欧米への幻想を払拭してくれる内容で読み応えがありました。
気になる点を挙げれば、英国在住の著者が大陸欧州やアメリカ、あるいは最近の日本などの実情をどのように把握しているの?という所でした。
参考文献などを示すこともなく、情報源は仕事や生活で接する人達からの直接的な伝聞なのか、新聞、テレビ等の従来メディアなのか、ネットなのか。。。
その辺が知りたいです。

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2022年10月01日

Posted by ブクログ

もらいました。

①教科書を丸暗記したり、年表をそのまま覚えたりするような作業をしませんから、知識の総量というものが増えません。p196
アウトプット重視っていうのは、要するに賢い子だけに向いてるってこと。頭が空っぽでもアウトプットはそれなりにできるけれど、頭の中はどれだけやってもからっぽなわけで。

②他人を従わせて物事を達成できる、強い性格を持った人が「有能な人」です。p232
海外の子は協力し合わない。このことは、子どもにも早くから知らせておくべき。
なるほどね。
強靭な肉体
高い知性
カリスマ性
従順なだけではだめ。

③利息とは何か、複利とは何か、投機と投資の違い、原資とは何か、家を買ったら修理費や維持費に大変な費用がかかることや、投資財と消費財の違いといった、お金のごく基本的なことを、毎日のように繰り返して教えるべきでしょう。p251
自分もわからない言葉があるよ。一緒に学ぶつもりで。簡単なお金の本でも買おうかね、親子で一緒に読めるやつ。

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2021年12月24日

Posted by ブクログ

海外での子育て目線の話は初見のものばかりで、ただの体験談ではなく学術的な目線で見ている著者だからこその分析があり、面白かった。国際的に通用する子供を育てたいと思う親御さんは必読ではないかと思う。

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2025年09月08日

Posted by ブクログ

Xでよく炎上しているめいろまさんの著書。
海外生活が長いことから、日本サゲ、外国アゲの風潮に反対し、海外(社会階層が上のコミュニティだけでなく、全体を見たとき)特にイギリスの社会の実態をレポートしている

治安、清潔さ、医療制度、食の安全、礼節
こういった面に関しては、
やはり日本の右に出る国はないようだ

コロナ禍の時も、日本人のマスク率の高さや手洗いうがい、ソーシャルディスタンスなど、公衆衛生教育が徹底しているからこそ可能だった
他人種への差別、暴力も、日本では起こらない

その一方で、日本人(帰国子女ではない純ジャパ)が海外で活躍するということがいかにハードルが高いか、突きつけられたように思った


教育に関しても、格差をなくし、底辺を底上げすることで、一定の社会秩序や治安が保たれるという意味があるならば、公立小のつまらない授業も、能力別クラス分けや飛び級などができない(家庭教育や塾で差がつく)現状ではあるが、ある程度社会維持に貢献していると考えることができる。

自国中心主義の歴史史観やアウトプット重視の教育の弊害(格差拡大、インプットの乏しさ)も興味深く読んだ。

少年ギャングみたいな子どもたちが当たり前に存在したり、ドラッグやお酒が身近な国で子育てしたくはないもんなぁ、、
社会的階層が上のコミュニティにいればそことは全く混ざることはないのだろうか
思春期になればSNSや『隣の町/学校のあそこに遊びに行きたい』とかで容易に子どもなら誘惑されてしまったり、片足突っ込んでしまったりしないだろうか
帰国子女の子に聞いてみたい。

親と子の分離の早さについても、赤ちゃんの頃から子供部屋で一人で寝かせたり、早めに実家を追い出したりする風潮は、子どもを産む前(自分が子どもだった頃)はいいなぁと思っていたが、
自分が親になってからは、全然よくないなと思うようになった。安全面でも、情緒の面でも。

子どもへの手のかけ方、愛情表現なども、もちろん家庭によって千差万別ではあると思うが(そして日本のいわゆるこどおじ、こどおばのような永遠に独立しない人間もいかがなものかと思うが)
海外の希薄さには違和感がある。


海外は本当に親切だったりフレンドリーな人もいれば、道端でホームレスにしつこく物乞いされたこともあったし、頭のおかしな人のおかしさが尋常でないし、泥棒やスリの危険も大きいし、銃もヤク中も普通に存在するし、社会階層の落差が激しすぎて、なんというか短期留学的な経験はしておいたほうがいいが永住や何年も住むのは大変だろうなという気持ち
駐在員の友人は何度も体調崩してたし(香港、シンガポール)


国際人になるには…
自己肯定感!自分が世界で一番、と考える
人生は戦闘、社会の厳しさ辛さを知る
世の中には差別や暴力、汚職、過労死など酷い出来事や厳しい面、理不尽な仕打ちも存在する事を知っておき、被害に遭わないようにする

海外では謙遜は不要
リーダーシップ>協調性
他人を説得する言い方やロジックを訓練
人種差別や人脈、コネが日本の比ではない

世界の歴史観は国ごとに全く異なる
歴史の授業も習う内容、視点が全く違う
自国の文化や歴史は教養として身につけておくべき

情操教育は重要(詩、演劇、音楽、絵画、野外活動など。Artは人生を豊かにする)

日本人の均一さは特異(他人とは理解し合えないのが前提)

柔軟な職業観を持つ パラレルキャリア

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2024年07月18日

Posted by ブクログ

海外、特に英語圏の生活習慣、子育て環境が日本に比べてかなり酷いことはよく分かった。欧米や中国は常に戦闘状態なのであり、日本人とは哲学が違うことも分かった。これらを総合すると、隅々まで行き届いた日本のシステムは素晴らしいが、あくまでこれは日本が特殊なのであり、外国も同じだと思ってはいけないし、残念ながら世界のマジョリティはあちら側なので、そこに対する正しい理解を持ち、そういう環境でも臆することなくやっていける力をつけるべし、ということだな。
海外の手法をやたらと称賛する必要がないことを具体的に示してくれたのはありがたいが、そんな環境で自己肯定感だけやたら強い人間がリーダーシップだけで上に立てば上手くいくはずはない。

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2024年01月30日

Posted by ブクログ

著書のとおり体験しないとわからないことがたくさんあります。
ステレオタイプの情報だけでなく、自ら情報をとりに行くべきで、評論的な意見に惑わされないようにしましょう!

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2023年01月01日

Posted by ブクログ

なかなか面白かった。
初め作者さんの偏見がかなり強い気がして読み進めるのがきつかったが、(海外でバックパッカーしてどうして価値観が広がらないのか?それは子供を産んでみないと全く気がつけないことなのか?とか)最終的には読んでよかったと思える本だった。
とってもエリートな方なんでしょう。

人を納得させるためには言い切り口調も大切だとは思うけれど、そこまでこちらが乗り切れていないのに言い切られてしまうと、そのデータ本当にあっているのか?と感じてしまう点は何個かあった。

国際人に育てるには、といった章は、独自の視点で見た考え方があってとても興味深かった。

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2022年03月17日

Posted by ブクログ

202202 だいたい他の著書でも言っていることを子育て用に仕立て直した感じ。みにろま君はだいぶませている。

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2022年02月19日

Posted by ブクログ

ハックショイ!
そこに たまたまNYから一時帰国していた
「海外出羽守」がいて
彼女 曰く
ー あれっ みなさん
  そのあとに なにか言わなきゃ
  God bless you って つけなきゃ

という 話を知人から聞いたばかりです

いるんだよねー
少ちょっと滞在していた輩に
こんな奴が

際に 性根を入れて海外(日本以外の国)に
暮らしたことのある人は
間違っても 恥ずかしくて
そんなことは 絶対に言わない

このような 話がてんこ盛りに
書き綴られた一冊です

書き慣れておられることも
あり
次から次へと
ーそんなことは あり得ない
の オンパレード が
実に心地よく 読ませてもらえます

「日本人は何も知らない」
をキーワードにして
さすが 海外での就労経験、放浪経験での実話を
もとに おもしろおかしく読ませてもらえました。

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2021年11月22日

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