あらすじ
元・国連専門機関職員の著者が忖度なしで書く、50万部突破の大人気シリーズ 第6弾――
「世界はそんなことになってたのか!」
日本のメディアが報道しない驚きのニュース満載
(内容紹介[一部])
●インバウンドの外国人を日本人にたとえると
●中国のZ世代はネトウヨ愛国主義
●ロシア、SNSで募集した闇バイトに工作活動を依頼
●歴史教科書を書き換えるインド政府
●日本よりひどい? 海外のサイバー攻撃の数々
●ブルボン王朝の末裔が王政復古を企む
●ロシアの「その後」はどうなっているか?
●日本ではいっさい報じられないスパイたちの暗躍
●「国営放送には自分の声がない」と歌うザンビアのラッパー
●イギリスの乱交好き既婚女性刑務官の大失態
●インド映画界のセクハラスキャンダル
●中国がアフリカに融資した金はどうなったか?
●中国の反日教育の弊害
●日本のバブル期を彷彿させる中国のCM
●いつ攻撃されてもおかしくない日本人
●岡本太郎も見抜いていたフランスの本質
●悪魔崇拝から「とにかく明るい安村」さんのパクリまで
●低年齢の強制結婚、近親婚に怒る先進国の人々
●過激派に学ぶ、AI活用の仕方
●パリオリンピック騒動から学ぶフランスの戦略
●弥助騒動とトンデモな歴史修正主義
●学術論文や文章を評価する方法
●テレビに出ている学者を評価する方法
●AⅠを使って仕事を効率化したり、発信する方法
●『ゴジラ-1.0』は、世界でなぜ高く評価されたのか
●抖音に支配される世界の高級ブランド
●欧州で躍進する「極右」
●グローバルジャイアン主義は世界の戦略
――など
世界を見る目が“ガラッ”と変わる!
衝撃の体験をあなたに。
【著者プロフィール】
谷本真由美(たにもと・まゆみ)
著述家。元国連職員。
1975年、神奈川県生まれ。
シラキュース大学大学院にて国際関係論および情報管理学修士を取得。
ITベンチャー、コンサルティングファーム、 国連専門機関、外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。
日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験がある。
ツイッター上では、「May_Roma」(めいろま)として舌鋒鋭いツイートで好評を博する。
趣味はハードロック/ヘビーメタル鑑賞、漫画、料理。
著書に、『キャリアポルノは人生の無駄だ』(朝日新聞出版)、『日本人の働き方の9割がヤバい件について』(PHP研究所)、『不寛容社会』(小社刊)、『激安ニッポン』(マガジンハウス)など多数。
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Posted by ブクログ
毎回面白い。今回は特にのっけからインバウンドで訪日している外国人の容姿や振る舞いから、決して裕福な層ではなく安い国日本だから来ることができた層と推察しているのが面白く刺さった。全体的には日本国内にいるだけで海外についてあーちゃらこーちゃら言ってる日本人の意識改革への提言で構成されている。一気読みできる
Posted by ブクログ
中国の政策は中国にとって良い面もあるけど、長期的に見たら結局は衰退してしまうのでは?
反日しかおらんのかと思ったけど、実際観光しに行ったらこそまで日本アンチではなかった。
日本に生まれてよかった。
パリオリンピックを観てからだけど、個人的にフランスのイメージが悪くなった。
Posted by ブクログ
シリーズ6作目、もはや惰性(笑)。
今回は皇室についての話が印象的だった。
著者はXのよく投稿しているが、乱暴な言葉で毒を吐いている。
当然書籍の文体とは違うので、対照的でとても面白い。
Posted by ブクログ
最新の世界の情報が書かれたこの本を通じて、世界が今どうなっていっているかわかるだけではなく、各国の国民性の価値観の変化、問題を知れる。
隣の中国のことも知らなかった自分が怖いし、ヨーロッパが直面してる移民問題、極右運動など、
知らないことだらけで、改めて、与えられる情報の中で今まで生きていたのだと痛感した。
自分で調べて情報を取っていくのがこの本を読んで大事だと感じたし、この本を読んで満足ではなく、新しい世界の情報に目を配っていくことが、自分の生きていく価値観を作っていく上で大切だと思った。
Posted by ブクログ
2025.07.27
2025.07.20の参院選にて参政党は14議席も獲得した。
この結果はこの本からも推察できる。
「日本人ファースト」は耳障りの良いことをいいたいだけで、「聞きたいことを聞く」人の心情にマッチした結果だとも思う。
参院選というのは後から振り返ると「面白く」て、たった3年前の参院選ではあの「ガーシー」を当選させているわたくしたち「日本人」。
この本を読んで、改めて「マスメディア」の危機を感じる。
マスメディアは、参政党は「海外では極右と呼ばれている」とかいう表現で逃げ腰の批判をしている。そんなスタンスだから、若者に相手にされなくなっているのではないだろうか。マスメディアは旗幟を鮮明にしてもいい時代ではなかろうか。
Posted by ブクログ
世界は日々動いている。だが島国・日本にいるとその鼓動、世界の今を届けないニュース番組ばかりである。メディアが伝えぬ国際情勢を鋭く切り取る。表面の平穏の裏に潜む混乱や変化を知ることで私たちは初めて「自国の立ち位置」に気づく。情報の選別に頼りすぎれば視野は狭まり判断を誤る。
コロナ禍以降世界は音もなく激変した。パリ五輪が終わり、ウクライナ戦争も続いたままである。華やかさの裏で欧州は極右の台頭に揺れている。移民問題や経済不安が火種となりかつての「自由と寛容」は後退した。
情報に無関心であれば世界のうねりから取り残される。外の声に耳を澄ますべきだ。世界は黙って待ってはくれない。
Posted by ブクログ
少し理解が追いつかないところ(ヨーロッパの政治関連)もあるけど、『世界のニュース』を知る良い本だと思います。
世界中の人間が全て日本人だったらいいのになぁ。
それはそれで問題ありか(笑)
Posted by ブクログ
日本のオールドメディアが取り上げない情報や事件。
数年前までは、まさか!?と、私ものんきな日本人の一人だった。
ここ数年の変化は田舎のおばさんでも、さすがにこの状況はおかしいと気がつく。
SNSをはじめて、驚く(さいしょはデマやフェイクニュースとしか思えなかった)ことの方が現実だと知り……
このシリーズ、すでに最新刊が「6」!
2024年12月発刊なので少し前にあたるが、欧州の移民政策など、日本もこうなる、の前触れを知ることができた。
時事ネタだけでなく、フランス人やイギリス人の気質の違いや、日本の皇室への憧れなど、興味深い話題もおもしろかった。
日本人も日本を守るために、もっと多方面からの情報を得ることが必要なのだ。
Posted by ブクログ
シリーズ第6弾。
変わらず筆者から見た、日本人にはあまり浸透していない「世界」の実情、常識を紹介している。
ポリティカル・コレクトネスやLGBTQ+、いわゆるリベラルの対極に位置しているので、歯に衣を着せぬ書きぶりで、「チー牛」などいかがなものかと思う言葉遣いや断定的な決めつけもままあるが、既存マスコミが報じない実態(欧米から中国、アジア、中東、アフリカに至る)を平易に伝えてくれるのはありがたい。
章分けはされているが、筆者の思いつくまま順不同に書かれている感もあり、開いたページを読んで「そうなんだ」と頭の片隅に置いておけばよいと思う。
Posted by ブクログ
ちょっと誇張している部分もあるかな?
内容としては面白いのと読みやすいです。
ただ、今、移民政策に政府が舵を切ったので外国人が急増し、それに伴いあちこちでトラブルも発生している。これから有無を言わさず日本人も外国人とやり合っていかないといけない。知識として読むには良いと思います。全てがそうじゃないけど。
Posted by ブクログ
シリーズ6作目
インバウンドでやってくる外国人たちにとって、日本が如何に天国の様な国か
中国のZ世代の消費への執着や、ネットの世界からの情報に制限されるために、偏った思想を持つ人が多いこと
ロシアを巡るNATOの対応が決して一枚岩ではないこと
アフリカメディアに影響を及ぼす中国の存在
歴史強化者を書き換えるインド
フランスのコミュニケーション能力の欠如の指摘
日本の皇室が世界で如何に優れているかなど
日本と世界を比べて、隣の芝は青く見えると思っていましたが、見方を変えれば相手の国でも同じ様なことが起きていたということでしょうか。
Posted by ブクログ
毎回購入していますが、今年もまた刺激的な内容でした。
今回、特に目を引いたのはフランスとイギリスとの対比です。
議論と理念を重んじ、自分の文化と主張が正しいとして譲らないフランスと、事実を冷静に見つめ、調和と融和を重んじ常に最適なアウトプットを出そうとするイギリス。
この2つの違いを、パリオリンピックとロンドンオリンピックを通じて比較文化論的に述べられているのは、多くの国とそこに住まう人を見てきた著者ならではであると思います。
また、中国がアフリカのメディアに手を伸ばしていたり、ロシアのスパイ活動が活発化しあるいみやりたい放題していたりする点、日本では報じられていない点も含めて危機感を感じました。
著者の居住地が影響しているのか、アメリカ大統領選挙のことはほとんど書かれていませんが、代わりに現在の欧州の政治状況にも紙面が割かれています。国をまたいでビジネスなどをする方は一読しておくと良いでしょう。