伴名練のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現役SF作家である伴名練氏がアンソロジストとして腕を振るっただけあり、商業流通では入手が困難なマニアックで尖った作品を厳選した、読み応えのあるアンソロジーです。中堅どころから新しめの作家が中心。鴨もこれまで存じ上げなかった作家さんの作品もあり、「へー、こんな作家さんもいるのねー」と楽しく読むことができました。円城塔作品が、さすがの貫禄ですねー。
ただですね、ひとつ気になる点もありまして。
これ、「恋愛篇」と銘打っていますけど、その必要ありますか?無理やり「恋愛」にこじつけて収録した作品が多く、わざわざ「恋愛篇」としてまとめる意義が今一つよくわからず。わかりやすく売り出して初心者の心を掴もうという、マーケティングの関係なんですかねぇ・・・(SFに恋愛要素を求める読者層って、どれぐらいいるんだろう・・・)。それだったら、「叙情篇」で全然問題ないと思うんだけどなぁ。各作品の序文で、伴名氏が「何故この作品を恋愛ものと考えるか」頑張って説明しているシーンもちらほらあり、余計気になってしまいました。
収録作品はそれなりに粒揃いですので、読んで損はありませんよー。 -
Posted by ブクログ
いろんな作家さんの短編集。
伊藤計画っぽさとかは問うていないらしい。
伊藤計画らしいのもあれば、全く違うものも。
影響を受けて書いた作品というところでまとめてもこれだけ幅のある短編になるんだなあと感心しました。
個人的には、「怠惰の大罪」という作品が面白く、「公正的戦闘規範」という作品が伊藤計画っぽいかなと思いました。
読むのに結構時間かかってしまいましたが、その他の作品もお薦めです。
伊藤計画さんの本を読んでなくても楽しめると思う。
短編集なのに長編の冒頭だという作品が複数有り、(「怠惰の大罪」もだけど・・・)何だよ~という感じだったので星3つ。