伴名練のレビュー一覧

  • なめらかな世界と、その敵

    Posted by ブクログ

    SF短編集!
    全6編の話から構成されていて、どの話も秀逸かつ練り込まれた設定が読んでいて、虜になる程面白かったです。
     並行世界を生きる者たちによるSFドラマや、1600万分の1秒の速さで物語が動き出す話は、とても設定が凝っており、面白すぎてあっという間でした。
     その他の話も面白かったが、自分がまだまだSF小説に慣れてない節もあってか、100%理解できていない物語もありました。
     理解できない悔しい部分も残っているため、SF小説にもっと触れていった上で再読したいと思いました!

    0
    2025年10月09日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

    Posted by ブクログ

    伴名練「押し入れの宇宙飛行士」★★★★★
    隣家の少女に誘われて、少年はアパートの押し入れからガラクタだらけの宇宙船に乗る。彼女の故郷であるという母星に向けて宇宙旅行をするが、やがて二人に決定的な別れが……

    少年期の思い出と小宇宙の輝き、それと対比される現実の無情を描いた(ホラーというよりも)SF短編。あどけなさとコケティッシュさの両義性をもった少女の造形、スリリングな宇宙旅行の描写が非常に楽しく読める。個人的には一番好き。

    澤村伊智「しゃぐらどりの娘」★★★★★
    引きこもりの幼馴染、学内新聞のネタ探しの日常が「しゃぐらどり」に塗り替えられていく。やがて主人公は町に潜む化物と対峙する……

    0
    2025年09月10日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

    Posted by ブクログ

    学生向け(ターゲットは中〜高生かな?)だからかホラーとしての怖さレベルは低めと感じた。
    梨さんの「イオ」がメタもので面白かった。 
    内藤さんの作品、憧れの先輩と礼拝堂の秘密を追ううち学園の7不思議の謎に至るという、ちょっと怖い青春譚。読んでてワクワクした。

    0
    2025年09月07日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

    Posted by ブクログ

    全体的にホラー感があまりなく、少し物足りないかなという感じだったが内藤了さん、澤村伊智さん、藤ダリオさん、面白かった。

    0
    2025年08月28日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

    Posted by ブクログ

    それぞれ異なるホラー5篇からなるアンソロジー。全体的にホラー要素は薄めに感じた。目当ての澤村伊智と内藤了の作品はもちろんはもちろん伴名練の話も面白かった。

    0
    2025年08月03日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

    Posted by ブクログ

    梨さん、内藤了さん、澤村伊智さん目当てで買ったのだけど、思ってたよりはホラー要素がマイルドだったかな…。というより、ホラーに感じなかった作品の方が多かったかも。
    内藤了さんのが好き。

    0
    2025年07月31日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

    Posted by ブクログ

    歴史改変がテーマのSFアンソロジーって斬新。
    ただ元ネタをあまり知らなくて…もっと作品を味わえたはずなのに惜しいことをした。
    それでも、伴名練さんの『二〇〇〇一周目のジャンヌ』は楽しめた。
    よくあるループものも歴史改変を絡めるとこうなるのか!と。
    あの舞台設定と結末、好きだな。

    0
    2025年07月06日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

    Posted by ブクログ

    SFアンソロジー?
    最初の三人のそれはSFではなかったですね…最初の三人の作品はつまらなかった。
    小川さんと伴名さんのは面白かった。これをSFって言うんだよね…
    後半の二作だけでよかったなぁ

    0
    2025年02月16日
  • 日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙

    Posted by ブクログ

    なるほど「臨界点」ね。日本SFが積み上げてきた結晶のようなモノ?ここからどう変化していくのか楽しみではある。
    こんなレベルのSF作家がゴロゴロ国内にいるのだなあと思うと、物書きになろうだなんてちょっとでも考えたことのある自分が恥ずかしくなってしまう。

    どれも高いレベルの短編で、世界線も文章のタッチもテーマも多様だし、面白かった。「ムーンサンシャイン」は難解だったけど… 登場人物が日本人じゃなかったり舞台が日本じゃないのは、やはり敢えてだね。分かる。
    好みだけで一番を選ぶとすれば「奇跡の石」かな。ファンタジーっぽいのが好きなんだと思う。
    「アトラクタの奏でる音楽」もスピード感と読後感が良かった

    0
    2025年02月09日
  • なめらかな世界と、その敵

    Posted by ブクログ

    新聞か何かの書評で気になって買っていたものを漸く読んだ。
    普段SFは余り読まないので如何とも言い難いが、面白さを感じつつも、個人的には娯楽色や感情的な面がやや強過ぎるように思われた。
    「ゼロ年代の臨界点」は、淡々と虚構の歴史を積み上げるところが気に入った。

    0
    2024年11月22日
  • 日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙

    Posted by ブクログ

    恋愛(だけに限らず人のつながりも)主軸に置いたSF愛の塊とも言えるSFアンソロジー。
    怪奇編を随分前に読んだが、恋愛編も良い作品が多く大変楽しめた。
    読んでいて思ったのは私自身が歴史改変ものが好きだということ。知る歴史ベースにSFの世界になっていくことで想像がしやすく、私のようなSFはたまに読みますくらいの人にとっつきやすいのかもしれない。選出はマニアックなのだろうが、だからこそ新たな出会いがあるのがこういったアンソロジーの良いところだ。G線上のアリアが私には刺さっていた。
    本書の後書きでは怪奇編同様アンソロジーガイドもある。さらなる出会いを求めてそれらを読むのも良さそうだ。

    0
    2024年09月19日
  • なめらかな世界と、その敵

    Posted by ブクログ

    SF小説を始めて読みました
    『ウ~ン?!』『どういう事( ・ั﹏・ั)』等、読み出しは、世界観が理解出来ず??がいっぱいでしたが、文章は読みやすくスラスラ読み進む事が出来ました。
    結果……凄く良かったです✨始めて読んだSF小説がこの本で本当に良かった!タイトル作品の『ひかりより……』は、気がつけば涙流してました

    0
    2024年08月23日
  • なめらかな世界と、その敵

    Posted by ブクログ

    面白かったけど、SFが初な自分には少し難解なところがあった。最初に謎が提示され、話が進むにつれて回収される形式

    0
    2024年08月20日
  • なめらかな世界と、その敵

    Posted by ブクログ

    不慣れなSFで、はじめ設定を理解するまで難しく感じたが、「美亜羽に贈る拳銃」でしっかり世界観にハマり、キャラ立ちも良し、攻防入れ替わりのワクワクもあり、SFの面白さが少しわかった気がした。

    「ホーリーアイアンメイデン」も良かった。妹からの手紙のみで進行する設定の中で、ここまで不穏でやな感じが描けるとは。
    各短編同じ作者とは思えない、全く異なる語り口や手法でSFへの造詣の深さが伺える。

    0
    2024年08月11日
  • なめらかな世界と、その敵

    Posted by ブクログ

    たまに題名を目にするので読みたかった。
    なめらかな世界とその敵、並行世界もの。短編の中で複雑な設定を齟齬なく読者に簡単に理解させるのって難しいと思ったけどうまくいってる。
    シンギュラリティソビエト、高度な人工知能。人の会話が人工知能同士の代理戦争になってる。
    全体的に設定がユニークだけど話の膨らませかたがそうくるのかー(ちょっと物足りない)という感じ。あと後書きで膨大なSF小説が羅列してあってこの人はSF小説作家というよりSFオタクなんだなと思った。

    0
    2024年07月30日
  • 日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙

    Posted by ブクログ

    恋愛編?
    人と人との繋がりには色々な種類がある。
    恋とか愛というのもその中のもの。この本にある物語には、それぞれの繋がりがあり、一括りに恋愛と束ねるのは難しいが、人間同士の関係がメインなので、広義の恋愛、人間讃歌と思っていいかな。

    0
    2024年05月31日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

    Posted by ブクログ

    「歴史改変」という言葉からはある一部分で歴史ががらっと変わって現代ではこうなって〜…てイメージだったけど、これは改編された歴史の一部分、場面に焦点を当てている。ちょっとコンパクトな歴史改変。
    でもそれぞれ正史の知識があったら比較が出来て楽しいんだろうな〜と思う。
    元々は「二〇〇〇一周目のジャンヌ」を読みたくて(webで既読していたけれど)購入したのだけれど、「一一六二年のlovi'n life」も面白かった。ラストであの歌が出てきたときはあっ、ここに繋がるのかて思いました。

    0
    2024年03月20日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

    Posted by ブクログ

    歴史改変をテーマにしたSF短編集。作家陣が豪華で手に取りました。伴名練「二〇〇〇〇一周目のジャンヌ」がお気に入り。

    量子計算機の発達により過去を高精度に再現できるようになった社会が舞台。歴史改変のターゲットにされたジャンヌ・ダルクは何度も処刑されるが、そのジャンヌも同じシーンを何度も繰り返し経験することで、歴史改変を目論む者の意図を意図せずくぐり抜けてしまう様が面白かった。

    0
    2024年03月09日
  • 新しい世界を生きるための14のSF

    Posted by ブクログ

    ここ5年間に発表されたSF短編の傑作集。まだ単著を刊行していない作家限定、新人SF作家たち。70年代以来の黄金時代を迎えつつある日本SF界、その歴史を10年早めるためのアンソロジー。

    各作品の後に掲載されているコラム、短編と同じく14点がすごいです。たくさん名前があがっているSF、読んでみたいと思わせられます。コラムは最初の方しか読み切れていませんが。。

    0
    2023年08月23日
  • 日本SFの臨界点 新城カズマ 月を買った御婦人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伴名練セレクションの新城カズマ短編集(SF中心、一部ミステリー含む)。ともかく情報量が多い。表題作は、かぐや姫の雰囲気を感じる。月世界人ではないため月からの迎えは来ない代わりに、月へ行くための科学が発展する国。月が欲しいという無理難題に対し、最初は愛を勝ち取るために頑張る人々も、だんだんその目的は薄れ……。かぐや姫の帝なら、もっと早くもう少しロマンチックな答えを用意できただろうに。

    0
    2023年08月05日