谷川流のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
8日後の未来から来た朝比奈さんとキョンが未来からの指令をこなしていく姿を描くシリーズ7作目。
シリーズの初期と比べてキョンをはじめSOS団それぞれが変わってきていることが分かります。元々はハルヒを中心に置いた個人の集まりだったわけですが、そこに絆が生まれつつありハルヒを含めた個人個人が成長していく姿はシリーズを通して読んできていることもあって頼もしくもあり、うれしく感じました。
ストーリーの方は新キャラの登場や各組織の立ち位置が微妙に明らかになったり、さらなる不穏な存在も匂わされていたりとシリーズの今後を考える上で重要そうな伏線が張り巡らされている印象を受けました。
キョンと朝比奈さんが未来と整合性を取ろうとして走りまわる姿や作中で語られる時間の概念の話はSFとしても面白く読むことができました。オチも可愛くて好印
象!
ただ読み終えた後に冗長に感じてしまった部分もあります。もうちょっとコンパクトにまとめてあるとさらによかったかな、という印象です。 -
Posted by ブクログ
残りわずかな高一生活をのんびりと過ごすはずだった俺の前に現れたのは、8日後の未来から来た朝比奈さん!?しかも、この時間へ行くように指示したのは俺だというのだ。8日後の俺よ、いったい何を企んでるんだ!?
いつもハルヒハルヒなキョンですが、今回は久しぶりのキョン主演のハルヒシリーズでしょうか?いきなり謎の思念体に殺されかけたり、謎の空間に飛ばされて謎の巨人と相対したり、過去に戻ったりなどなど色々今まで大変だったキョン・・・。そんなキョンに、ご褒美とばかりの主演作品。そして、ヒロインには朝比奈みくる。泣いてしまうだろう、キョンw
何故ヒロインみくるちゃんか?と言いますと、今回彼女は非常に重要な役割を担うから。キョンはみくるちゃんにべたぼれ状態ですから、さぞうれしいことでしょう、なにせ、ミッションを2人きりで行い、邪魔な古泉もうるさいハルヒもいないんですからねw
そんなこんなのキョン大忙しだけど、みくるちゃんとの嬉しい大捜査。「何故キョンがみくるちゃんを過去の自分に送ってきたのか」という所を探り探り読むと面白いと思います。
また、この作品のテーマの時期もなんか過去の作品と絡んでいるので、その点もチェックしながら読むといいかもしれません。
後は、キョンが皮肉屋であったのが、いつの間にかSOS団への愛着もわいている熱めな男に代わっている点も見逃せません。 -
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「涼宮ハルヒの動揺」
文化祭でしでかしたあの出来事が原因で唯我独尊直情径行な涼宮ハルヒが動揺するというのは、まあひとことで言えば感慨深い。まだまだコイツには俺でも知らない一面があるということか。
ハルヒに振り回される日々の中に忘れ去られたエピソード、それから始まります。最初の文化祭の話は私もアニメで見た記憶があります。ハルヒが慣れないことをして感謝を受ける、というのが、この話の注目点です。アニメのハルヒが歌ったシーンはなかなか良かったです。勿論、バニーガールだったからではなく歌が単純に良かったからw
平野綾さんが上手く歌えていたのが大きかったと思いますが、アニメのハルヒや長門の動きも一役買ったかなと。やはり、「映像や声でアニメを作るのは凄いことだな」と改めて思いました。
今回も、古泉の推理モードやみくるちゃんの憂鬱など色々入っている「動揺」ですが、お気に入りは「キョンの友人である中河が長門に一目ぼれ!?」の話です。これには肝があってここで話すと面白くないので、是非読んでみてください。私が予想していた一目ぼれの話と展開ではなかったので、筆者にしてやられたなという感じです。長門のキャラを十分に生かした話になっていました。
また、巻末での筆者の言葉も印象的でした。とにかく読みやすくなっているかが気になるとのことですが、十分読みやすかったです、谷川さん。
相変わらずスピーディーな展開ですけど、全然置いてかれないですしね(キョンのおかげですね)。 -
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「涼宮ハルヒの退屈」
ハルヒと出会ってから俺はすっかり忘れた言葉だが、あいつの辞書にはいまだに“退屈”という文字が光り輝いているようだ。その証拠に俺たちSOS団はハルヒの号令のもと、草野球チームを結成し、七夕祭りに一喜一憂、失踪者の捜索に熱中したかと思えば、わざわざ孤島に出向いて殺人事件に巻き込まれてみたりして。全くどれだけ暴れればあいつの気が済むのか想像したくもない。
溜息ついたかと思ったら次はハルヒは退屈らしいです。第3巻もSOS団での野球大会出場に始まり(長門ホームラン!)七夕祭りに(世界はハルヒの為だけに回れ?)、(あのハルヒによる犠牲者恐らく第一号の)コンピューター部部長失踪?(喜緑さん初登場)、離島へお出かけとまた忙しいハルヒとその一同です。相変わらずスピーディーな展開です。
また、キョンはキョンで過去にちょっと戻ってしまう(大人な朝比奈さんにも慣れたキョン)。そこでその時代のハルヒと出会う。ハルヒはハルヒで変わらない、そして長門は長門で変わらない。ハルヒが退屈なったら生じる空間に苦労するのはいつもキョン…、全く大変ですね。いつみてもキョンは大変です。
個人的にこの巻の特徴は「古泉の動きが活発」ということではないでしょうか。古泉の任務は「ハルヒの望みを出来るだけ叶えられるようにする」こと。勿論、ただのお人よし超能力者ではなく本当の任務は「彼女が日常を退屈に思うことで出現する非日常現象を防ぐ」為です。そんな古泉は離島である大掛かりなイベントを実施する(ハルヒの退屈を紛らわせる為に)、それは少し推理チックだったので前巻までとは少し違う印象を受けました。
それにしても古泉は長門とは違う視点でキョンを観察しています。 -
Posted by ブクログ
「涼宮ハルヒの暴走」
夏休みに山ほど遊びイベントを設定しようとも、宿敵コンピ研が持ちかけてきた無理無茶無謀な対決に挑もうとも、ハルヒはそれが自身の暴走ゆえとはこれっぽっちも思っていないことは明白だが、いくらなんでもSOS団全員が雪山で遭難している状況を暴走と言わずしてなんと言おう。
待ちに待った夏休み到来、しかしハルヒの山ほどある夏休み計画で長すぎる夏休みに突入する、これは確かアニメになった時何度も同じ内容を繰り返して問題になってましたよね?おそらくあの夏休みの無限ループはこの話のことだと思います(アニメの無限ループはなかなか面白いアイディアだと思いましたがさすがにそう簡単に通じるわけはなかったようで)
また夏休み無限ループだけではなく「コンピューター部の逆襲」も収録されています。自作のゲームでハルヒを倒そうととしたコンピューター部ですが、相手が悪かった、思念体長門にはやっぱり敵いませんよ。そんな中SOS団で最も頼れる長門に異変発生。遂に疲労がピークになったのかダウンしてしまいます。
キョンは頼りの長門が倒れる緊急事態、謎の偽者騒動、遂には雪山で遭難とこんなめちゃくちゃな事態を乗り切れるのか??
初の長門が頑張れない回です。