あらすじ
第三EMP学園に蔓延していく“吸血鬼化現象”――。生徒会長・真琴から、調査を命じられた茉衣子と佳由季だが、第二EMPから招聘した「専門家」の力を借りても遅々として状況は改善されず、例によって宮野はやっぱり一人で暴走(迷走?)中で……でも、なんだか今回はいつもと違って核心に迫っているような気配も――。というわけで、今回はシリーズ全体の設定にも迫る大どんでん返し付き!
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ハルヒの一歩先をいく。
SF要素強めの作品。ハルヒシリーズからキョンハルのイチャイチャとSOS団の友情を取り払ったらこんな感じになるのだろうか。
ハルヒシリーズ以上にSF要素は巧妙に練られた作品だと思うので、もっと評価されていいと思う。
今後のハルヒの展開も学校を出よう!から想像できるかも・・・?
Posted by ブクログ
学校を出よう!シリーズ第6巻。
話として、この巻で区切りがつかれたかのように、この作品以降続巻が出ていないが、構想自体はあるそうで、続編の期待も残っている。
で、この作品は5巻の続きであり、何故か死体が吸血鬼になったり・・・?
するのですが、正直オチが弱かったと思います。自分的に。
なので星4つかなーと。
Posted by ブクログ
これまたついつい片付けついでに読んでしまった。
結局私は茉衣子ちゃんが好きだったんだと思う。捨てるときにやっぱり残そうかなと思ったのは3巻と6巻だった(のでつい読んでしまった)。宮野との掛け合いがすごく好きだった。今読み返して考えると、似ていると感じていたのかもしれない。自信を持って堂々と生きているように見えるのに、その内面は脆くて友達も少ない、プライドばかりが高くて言いたいことも言えなくなる。そんな姿に自分を重ねていたのかもしれない。
これも捨てることにした。
さようなら僕のラノベ達よ。
Posted by ブクログ
”学校を出よう!〈5〉NOT DEAD OR NOT ALIVE”と2冊でひとつのお話が完結なので、少し長いですね。
それに小説の途中で割り込みがあって、ほんの少しだけ状況が変わった内容が繰り返されます。
このような複雑な書き方になっているかは最後まで読むと判明しますが、一つの小説で複線がちりばめられているので、二度三度読み返せる小説です。
Posted by ブクログ
暖かい死体は、じつは吸血鬼となった生徒たちであった。
次々と吸血鬼化して行く生徒、そして仲間たちにも犠牲が出てしまい、吸血鬼化の元となったアイテムを見つけるために、宮野たちは・・・。という、5巻からの続き。
仲間に犠牲が出て、アイテムを奪うために決死の特攻を仕掛けるという王道をやらかしてくれる割に、悲壮感が無いのは先が読めてしまう自分が悪いのか、しばしば登場する介入者たちが悪いのか・・・。
内容の割りには、犯行の目的がイマイチで、なんとなくオチがつまらない様に思えたが、このシリーズで度々出てくる、インターセプターを含む介入者たちの目的を考えると、かなり奥が深いように感じてしまう訳です。
まあ、本当に奥が深いのかは疑問ですが・・・。
電波野郎の宮野がなぜ電波をひらって来るのかの秘密が明かされたり、それぞれのなんだかよく分からない関係にも、ほぼ決着がついたみたいだし、シリーズとしてここで完結させてもちょうどいかなと思えました。
このシリーズって、オチがイマイチぱっとしないのが多いですね、なんか今回もオチはパッとしないというか、なんじゃそらみたいな感じだったし、このシリーズの伝統なのでしょうかねぇ。
5、6の話を読んだ感じでは今までの話のオチがパッとしないのは上位界からの介入で操作されていたからと言う理由にされそうな気がするのですが、なんか他人に責任を押しつけてるような感じがして嫌だな。