池田邦彦のレビュー一覧

  • 国境のエミーリャ(1)
    1945年にポツダム宣言を承認せず、本土決戦の結果、米ソに分断統治された日本。そのソ連側の東東京が舞台。面白い。
  • テツ語辞典:鉄道にまつわる言葉をイラストと豆知識でプァーン! と読み解く
    鉄道用語ではなくテツ語! 鉄道が好きな自分だが、知らない用語がけっこうあった。ほぼ毎日、楽しみながら読んだ。イラストが『カレチ』作者の池田邦彦氏なのも、すごく良かった。
  • カレチ(1)
    「JRの全身の会社」としか知らない「国鉄」という組織。
    同じ仕事内容のようで、現在とは違う部分がいろいろと見えてきます。
    アナログなことが多いからこそ見えてくる人間味を、この作品から感じられると思います。
  • 国境のエミーリャ(1)

    リアルな分断日本

    二次大戦に負けて東西に分断された日本、そして東京。東トウキョウで脱出請負人として活動する少女・エミーリャの活躍を中心に物語は展開する。鉄のカーテンの向こう側としての東日本、東トウキョウがリアルに描かれる。細かな設定も興味深く、何度読み返しても細かく作りこまれた設定に新しい発見がある。架空だが、もしか...続きを読む
  • 漫画 働くということ(1)
    労働の本質は自己表現への欲求だという。
    働くことを通して自分を現す、働けることの何と素晴らしいことか。

    「実社会に出る者は、その時になって初めて働く親の姿に出会う」
    まったくその通り。

    鬱々している社員へのプレゼント本。
    彼の読後に語り合いたい。
  • カレチ(1)
    電報略号で車掌のことを「レチ」と言った。
    国鉄時代は他に荷物列車を担当する荷扱い車掌を「ニレチ」、車掌長を「レチチ」(レチチョウの略)、専務車掌は「カレチ」(リョカクセンムレチの略)と呼んでいた。

    昭和40年代後半、大阪車掌区──。乗客のために一生懸命になりすぎる新米カレチ・荻野の奮闘と成長を描い...続きを読む
  • おもいで停留所

    戦後の街

    でも主人公の頑張りは、今と何も変わらない。
    懐かしい街並みにほっこりしながらも、厳しい時代があったことを身近に感じられて、日本を立ち直した全ての人に感謝したい気持ちになりました。
    最後はちょっと泣いたな…
    もう少し続きが読みたい。一巻だけなのがもったいないです。
  • 甲組の徹 庫内手・機関助士編

    心が揺り動かされる!

    このひと変な鉄オタネタのマンガ専門と思っていましたが、大間違い。鉄オタを深めて人の心を揺り動かす実力があった。何より機関車とその仕事を緻密に描き切っていること眼を話せない。暗くなりがちの戦争話を一本、筋の通ったものにしている。小説であったとしても文句ない出来栄え。絶対の推し。
  • カレチ(3)
    表紙の電車寝台特急なつかしい~と言っても乗車したことはなく、ただただ憧れだったけど。本巻は荻野カレチの仕事ぶりが、1、2巻とは別次元で感動させてくれる。そんな中、志織ちゃんとの出会い。チーフの奔走も微笑ましい。最終話の「ノリホ」に、赤字ローカル線の悲哀を感じる。恐らくノリホ(列車乗車人数報告書)を水...続きを読む
  • カレチ(4)
    昭和40年代後半のエピソードが第30話でいきなり平成24年に時代が飛んだ。苦情の主がリタイアした荻野カレチとは。彼にはもっと穏やかな老後を過ごしてほしかった。私鉄の重役にならずとも良い。鉄路の傍に居を構え、過ぎ行く列車を優しく見守るような老後に。31話から一つの時代が終わったかのように「昭和50年」...続きを読む
  • カレチ(5)
    待ちに待った5巻は最終巻。カバーには寝台特急「富士」の牽引車EF66で、往時は西鹿児島まで走り抜ける花形だったが、民営化後に大分止まりとなった時にはショックを受けた。本巻は、そんな自分の気持ちと少なからず重なり、安斉チーフの死はそのまま国鉄の矜持が分割民営化により瓦解したように感じた。過激な組合とし...続きを読む
  • カレチ(2)
    表紙のボンネット型特急が良い。リアルタイムでは常磐線土浦駅での「特急ひたち」が記憶にある。荻野カレチの乗客を思う姿勢に感動する。車掌を目指し鉄道学園へ行くも、伸び悩んでいる時に出会ったトロリーバスの女性車掌との話、恋愛には発展しなかったのが少し残念。「誤乗」の最終場面が特に良かった。罪を憎んで人を憎...続きを読む
  • カレチ(1)
    古き良き国鉄時代の新米カレチ(乗客専務車掌)が繰り広げる人情味あふれる話が良い。このマンガ当たりだった! 宮脇俊三氏の文庫を同時に読んでいるだけに、九州方面の寝台特急の話に感慨深いものがあった。
  • でんしゃ通り一丁目 1
    著者の鉄道漫画を読むのは2作目。カレチよりも時代は少しだけ遡る、東京の都電を舞台にしたノン子と都電車掌マサヨシのラブコメか? 東京はオリンピックを契機に都市計画を誤ったのではないかと思う。都内を縦横無尽に走る都電は、自動車の台頭で肩身が狭くなっていく。平成の今、都電荒川線だけしか残っていないが、もし...続きを読む
  • でんしゃ通り一丁目 2
    すっかり恋人同士のマサヨシとノン子ちゃん。電気自動車の話は、科学技術と時代の不一致を示す少し哀しい話だった。掘割での水上生活者の話では宮本輝『泥の河』が思い出された。第15話から最終話の33話目まで、少ないページ数でテンポよく話が進み、読んでいて楽しかった。二人の幸せな結婚という展開もあっただろうが...続きを読む
  • カレチ(1)

    乗り鉄見鉄

    鉄分の多い僕にとっては、凄く面白かったです。
  • おもいで停留所
    昭和20年代の戦後、バスガールの少女を主人公にした連作短編集。どうもかつてはこういった「バスもの」「職業もの」の伝統があったと思われるが、本作はその伝統にのっとって、現代にも通じるメッセージを描こうとしている。かつての・・・おそらく東京オリンピック以前までの日本映画や小説には、「有りがたうさん」「暁...続きを読む
  • シャーロッキアン! 1巻
    ホームズのエピソード、シャーロキアンならではのエピソードをうまく盛り込んで、ほっこりとしたストーリーに仕上がっています。ホームズ・ファンなら楽しめること間違いなし!
  • カレチ(1)
     カレチ(旅客列車長)の主人公を中心に国鉄で働く人々を描く(レビューは全巻を通して)。

     仕事への愛、プライド、責任感。仕事をするとはどういうことかが伝わってきて、職業教育に非常に使える内容になっている。
     元々は鉄道のイラストレーターで43歳で漫画家デビューした池田邦彦さん。電車が好きというだけ...続きを読む
  • カレチ(1)
    良くも悪くも、国鉄は「古かった」んだなと思う。
    いいことばかりじゃなかったとは思うけれど、こんな伝え方があってもいいと思った。