池田邦彦のレビュー一覧
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著者の鉄道漫画を読むのは2作目。カレチよりも時代は少しだけ遡る、東京の都電を舞台にしたノン子と都電車掌マサヨシのラブコメか? 東京はオリンピックを契機に都市計画を誤ったのではないかと思う。都内を縦横無尽に走る都電は、自動車の台頭で肩身が狭くなっていく。平成の今、都電荒川線だけしか残っていないが、もし...続きを読むPosted by ブクログ
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すっかり恋人同士のマサヨシとノン子ちゃん。電気自動車の話は、科学技術と時代の不一致を示す少し哀しい話だった。掘割での水上生活者の話では宮本輝『泥の河』が思い出された。第15話から最終話の33話目まで、少ないページ数でテンポよく話が進み、読んでいて楽しかった。二人の幸せな結婚という展開もあっただろうが...続きを読むPosted by ブクログ
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ホームズのエピソード、シャーロキアンならではのエピソードをうまく盛り込んで、ほっこりとしたストーリーに仕上がっています。ホームズ・ファンなら楽しめること間違いなし!Posted by ブクログ
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シャーロック ホームズの物語をモチーフに、シャーロキアンの大学生と教授の活躍の物語。
淡いタッチの絵柄とストーリーが
しんみりとさせます。Posted by ブクログ -
NHK BSで放送してた現代版『シャーロック』の再放送と重なる形で読んだこともあって、いろいろと興味深い。ドラマ版もそうだけど、シャーロック・ホームズシリーズの奥深さをこういう形でも知れるというのは面白い。原本(シャーロキアンとしては聖典か)をちゃんと読んだ方がよさそうだなぁ…。Posted by ブクログ
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ちょっと色恋が強くなった感はあるけど、それでもじっくりとシャーロック・ホームズの世界にも思いを馳せさせてくれる。(1)の時にも書いたけど、現代版『シャーロック』ともシンクロして面白く読めました。早く3巻を買わなきゃ。Posted by ブクログ
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教授と愛里ちゃんの微妙な関係、完結編。ヒューマンドラマとしてもホロリとするイイ話だが、ホームズネタがうまく使われていて、ここでこのエピソードか!と唸らされる感じ。Posted by ブクログ
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これ好き。
「『ホームズは実在した。ホームズ物語はワトソン医師が書いた実際にあった事件の記録だ。』……であれば、この言い回しこの書き損じそしてこの言葉の意味は……????」
シャーロッキアンである大学教授とシャーロックホームズ好きの女子学生が、ホームズ物語に内包された数多の謎や秘密を解きながら、...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生の頃、どっぷり名探偵ホームズにはまっていたのを思い出しました。
女子大生と大学教授のシャーロキアンコンビがホームズを絡めながら身の回りの謎を解いていきます。
といってもバイオレンスなものではなく、人間ドラマ的な感じ。
ホームズシリーズを揃えたくなりました。Posted by ブクログ -
シャーロッキアンとは一般的にはシャーロックホームズ愛好家の事だけど、作中の言葉を借りれば「ホームズ物語の中から、人が生きる上で大切なメッセージを読み取って教えてくれる」優しい人たちの事。
そう、とっても優しい人たちが出てくる本です。身の回りで起きるいろんな事件を、車教授と教え子の愛里がシャーロッキ...続きを読むPosted by ブクログ