池田邦彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「国境のエミーリャ」14巻。
だいぶ、感想書いていないけど通読はしてます。とりあえず、14巻の帯にある「東西統一」という言葉に衝撃を受けました。
この作品で「東西統一」となると、それは最終巻。あるいは、そこが近いという事なので。
読んでびっくり、統一しないです。
66話〜69話の物語のキーになる要素ではあるし、この言葉をどのように国家同士の駆け引きで使用し、エミーリャたちのような一般庶民のことを考えないでいるのか、という証左にはなるとは思うのですが、この作品における「東西統一」という言葉はプロパガンダとしてとにかく強いです。
しかし、今回は画餅となってしまったわけですが、その瞬間を待ち望ん -
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なんとなく気になって読んでみた
艦橋の真下で兵士たちのためにメシを作り続ける男たちの物語で太平洋戦争を違う側面から描いた作品で興味湧いた
エピソード事に出て来る料理も美味しそう -
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着眼点が面白い
「もしも日本が第二次世界大戦で本土決戦まで持ち込んで敗戦し、ソ連支配の東日本とアメリカ側の西日本とに分断されていたら」というIFの世界の東京を舞台に、東側に住む「西への脱出請負人」である女性を主人公とした物語。
まず、この着眼点が非常に面白い。
要は「ベルリンの壁で分断された当時のベルリンの日本版」であり、地名と登場人物を日本に替えただけではあるのだけれど、それでも十分新鮮。
昔読んだ村上龍の「五分後の世界」を思い出した。(内容は似てないけれど)
さらに、舞台が冷戦真っただ中の1960年代というのもちょうどいい。
これが現代だとまた色々問題があるだろうし。
どういう感じで物語が進むのかと -
匿名
無料版購入済み戦時中の話ですが献立だけじゃなく独特の調理設備までよく調べられていて面白いです。
作り方も詳しく描かれているので思わず挑戦したくなります。