【感想・ネタバレ】国境のエミーリャ 12のレビュー

あらすじ

★始まりの物語。エミーリャ ビギンズ!

時は1963年。
冷戦まっただ中の世界にあって、日本は国そのものが二国に分断。
両国の境界線上に在る東京は強固な壁が聳える国境の街と化した。

杉浦エミーリャは東トウキョウで東から西へと人々を逃がす“脱出請負人”として生きる20歳。

彼女はなぜ危険を承知でこの仕事に従事するようになったのか。
それは溯ること6年の1957年。エミーリャが14歳の日々にきっかけがあった―――

エミーリャ ビギンズ!
彼女の始まりの物語!!

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Posted by ブクログ

「もしも日本が分断国家になっていたら?」という仮定から展開する物語。
史実を踏まえた異説は現代史の勉強になる一方で、東側架空の東京での人々の暮らしぶりにはどこか懐かしさがあり、「もしも版・三丁目の夕日」のような温かさを感じる。
フィクションなのに学びがあり、また重いテーマと人情味が同居しているため、歴史好きにも人間ドラマ好きにもおすすめできる一冊

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2025年09月24日

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