田辺千幸のレビュー一覧
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いろいろ苦労した結婚式も終わり
ふたりは新婚旅行へ!
ダーシーは植民地ケニヤを考えているらしい。
それを耳にした王妃はまたジョージーに
現地にいる皇太子の監視を依頼してきた。
そして、ダーシーも実はまた何か
任務を抱えて現地入りしたことがわかり…。
1935年当時、まだこんなに苦労して
飛行機旅行していたのが不思議だけど
クリスティーの小説でもそうだもんなぁ。
今回は、ほぼ普通に新婚旅行記。
一応「いけやかないやつ被害者」だが
いつもほど熱心に犯人探しはしない。
さすがに新婚旅行だから
ダーシーもずっと一緒にいるしね。
お幸せってことで。 -
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ようやく結婚に向かって進み始めた
ジョージーとダーシーだが
新居を探して一苦労。
もと養父が留守中の屋敷を譲ってくれるという
気前のいい話に、さっそく飛びついた。
だが、ひとりで乗り込んだ彼女を待っていたのは
やる気のない使用人たち。
さらに何者かに命を狙われている気が…。
いやいやいやいや(−_−;)
ずっと海外登攀で留守だからって
こんだけ内情のわからん屋敷、譲らんとって!
最初はちょっと、いきなり現れた女主人に
好き勝手言われたら私でも嫌だ〜と
ジョージーより使用人に同情したけど
そういう理由で嫌われてたわけじゃなかった。
ベリンダのデザインした
モダンなウェディング・ドレス
想像で -
Posted by ブクログ
またまた任務へ出かけたダーシーと離れ
イタリアで過ごす友人ベリンダのもとへと
向かうことにしたジョージー。
結婚の許しを得る話をしに赴いた宮殿で
王妃から「かの地で行われるパーティに
参加してほしい」と頼まれる。
ただのハウスパーティと思われたそこには
ドイツ、イタリアの要人が来ており
デイヴィッド王子も姿をあらわして…。
いけすかないやつ被害者理論、復活。
なんたってジョージーのママを脅迫してたもの。
というわけで、ママも容疑者に浮上して
2作続けて身内の危機にあせることに。
ちゃんと物語内時間は進んでいるので
ますます暗い影が見え隠れするようになった。
ドイツ人の恋人とママの関係も心配 -
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王家の許しを得ずに結婚だ!と
駆け込み結婚で有名な村に向かう途中
ダーシーの父親が殺人容疑で捕まったと
新聞報道で知ってしまったふたり。
取り急ぎ地元に戻ったダーシーから
「父親が罪人」だからと絶縁されたところで
おとなしくしているジョージーではない。
途中で味方になってくれそうな
亡命ポーランド女性ゾゾとも知り合い
単身アイルランドに向かうのだが。
話としては最初から登場していた
ダーシーの不仲な父親がようやく登場。
なかなかに偏屈なオヤジさんです。
でも、近くに住む親戚夫婦は
いい人みたいで良かったわ〜。
今回こそは全力で事件解決に当たりたいけど
めずらしくネガティブモードの
ダーシー -
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帰国後また住まいを転々とするジョージーは
王妃から結婚する息子の花嫁のお世話係として
宮殿で寝起きする計画を持ちかけられる。
ただし、その宮殿は幽霊が出るとの噂つき。
おびえるクイーニーをつれて乗り込んだ彼女は
さっそく宮殿内で花婿の元恋人という
不都合な死体を発見してしまった…。
あら、今回は被害者が早めに出たわ。
(一番いけすかなくもなかった)
でも、結婚式前だから
秘密裏に調査しなきゃだし
花嫁のお相手もしなきゃだし
てんやわんやなジョージーなのでした。
ダーシーは後半で登場。
被害者の関係者として名前が上がっていて
心穏やかじゃないジョージーに
冷たくされまくり( ̄▽ ̄)
最後にな -
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事実上の夫と離婚するため
渡米すると言い出した母について
大西洋を渡ったジョージー。
ところが船上で宝石盗難事件が発生。
ジョージーのペンダントも被害に遭う。
落ち込む彼女の前に現れたのは
宝石泥棒を追っているダーシーで…。
毎度ダーシーの登場理由を捻り出すなぁ。
そのあと、船上で旧知の映画監督に誘われ
一行はハリウッドに移動します。
第二次大戦前の華やかなりし銀幕の世界。
そうか、このシリーズって
一番いけすかない登場人物が
事件の被害者になるんだ。
だいたい半分くらいまでに
周囲の人間関係などが描かれて
後半がミステリ要素強めってパターン。
お約束も慣れてきて
ますます楽しめるようにな -
Posted by ブクログ
やっぱりラノク城に戻りたくないジョージーに
王妃から仕事の依頼が舞い込んだ。
王妃の知人の公爵未亡人が
オーストラリアから呼び寄せた跡継ぎの青年に
英国貴族マナーの教育係をせよという。
渡に船と乗り込んだジョージーだったが
公爵家は家庭内の問題が山積していて
雰囲気は見事に険悪。
そして元公爵が死体で発見される!
今回はその青年を連れてきたのが
ダーシーでした(^_^)
手を変え品を変え。いろいろ考えるね。
ラノク城よりよっぽどお貴族様っぽい
暮らしぶりと食事が見られた巻でしたね〜。
夕食のラインナップとか、英国っぽい♪
あと食後の降霊会も英国っぽい(笑) -
Posted by ブクログ
ラノク城で迎えるクリスマスを回避するため
小さな村で開かれるハウスパーティの
手伝いに応募したジョージー。
出迎えてくれた夫人や娘は優しい人たちだったが
次々とやってくる招待客は
ひとクセある老若男女ばかり。
しかも村の近くで主人の脱獄騒ぎがあり
毎日不審な死が続くに至って
平和なクリスマスの休暇にも暗雲が。
おお!
ついにダーシーの係累が登場。
少なくとも身元は本物でしたのね。
古き良き英国のクリスマスが描写されていて
それを読むだけでも楽しかったです。
結構いろいろパーティゲームとかするのね。
それにしても英国風のクリスマスを
過ごしにきたくせに何かと難癖つける
アメリカ人家族にはイラ -
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Posted by ブクログ
王妃様から、南仏ニースへ行き
盗まれた嗅ぎ煙草入れを取り戻すよう
内密の依頼を受けたジョージー。
道中、あのココ・シャネルと知り合い
彼女のショーにモデルとして
出演してくれないかと言われる。
王妃から借りたネックレスをつけると聞き
嗅ぎ煙草入れ窃盗犯の成り上がり富豪と
お近づきになれるかもと考えたが
あろうことか彼女の首からネックレスも消え…。
ダーシーが別の女子供と一緒にいるのを見て
すっかり傷心のジョージーったら
魅力あふれるフランス貴族の青年と
ひと夏のアバンチュ〜ル!?
義姉のフィグとの仲はますます悪くなり
自由奔放な母親とは少しずつ仲良く。
そんな変化もシリーズものならではかし -
Posted by ブクログ
ネタバレ初カリンスローター。一応単独でも読めるが、「彼女のかけら」という作品の続編らしい。あとがきから読む悪いクセのおかげで、主人公と母親のやりとりに「あぁ、前編絡みね」と納得できたが…その辺もうちょっと分かるようにしといた方が良いと思う。
というようなちょっとした瑕疵がちょいちょい見受けられる。あだ名と本名、姓と名など呼称の混在も多くて誰が誰か分かりにくいとか。
ストーリーは好みが分かれるところ、クソみたいな連中しか出てこないとか、残酷非道な扱いとか、そういうの耐えられない人は読みづらいだろう。でも緩むところのない緊迫した展開が全編続くのは読み応えバッチリ。
とりあえず、前作は読んでみようと思 -
Posted by ブクログ
アメリカの作家「エミリー・ブライトウェル」の長篇ミステリ作品『幽霊はお見通し(原題:The Ghost and Mrs Jeffries)』を読みました。
ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。
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使用人探偵団、主人には内緒で活動中!
大人気ミステリ・シリーズ第3弾。
新年早々、またも殺人事件の捜査を任されることになった「ウィザースプーン警部補」。
裕福な婦人が殺されたのは、交霊会から帰宅した直後のことだった。
今回も主人を陰で助けようとする「ジェフリーズ夫人」と使用人一同だが、このところメイドと馭者の仲が険悪で、捜査に支障が出かね