田辺千幸のレビュー一覧
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532ページを超える大作ですが、駆け抜けるように読んでしまいました。
舞台は17歳で自分の肉体とその寿命を決めるという世界。
主人公たちは5人でひとつの体を分け合い、さらにお互いの持ち時間4時間の中で生活しています。
アレックス、ケイト、マイク、ベン、シエラの5人はそれぞれ個性も調書も全く違う5人。
アレックスは真面目で気弱。ケイトはやや堅物で学級委員長タイプ。要領よく聡明で、マイクは筋トレが生き甲斐のマッチョメン。ベンはゲームとハッキングに長けていて数字にこだわり、シエラはバー通いが好きな自由主義。
この個性バラバラな5人がやってきたのはデスパークというところで、寿命が残り僅かになった者 -
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Posted by ブクログ
久しぶりにわくわくする本に出会ってしまいました。
<闇宵時>に生まれ呪われた子供という扱いを受けてきた主人公モリガンは、次の闇宵時に死ぬ運命だったところを赤毛の不思議な男性に助け出され、ネバームーアという魔法界に連れていかれるところから物語は始まります。
ネバームーアにとどまるために受けなければいけなくなった<輝かしき結社>の試験や、ネバームーアの文化(ハロウマスやクリスマス)、人々、すべてがありありと思い浮かんで、まるで自分もネバームーアの住人になったかのように没頭して一気に読み切りました。
2作目も読み始めてすぐに購入したので、読むのが楽しみです。(1作目は次に続く感じで終わります) -
Posted by ブクログ
★5 学生カップルの失恋トラブルが、家族同士の熾烈で歪んだ争いに発展し… #ニーナに何があったのか
■あらすじ
大学生で恋人同士のサイモンとニーナは、別荘で休暇を過ごしていた。しかし帰宅してきたのはサイモンだけで、ニーナとは別れ話の後、行方は知らないという。
心配で仕方のないニーナの母リアンは、何度もサイモン家を訪れるも、サイモンの両親に無愛想な態度をとられる。さらに警察に捜索依頼をするのだが、彼女は杳として行方が知れない。果たしてニーナに何があったのか…
■きっと読みたくなるレビュー
★5 おもろい! そしてシンプルかつ分かりやすい!
そう、まず本作で推したいのは、めっちゃ読みやすく -
Posted by ブクログ
たまたま本屋さんで平積みされているのを見かけて、タイトルと装丁の美しさと帯に書かれた設定が面白そうで買った本。
南極で電気技師として働くエスター。
魔術書によって父を失い、それらを守るために結界の張られた家で一人暮らす妹のジョアンナ。
魔術書を書くことのできる「書士」ニコラス。
全く何が起きているのかわからない中、三人のそれぞれの視点で語られ、起きる事件を通して謎が少しずつ明らかになり、三人が出会ってさらにいくつもの謎が深まり解き明かされていく。少し明らかになったかな、と思うと視点が変わってしまうのでもどかしい思いもしつつだからこそ読み進める手が止まりませんでした。
次々と現れる謎と不思 -
購入済み
なぜか2冊目から4冊目が電子書籍で買えないので、途中飛びましたが、一巻完結の内容なので、楽しめました。
30年代のイギリス、特に上流階級の暮らしやマナーが、知れて興味深いです。