田辺千幸のレビュー一覧

  • 罪人のカルマ
    「彼女達が闘った時代」と
    「主人公の生い立ち」の話

    ウィル・トレントシリーズ6作目
    現在で起こった女性の失踪事件と
    過去1975年に起きた失踪事件の二つの時間軸で進む。

    現在では、捜査に加われず鬼上司アマンダの圧力、謎の行動に戸惑うウィル
    そして過去では、警察官として下っ端で気弱なアマンダ(おっ...続きを読む
  • グッド・ドーター 下
    姉の生還・リハビリ
    とんでもない事よ
    もどかしくて・・・
    ヤキモキもしたけど
    なんて事でしょ
    もう~~~凄いです
    完璧!!
  • 贖いのリミット
    ダヴィンチの広告欄とか特集で何度か見かけたことがあり、見栄えのする著者近影も相俟って、ひそかに気にはなっていたもの。今回、本の雑誌年間ランキング入賞で、いよいよ手に取ってみた次第。シリーズものを途中から読んで大丈夫か?とも思ったけど、杞憂でした。どんでん返しな展開も含め、本作だけでも十分に楽しめる内...続きを読む
  • ネバームーア モリガン・クロウの挑戦
    とってもファンタジーらしいファンタジー!はじめの部分ではモリガンの置かれている状況はかわいそうなものだが、そこから抜け出して、ネバームーアという世界で大切な人たちや大切な友人を作っていく。登場人物はみんないいキャラクターだ。わたしはフェンが好き。これからモリガンの仲間になっていくホーソーンや同期生た...続きを読む
  • グッド・ドーター 下
     カリン・スローター作品で一番感情移入できた作品である。むしろそういうことをこの作家には期待してはいなかっただけに、これは驚きだ。面白さのための人間構築、常にストーリーのための対人葛藤の迷路を構築する建築学的な作家、とぼくは見ていたのだが、もしやそれは視野の狭い思い込みであったか。

     とは言うもの...続きを読む
  • グッド・ドーター 上
     カリン・スローター作品で一番感情移入できた作品である。むしろそういうことをこの作家には期待してはいなかっただけに、これは驚きだ。面白さのための人間構築、常にストーリーのための対人葛藤の迷路を構築する建築学的な作家、とぼくは見ていたのだが、もしやそれは視野の狭い思い込みであったか。

     とは言うもの...続きを読む
  • 貧乏お嬢さま、イタリアへ
    貧乏お嬢さまシリーズの11巻目。今回も面白かった。舞台はイタリア、第二次世界大戦前の歴史上の出来事が背景にからんでいて、その時代の人物描写など、そういう面でも興味深いし、ミステリーとしても、ハラハラドキドキ、一気読みしてしまう面白さ。ファッションや食事のくだりも読んで楽しい。ダーシーとの仲はあまり進...続きを読む
  • 貧乏お嬢さま、イタリアへ
    貧乏お嬢さまシリーズの11巻目。今回も面白かった。舞台はイタリア、第二次世界大戦前の歴史上の出来事が背景にからんでいて、その時代の人物描写など、そういう面でも興味深いし、ミステリーとしても、ハラハラドキドキ、一気読みしてしまう面白さ。ファッションや食事のくだりも読んで楽しい。ダーシーとの仲はあまり進...続きを読む
  • 貧乏お嬢さま、駆け落ちする
    ジョージーを乗せて北へと車を走らせるダーシー。行き先はスコットランドのグレトナグリーン!が、幸せを目前に飛び込んだ、ダーシーの父の逮捕のニュース。ダーシーは急遽アイルランドへ。ダーシーに説得されたジョージーは兄の元へ帰るが、ダーシーからの別れの電話を受けアイルランドへ。ダーシーの友人(?)ポーランド...続きを読む
  • 贖いのリミット
    最初に言いたいのがこれシリーズ物だったのかーーと言う事。
    知らずにこの本から読んでしまった…が、
    それを抜きにしても凄い面白かった!!
    むしろちゃんと最初から絶対読みたいと思わせられる。
    シリーズ物と知らずこの本から読んでも全然大丈夫。
    中盤からの引き込み度具合が凄い。
    物事には常に裏と表がある。あ...続きを読む
  • 貧乏お嬢さまと時計塔の幽霊
    またまた住む所に困ったジョージー。義理姉の嫌味に耐えていた時に、いつもの王妃からの呼び出しがかかる。ジョージ王子の結婚が迫り、結婚相手のマリナ王女のお相手をする事に。幽霊の住むケンジントン宮殿で申し分のない滞在だったが、ジョージ王子と噂のあったボボの死体を発見してしまう。犯人はジョージ王子なのか?ボ...続きを読む
  • 贖いのリミット
    バスケットのスター選手マーカス・リッピーが起こしたレイプ事件を担当する捜査官ウィル・トレント。金と弁護士の力で立件できなかった。その選手が経営するクラブで遺体が発見された。元警官のデール・ハーディングだった。現場に大量の血液が流れており、ウィルの別居中の妻アンジーのものだと考えられた・・・

    うーむ...続きを読む
  • 貧乏お嬢さま、駆け落ちする
    貧乏お嬢さまのシリーズも10作目。
    佳境です!

    ジョージーは公爵令嬢だが、一文無し。
    1930年代当時では、身分が高すぎて仕事に就くのも難しく、やり繰りに苦労していました。
    恋人のダーシーもなかなかはっきりしなかったのですが、ついに…?

    前作の終わり、ダーシーの車に乗ったジョージー。
    目指すは駆...続きを読む
  • 贖いのリミット
     さて自分としては珍しく順不同で最新作だけ齧っている捜査官ウィル・トレント・シリーズ。『ブラック&ホワイト』に継ぐシリーズ第8作は、ウィルの行方不明の妻であり過酷な過去をウィルが共有してきたらしいアンジーの事件。

     男性捜査官ウィルのシリーズとは言え、実際は彼を取り巻く個性派女性たちが持ち回り主役...続きを読む
  • 貧乏お嬢さま、ハリウッドへ
    シリーズ8作目。母のお供でアメリカに向かう豪華客船に乗ったジョージー。居合わせた映画監督に誘われ、母が女優復帰する事に。その船内で豪華な宝石が盗まれる事件が発生。しかも、密命を帯びたダーシーも乗船していた。犯人が見つからないまま一行はハリウッドへ。映画監督の城に滞在するが、高価な燭台が盗まれ、映画監...続きを読む
  • 贖いのリミット
    「ウィル・トレント」シリーズの八作目。このシリーズは毎回主要人物の誰かにスポットが当てられてきたけれど今作はアンジー。一番読みたかった人物。ウィルとの夫婦関係の形の歪さ、憎しみと愛情。元警官の惨殺死体と残された別の人物の大量の血液。残酷な描写。事件の展開、ウィルたちの捜査を読むだけで面白いのに、中盤...続きを読む
  • 貧乏お嬢さま、恐怖の館へ
    シリーズ7冊目。現公爵に世継ぎがいない為、オーストラリアから公爵の甥ジャックを迎えた公爵未亡人。牧羊場育ちの彼を教育すべく派遣されたジョージー。ジャックを探し出し連れてきたダーシーと共に滞在する事に。しかし直後、公爵が何者かに殺害され新たな公爵となったジャックに容疑がかかるが、彼ではないと確信するジ...続きを読む
  • 貧乏お嬢さまと王妃の首飾り
    王妃の依頼で、盗まれた嗅ぎ煙草入れを取り戻すためフランスへ向かったジョージー。車中でダーシーに関するよからぬ噂を聞き、フランス到着間も無く、決定的な現場を目撃してしまう。シャネルに誘われて出たショーでは、身につけていた王妃からの借り物のネックレスを盗まれ、第一発見者となった殺人事件で犯人として逮捕さ...続きを読む
  • 幽霊はお見通し
    家政婦は名探偵シリーズ第三弾。

    いつのまにか、捜査活動がないと物足りなさを感じてしまうようになった、
    ウィザースプーン家の面々。
    本来、警部補が担当しない強盗殺人を担当することになり、
    喜んで事件を調べることに。

    その途中で、なぜだかまた墓堀りに行ってるし。
    なぜだか、アメリカ人の未亡人ルティも...続きを読む
  • 消えたメイドと空家の死体
    家政婦は名探偵シリーズ第二弾。

    読んでいて何かとても楽しかった。
    今回のキーパーソン、アメリカ人の未亡人ルティ、
    率直で実際的で度胸があって頭が良い彼女が楽しいのかと思っていたが、
    それだけではなかった。

    前作では、ウィザースプーン警部補に人に助けられる「劉邦」を連想したが、
    今回はフロスト警部...続きを読む