田辺千幸のレビュー一覧

  • 忘れられた少女 上

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    これ、上下巻にする必要あった??

    まあ、面白いからいいけどね
    登場人物が多く、時代も長いので
    ちょっと苦労した
    さあ!!下巻が楽しみだ

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    2026年09月03日
  • 誠実な嘘

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    メグとアガサ。
    対照的な2人の視点で交互に語られて話がすすんでいくので、すごく分厚い本だけど中弛みもせず読めた。
    スリリングな展開に続きが気になってしょうがない状態であっという間に完読してしまった。

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    2026年09月01日
  • 貧乏お嬢さまと消えた女王

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    貧乏お嬢さまシリーズ、18作目。
    お屋敷で、思わぬ事件が…?!

    公爵令嬢だが、財産はないジョージー。
    愛するダーシーと結婚し、サー・ヒューバートの相続人として、留守がちな広いお屋敷に住まわせてもらっています。赤ちゃんも生まれて、幸せな日々。
    兄嫁が息子をこの近くの学校に入れたいと、視察のためにはるばるスコットランドからやって来る。ジョージーを何かと利用する気、満々?(笑)

    王家の親戚で信頼もされているジョージーですが、新国王のエドワード8世から直接、電話が!
    シンプソン夫人をしばらく匿ってくれと頼まれてしまいます。二人の仲を公表するタイミングの前に、騒がれては困るんですね。
    わがままなシン

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    2026年08月18日
  • #ニーナに何があったのか?

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    ネタバレ

    失踪したニーナの生死が最初こそわからないものの、500頁の半ばに至る頃には、彼女がすでに殺されていることも、その犯人が誰なのかも明かされています。えっ、あと半分はどう話が進められるの!?と思いながら夢中で読みました。

    殺人事件そのものよりも、被害者の親にあらぬ疑いがかけられて「あることないこと」ではなく「ないことないこと」がSNSで噂となって駆け巡る様子がめちゃくちゃ怖い。

    いちばんの謎は、どうしてニーナみたいな美人で賢くて良い子がサイモンみたいなクズと長年交際していたのかということです。後味の悪い面白さ。

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    2026年07月16日
  • 家政婦は名探偵

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     時代はヴィクトリア朝時代で、場所はロンドン、人は良いが能力はお世辞にもあるとはいえない警部補に、裏で色々と手を貸している彼の使用人たち……という、なかなか面白そうな設定で、実際面白い。
     主人公は警部補を敬愛してやまない家政婦のジェフリーズ夫人、御年57歳という熟女である。シャーロック・ホームズもかくやという頭脳の持ち主である。しかし、彼女は表に出ることを好まない。それは彼女と同じ使用人であるメイドたちも一緒だ。あくまで表に出ているのは警部補である。
     謎自体はそこまで複雑ではないし、おそらくそれを重きにおいてはいない。主人公を含む使用人探偵団が、自分の特技を活かして情報を集めて、解決してい

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    2026年06月22日
  • 貧乏お嬢さま、子守りを探す

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    フォグが探し出してジョージーに斡旋したナニーは英国上流階級の価値観からすれば「当たり」の人だと思うし、クイーニーをクビにしたのもナイスアシストだと思うけど、ジョージーの価値観からは耐え難く、ついに義姉との決定的な対立を迎える!

    なんて一大事が背中を押したのか、いつもは巻き込まれて已む無く対峙する「事件」に、今回のジョージーは自ら求めるように進んで向かって行く。途中、ベリンダのメイドスパイ疑惑もあってこの話どこまで広がるの?と不安になったけどそちらは中途半端に立ち消えた(将来の伏線か?)。

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    2026年05月10日
  • 地中海クルーズにうってつけの謎解き

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    ネタバレ

    3.5くらい。
    コージーミステリーと言うけれど、メイン二人のレイチェルは警察官で、サラは看護師。
    犯人当ても特に手がかりもなく、ミステリーらしき推理もないので、サスペンスアクションのようなモノになっている。
    火曜サスペンスみたいな。

    それはそれとして豪華なクルーズ船の船旅気分を味わえたし、カルロスの正体は?みたいな恋と犯罪のドキドキがあったのは良かった。
    てか、カルロス、気が緩んだせいで危険を見過ごしたので次も出るなら名誉挽回して欲しい。

    気楽にのんびりに読書するなら良い感じの本だった。
    訳も読みやすい。

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    2026年04月06日
  • 地中海クルーズにうってつけの謎解き

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    ■初のコージー・ミステリ
    コージー・ミステリというジャンルを読んだのは本作が初めてだが、なるほどコージー。
    「優しいミステリ」という感じで、その意味は、「謎解きが簡単」とかそういうことではなく、作中の雰囲気が常に温かく、残酷な描写や性的な描写といった尖った描写がなく、本作で言えばまさに自分もクルーズ船の中にいるような感覚を味わえる、という意味での優しさ。

    コージー・ミステリとはハードボイルドの対義語として生まれた概念とのことだが、なるほどその説明がわかりやすい。
    確かにハードボイルドの真逆であり、「(世界観も人物も謎も全てが)優しいミステリ」という印象を受けた。
    現代の疲れた人々にはこういっ

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    2026年03月25日
  • クイックシルバー 異邦の錬金術師と妖精王子 下

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    ネタバレ

    上巻よりは面白かった。

    これみよがしに物質があるので、それで錬成するのかと考えさせておいて、セリアスが命じれば護符になるっていう。
    そりゃそうだ。
    カリオンがなんでイヴェリアへ?と思ってたけど、なるほどね。
    へらず口を叩くキャラなので、硬直になりやすい場面で自然に会話が繋いでて読みやすかった。

    フィッシャーなんかずっと頑張ってるな。クイックシルバーの影響も受けて、迷宮もさまよって。
    その時、タラデイアスと仲良くなったのか?

    マドラは人間って言うから人間だけど不死かなっと思ったらフェイだった。
    マルコムとベレコンとマドラは実の兄妹なのか、ヴァンパイア関係で兄妹なのか。
    ベレコンとマドラはク

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    2026年03月06日
  • クイックシルバー 異邦の錬金術師と妖精王子 上

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    ネタバレ

    面白さは3.5。
    期待してたいたよりは主人公を好きになれない。いつも怒ってばかりで、周囲の人間の機微を読み取れていないから。
    それだけ荒んだ環境で余裕が無かったからだとは思うが。
    イヴェリアでの生活は貧困層が富裕層への暮らしに紛れ込むようなギャップがあって面白かった。
    フェイから見たら短命な人間はみな子供のようだろうで、ナチュラルに蔑ろにするだろうなと思う。そう考えるとフィッシャーがセアリスに夢中になるのは気持ち悪いな……。ダンジョン飯でもこんな話あったけど。
    カリオンはセアリスのこと好きだろうし、フィッシャーもセアリスが好き。セアリスは2人の気持ちに気付かない。うーん、あんま好きじゃないなこ

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    2026年02月26日
  • 血の魔術書と姉妹たち

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    大人向けファンタジー。
    血で書かれた魔術書や、通り抜けられる魔法の鏡。
    本を守るために生き別れになってしまった姉妹は、同じように本に縛られていた青年と出会う事になり、真実を知る事になる。
    前半はそれぞれの目線で描かれていて、中盤から一気に物語が動きラストまで勢いが止まらない。
    翻訳独特の読みづらさはあるのものの、世界観は今風なのにファンタジー色も強く、自分の知らない魔法の世界があるんじゃないかと思わせてくれる。
    ドラマ化の話もあるとかないとか。映像化したら面白そうだな~

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    2025年10月20日
  • #ニーナに何があったのか?

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    ある日突如として失踪したニーナ。元恋人、その両親、ニーナの両親、警官と語り手を変えながら進むストーリー。序盤からシンプルにいけば、こいつが犯人だろうと思いつつも、本当にそんなシンプルなの?とも思わせながら進むストーリーは、何度も本当にこれで終わり?と思わせられました。あまりにも子ども可愛さに誤った行動を取り続ける親たちの姿に、こんなものなのかなぁと、違和感を感じてしまい、最後まで何かモヤモヤとしたものが残り、スッキリとしなかったです。

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    2025年10月11日
  • 報いのウィル

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    隔絶された山奥の高級ロッジを妻サラと旅行で訪れた捜査官ウィル。インターネットも携帯電話もつながらないその場所で、ウィルはめった刺しにされた血塗れの女性を発見する。被害者は代々ロッジを経営する一族の娘マーシー。犯人はここに暮らす彼女の家族と4組の宿泊客の中にいるに違いない。だが、マーシーは家族各々と揉めていたうえ、宿泊客の素性も怪しい。誰もが嘘をつくなか、ウィルは真相を追う。

     瀕死の状態のマーシーを、ウィルが発見する所から始まる。そこから時間は遡り、マーシーが家族からどんな目で見られているかが明かされていく。要するに、誰が容疑者でもおかしくないという状況が示される。かてて加えてマーシーのパー

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    2025年09月19日
  • 地中海クルーズにうってつけの謎解き

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    豪華客船を舞台に展開されるミステリー。

    レイチェルやサラと一緒に、豪華クルーズに参加している気分になれました。ミステリーなので不穏なことも起こるのだけれど、にも増して船上のアクティビティとか寄港先の観光などの非日常感とで、メリハリが効いた素敵な小説でした。
    レイチェルの乗客目線と、サラの乗組員の立場から客船の裏舞台まで、豪華客船についても垣間見ることができおもしろかったです。

    “コージーミステリー“というジャンルも初めて知りました。(調べてみたら、『居心地がいい』『親しみやすい』と、読者にリラックスした読書体験を提供するミステリーなんだそう)続編が来年に出るようなので、ぜひ読みたいです。

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    2025年09月17日
  • ハーフ・ワイルド ネイサン・バーンと魔のナイフ(下)

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    ネタバレ

    お父さんとの別れが感動的だった。
    お父さんがネイサンのことを大切に思っていて、大事にしたいという気持ちがわかってよかった。ネイサンが自分を殺すかもしれないと思っていたが、それは必要なことであり、それを恐れているのではないということがわかってネイサンもお父さんの愛情を深く感じることができたと思う。
    残念ながら第3作の日本語訳はないそうで、、、続きが気になる。

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    2025年09月06日
  • #ニーナに何があったのか?

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    おすすめされていたので読んでみたら、これは面白かった!翻訳もののミステリーの中でもとても読みやすい部類に入ると思う。トリックというよりも、人物に焦点が当てられているのでサスペンスみが強く好みでした。それにしても、愛する子が絡むと、大人の親も正常な判断ができなくなるんだな…と。程度の差はあれど、子を持つ親としてゾクッとしました。おすすめ!

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    2025年08月01日
  • 貧乏お嬢さま、イタリアへ

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    ネタバレ

    友人のベリンダの出産のためにイタリアに行こうとしたジョージーにまたも王妃陛下からの依頼。滞在先は学生自体の友人だし母と婚約者もいるという中で、言い寄ってきた貴族男性が殺されてしまう事態に。
    今回はトリックも難しいものではなく犯人は死ななかったが、無実の青年が巻き込まれる形に。それでもベリンダの子供は引き取り先が決まり、ジョージーの結婚も進みそうな気配。

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    2025年07月05日
  • #ニーナに何があったのか?

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    わたしには子どもがいないけれど、終始つらく、重苦しく、そして怖く、それでも手を止められなかった。
    いろいろと考えた。

    親の愛について。
    SNSについて。
    憎しみについて。

    個人的には、精神に余裕のあるときに読まれることをおすすめします。

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    2025年06月15日
  • #ニーナに何があったのか?

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    大学生のニーナは交際しているサイモンと別荘で過ごしていたけれど、帰宅したのはサイモンだけだった。喧嘩をし別れ話をしたと言い、それきりニーナを見た人はいなかった。ニーナの捜索が始まり、SNSはニーナやその家族への誹謗中傷や噂話で溢れていく。その渦中にあるニーナの家族の心情と、疑われていくサイモンと家族の心情と、子供を家族を守るためにどこまでできるのか。なにができるのかということがそれぞれの痛みとともに描かれていく。SNSで広まっていく声とそれを面白がる人間の愚かさ、巻き込まれていく事件の当事者たちの絶望感が決して他人事とは思えない怖さがある。

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    2025年06月08日
  • 貧乏お嬢さま、駆け落ちする

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    駆け落ちしようとした矢先に相手(ダーシー)の実家の危機を救うことになる今作。事件自体は複雑ではないが、真相が判明していくときの人物名がちょっとややこしい。時代が時代なだけにアメリカ・ヨーロッパ間でこういう大陸を隔てて身分を偽るようなことがあったのだろうなぁと。

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    2025年05月06日