田辺千幸のレビュー一覧
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裏カバーを先に読む習慣だもので・・が、実際の筋は首をかしげる~法廷劇か家族問題か・・はたまた
冒頭の「住居の焼失~母親の惨劇」はくっきりと姿を現すのだが、そこから妹が陽になったり陰になったり。その立ち位置関係はともすると姉が入れ替わる。
弁護士の父親は善悪が判別せぬが、街中の嫌われ者(被疑者、被告...続きを読むPosted by ブクログ -
下巻です
読んでいて、この作者はどこまで女性に試練を与えるのだろうと思います
上巻からあるシーンが繰り返し何度か出てきます
家に押入った暴漢が母親を銃殺し、二人の姉妹が外に連れ出されて、姉は撃たれ妹は隙を見て逃げると言ったシーンです
このシーンが出てくるたびに鮮明に、詳細に、残酷になってくるんです
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これはシリーズものではなく上下巻で完結
この作者はどこまで女性と子供を痛めつけるんだろう?
正義を貫こうとする弁護士の家族に起こった事件から始まる
火炎瓶を投げ込まれて家が焼失した為、町から離れた一軒家に引っ越して間もなく、母親は銃で頭を撃ち抜かれ、長女は畑で撃たれて埋められ、次女は森に連れ込まれ...続きを読むPosted by ブクログ -
イギリスの植民地、ケニアへのハネムーン。そこでは退廃の貴族生活が繰り広げられ。。。
今回はジョージ―もダーシーも、いまいちミッションの達成感がないのがちょっと物足りないですが、ようやく結婚できた二人がとっても落ち着いた様子になってほのぼのしました。何せずっと二人一緒にいられるしね。
次作は11月...続きを読むPosted by ブクログ -
もたつく展開が気になっていたけど、下巻に入ってようやくつかめてきたのは、単なるミステリーではなく家族小説であること。悲劇に見舞われながらも、果敢に正義を貫いた父と最愛の母、2人の娘がその過去を乗り越えていく家族小説。そう考えると展開の遅さも納得できたし感動もした。でも、それにしても、名前がハリエット...続きを読むPosted by ブクログ
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朝日新聞の書評で見て。正義感の弁護士ラスティ・クインの妻ガンマ、娘のサマンサとチャーリーがラスティが弁護費を滞納していたザックらに襲われる。無残にガンマは殺害され、サマンサは生き埋めになりながらも一命をとりとめる。そして、そこから月日がたち、チャーリーも弁護士となった。とあるきっかけで訪れた中学で、...続きを読むPosted by ブクログ
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ウィザースプーン警部補は医師の死体を前にただ困っていた。どこから捜査に手をつけるべきか。
家政婦のジェフリーズ夫人と話すといつだっていいく考えが浮かぶのに。
彼女は何と言っていた?
人の良い紳士な警部補と警部補のお屋敷の面々。
警部補に恩義を感じ、その人柄をしたう彼らは、お屋敷の主人のためにこっそ...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙の愛らしさに惹かれて手に取る。3巻から読んでしまったけど、なんとかなった。
ウエールズ地方の味がふんだんに出ていて嬉しくなる。
たまに登場するウエールズ語の挨拶も興味深い。本当にウエールズ語は英語とは違う。
作中で村の人が英語がわからない、とか、外から来た人たちがウエールズ語がわからない、という...続きを読むPosted by ブクログ -
リース・ボウエンの【英国王妃の事件ファイル】シリーズ第6弾!
今回はタイトル通りクリスマスシーズンの物語。
主人公のジョージーは、スコットランドにある実家のラノク城での悲惨なクリスマスから逃れ、仕事をゲットします。
その仕事とは、デボン州ダートムーアのはずれの村にある、ゴーズリー・ホールという...続きを読むPosted by ブクログ -
リース・ボウエンの【英国ひつじの村】シリーズの第三弾!
ウェールズの伝統行事「アイズテズヴォッド」で行われる合唱コンテストに、なし崩し的に出場することになった主人公のエヴァン。
そんな中、村には有名なオペラ歌手が滞在することになります。
彼を中心にさまざまな事件が起こり、エヴァン自身の生活や人...続きを読むPosted by ブクログ