田辺千幸のレビュー一覧

  • 鉄の魔道僧 1 神々の秘剣

    Posted by ブクログ

    えーと、ドルイドってこんな生き物でしたっけ。

    と、なるのももちろん作者の思う様ですが。現代物らしさとして、「オーランド・ブルーム演じるレゴラスのように美しい。化粧品の広告に出てくるタイプだ」でウケて、以後は違和感なく受け容れられました。

    それにしてもオベロンが可愛くて!アイリッシュ・ウルフハウンドの大きさを考えると更にギャップ萌え。アティカスとオベロンのやりとりが、人と犬、主従であって、そして友。オベロンいないとこの明るさは成り立たないでしょこれ。

    0
    2013年03月12日
  • #ニーナに何があったのか?

    Posted by ブクログ

     休暇中に山間の別荘を訪れた大学生、ニーナとサイモン。だが帰ってきたのはサイモンだけ。別れ話になり先に帰宅したと言うが、挙動不審な上、その後ニーナの姿を見た者はいない。謎が深まるなか、一方の親は記者会見で捜索を訴え、他方は息子を守るべく大金でPR会社を雇って対抗する。サイモンが殺した、自作自演だ、親が怪しい……憶測と誹謗中傷の嵐の先に暴かれたのは恐るべき真実で。

     サイモンが語る、二人の最後の数時間に何が起こったのか、説明には矛盾が残る。ニーナの両親は警察に事情聴取を迫り、サイモンの両親は彼を守るために奔走。高額な弁護士とPR会社を雇い、容赦ないメディアキャンペーンを次々と展開。

     やがて

    0
    2025年12月12日
  • 報いのウィル

    Posted by ブクログ

    年末の自分へのご褒美に買ったスローターの新作。
    読む度に心をえぐられるけど、読まずにはいられない。今回はサラの無垢な視点で見る、主人公の女性の虐げられた尊厳と母親としての意地に引き込まれた。
    愛が人を救うこともあれば、洗脳することもある。
    子育てをする上で、考えさせられる作品。

    0
    2025年11月17日
  • #ニーナに何があったのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    形としては群像劇で、各人物視点でストーリーが進んでいきます。途中までは、ニーナに何があったのかとすごく気になったものの、だんだん飽きました。まわりの人物の思惑だとか行動だとかネット社会の誹謗中傷問題とかが中心で、今の自分はあまりそちらに興味がなかったため、リアリティがあるだけにだんだんおなかいっぱいになってしまって、面白みを感じられなかったのかもしれません。

    0
    2025年10月21日
  • #ニーナに何があったのか?

    Posted by ブクログ

    昨今起こっている事件に似ている部分があり、なんだか男の人が怖くなる…そうじゃない人も沢山いるはずだが。今日たまたま好青年と呼ばれる人に遭遇したが、失礼ながら内心大丈夫な人かな…?と思ってしまった。それほどリアリティがあるような心情描写にハラハラゾクゾクしてしまった。

    0
    2025年09月10日
  • 貧乏お嬢さまと消えた女王

    Posted by ブクログ

    時代はついに王冠を賭けた恋のとき・・・

    シリーズ第18作は、ちょっとごった煮風で散らかった印象でした。

    0
    2025年09月09日
  • ハーフ・バッド ネイサン・バーンと悪の血脈(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後にようやくお父さんに出会い、儀式をしてもらえてよかったといえばよかった。
    続きがもっと面白くなることを期待したいなー。

    0
    2025年08月24日
  • ハーフ・バッド ネイサン・バーンと悪の血脈(上)

    Posted by ブクログ

    何か起こりそうで何も起きてない、強いて言うならネイサンとアナリーゼとの出会いかなー。
    ネイサンの悲惨な人生がただただ綴られている。
    下巻に期待。

    0
    2025年08月24日
  • 地中海クルーズにうってつけの謎解き

    Posted by ブクログ

    警官レイチェルが大型豪華客船で旅行中、事件に遭遇してしまい… #地中海クルーズにうってつけの謎解き

    ■あらすじ
    失恋のため傷心中だった警察官のレイチェル、豪華客船で看護師として働く友人サラに誘われて地中海クルーズに参加していた。客船内で食事や観光を楽しんでいたレイチェルであったが、同じ乗客の不審死を遭遇してしまう。レイチェルは友人や知り合いを頼りに、捜査を開始するのだが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    クルーズ船って一度は乗ってみたいすよね~、気になって値段とか調べちゃったよ。比較的リーズナブルなジャパネットクルーズの地中海クルーズだと… おひとり100万円ですか…

    無理! 庶民の私には

    0
    2025年08月09日
  • #ニーナに何があったのか?

    Posted by ブクログ


    休暇で山間の別荘を訪れた大学生で恋人同士のニーナとサイモン
    だが別れ話で喧嘩になり、サイモンはニーナを残し先に帰宅する…
    ところがいつまで経ってもニーナが帰ってこない
    ニーナの両親は記者会見を開き、捜索を始めるが…

    「彼氏のサイモンが殺した」
    「父親が怪しい」
    「炎上狙いの自作自演!」
    家族はSNSによる憶測と誹謗中傷、根拠もないネット上の書き込みに苦しめられる…
    『ニーナに何があったのか?』
    それは作品中盤で明らかになるが、
    この作品はまさに
    『#ニーナに何があったのか?』
    なのだ!

    章ごとに変わる視点
    登場人物も多くなく、読みやすい
    犯人当てというよりは、周辺人物の心理描写を読ませる

    0
    2025年08月02日
  • 地中海クルーズにうってつけの謎解き

    Posted by ブクログ

    クルーズ旅行をしたことはまだ無いけど旅行気分を味わいながら読めた本でしたね。ミステリー自体は凝ってない比較的シンプルな印象でした。
    個人的にはもっと旅先の描写を増やしてくれても大歓迎

    0
    2025年07月19日
  • 貧乏お嬢さまと消えた女王

    Posted by ブクログ

    息子も生まれ穏やかに暮らしていたジョージー。
    ところが新国王からの依頼で
    ついに関係を公にしたいシンプソン夫人を
    しばらく匿って欲しいと言われてしまう。
    一方、サー・ヒューバートは知り合いになった
    ハリウッドの映画関係者に屋敷での撮影を許可。
    シンプソン夫人の存在を隠しながら
    女優たちの相手までしなくてはならない。
    しかも、兄の家族まで学校視察を名目に
    屋敷に滞在することになってしまって大迷惑。
    そんな中、当の夫人が姿を消してしまい…。

    毎度、悩みの種がてんこ盛りですわね。
    ハリウッドの撮影隊がめっちゃわがままで
    そういうこと言いそう〜な感じの人々。
    今回は失踪か誘拐事件?と思いきや。
    敷地

    0
    2025年07月14日
  • 血の魔術書と姉妹たち

    Posted by ブクログ

    途中まで読みづらくて読むのをやめようかと思ったけど、面白くなるという感想に励まされて読み進めたら確かに面白い!ニコラスやコリンズが出てくる英国パートが好き。
    しかしながらクライマックスにかけて再び説明調の記載が多くなり、やっぱり読みづらくなってしまった。

    0
    2025年07月11日
  • #ニーナに何があったのか?

    Posted by ブクログ

    非常に濃厚でスリリングな犯罪小説を読んだ気がした。物語の構成上、視点が様々な人物に変わっていきその度に登場人物の心理描写がドキドキするほど伝わってきた。またネット、SNSで増幅される陰謀論やデマを信じこんで誹謗中傷したり突撃したりととても現代的で臨場感があった。

    0
    2025年06月20日
  • デスパーク

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白いけど、もっと面白くなるポテンシャルがあったという意味で惜しい作品かもしれない。場面場面ではとても面白いところがあった。シエラの異常性が、この作品特有の設定の中で遺憾無く発揮されていたところなどはのめり込んで読めた。逆に、最終決戦のゲームは盛り上がりに欠けたし、どんでん返しも読み返したくなるほどではなかった。中盤は読んでてずっと楽しかったので、終盤の展開だけが少し残念。映画映えしそうな作品ではある。デビュー作との事なので今後に期待です!

    0
    2025年06月07日
  • 家政婦は名探偵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第一作。

    善人だけど才能無しな警部補の為に、彼の使用人達が事件の情報を集めて手助けするお話。

    一作目からもう既に事件解決の実績ありだったのね。ジェフリーズ夫人の才能がすごい。

    警部補のダメさが凄いけど、使用人への態度や夫人との会話で分かる支えられるリーダー感。
    でも階級故の発言には引く…笑。

    一発目が犯人の自決エンドとは思わなかった。
    被害者のクソっぷりが凄くて変に同情心を持たずに読めたのは楽かも。

    クルックシャンク夫人が煙たがられてるのほんと笑う。

    0
    2025年05月25日
  • 貧乏お嬢さま、ハリウッドへ

    Posted by ブクログ

    今回の舞台はアメリカ。母親が女優であることがやっと生きる回。豪華客船から知り合った映画監督の屋敷に滞在とセレブ感満載(王家の親戚なのでセレブな筈なのだが)。この話が第二次世界大戦前なのを忘れそうなほど現代に近いような文化レベルでその点では前作の方が世界観には合っている気がした。
    ダーシーとの仲も少しずつ公言していくようで、この後のタイトルでなんとなく読めるがまだまだ結婚までは焦らされそう。

    0
    2025年01月14日
  • 貧乏お嬢さま、花の都へ

    Posted by ブクログ

    ココの助手になったベリンダに会いに
    パリを訪れたジョージー。
    ダーシーは到着した途端、別行動で
    ショーに大忙しのベリンダとも
    あまり観光が楽しめそうもない。
    そのうえココが自分のデザインした
    マタニティドレスを着て
    ショーに出てほしいと言い出した。
    前回の事件を思い出して
    不安なジョージーの目の前で招待客が倒れ…。

    前巻読んで「殺人事件、いらなくない?」
    なとど言いましたが
    今回くらいの配分は初期に戻った気がして
    ちょっと好みでした〜。
    謎解きとしてもニヤリとしたし。

    次の巻、いよいよ赤ちゃん生まれてるかな?
    そうなると、あまり無茶もできなくなりそうだが
    巻き込まれ型なところもあるしな( ̄

    0
    2024年10月27日
  • 貧乏お嬢さまの困った招待状

    Posted by ブクログ

    アインスレーの屋敷に落ち着いて
    初めてのクリスマスを迎えようと思ったのに
    ラノク城から兄一家が押しかけるし
    パーティの準備はすすまないしで
    頭を悩ますジョージーのもとに
    ダーシーの伯母から招待状が届いた。
    実は王妃絡みの依頼とあって
    さっそく一行で訪れたが
    他の招待客も曲者揃いのようで…。

    いやいやいや(−_−;)
    なんかモヤモヤする巻だったわ、ごめん。
    もう殺人事件、いらなくない?
    今までになく犯人が唐突な気がしたの。

    でも、古き良き英国のクリスマス描写が
    たっぷり楽しめたのは良かった。
    相変わらずのクイーニーが
    クリスマス・プディングには入れないものを
    入れてしまったりとかしてね。

    0
    2024年10月18日
  • 貧乏お嬢さま、追憶の館へ

    Posted by ブクログ

    ベリンダが莫大な遺産を相続した。
    その中にふくまれていた古い屋敷を見に
    一緒にコーンウォールへ来たジョージー。
    そこは長い間放置されていたため
    手入れがなければ住めそうになかった。
    仮の宿を探して近くの村を訪れたふたりは
    そこでベリンダの旧友ローズから
    彼女の家に招待される。
    どうやらローズは夫に殺されるという
    懸念を抱いているらしく…。

    今回は『レベッカ』がモチーフだそう。
    夫からの殺意に怯えていたローズが
    ベリンダに夫殺しの容疑がかかった途端
    態度を翻したのが嫌な感じだったわ〜。

    なんとか親友の無実を証明しようと
    孤軍奮闘するジョージーが頼もしい。
    ダーシーがウルトラCで登場するけど

    0
    2024年10月18日