田辺千幸のレビュー一覧

  • 鉄の魔道僧 2 魔女の狂宴

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     イエス・キリストも雷神トールも吸血鬼も狼男も実在していて、現代の人間社会に紛れ込んでいたり出入りしているんだよ……という設定で繰り広げられる、神殺しが仕事みたいに思われ始めた古本屋店主のあんちゃんの冒険譚。
     今回は、ポーランドの魔女とドイツ魔女の対決に問答無用で巻き込まれ、友人知人にまで危害が及ぶ中、どさくさ紛れにバッカスの巫女たちがこのときぞとばかりに進撃してくるという状況で、殺人事件の容疑者として主人公アティカスが警察の捜査線上に浮かぶという、今回も危機一髪の連続です。
     けっこう盛りだくさんだけれど詰め込みすぎな感じはなく、凄惨な話なんだけれど『聖☆おにいさん』みたいなシチュエーショ

    0
    2013年09月07日
  • 鉄の魔道僧 1 神々の秘剣

    Posted by ブクログ

     本屋にてうっかりジャケ買い……したのには理由があって、それは数年前のこと。

     行きつけの骨董屋にて、奇妙な形状のペンダントトップ?を見つけたことがあった。
     ケルト十字に似ているのだけど、素材は鉄。両面ともにびっしりと刻印が刻まれている。店主の曰く
    「19Cイギリスのアイアン・ワークであるのは確かなんですが、用途が不明なんですよね。ペンダントにしては先端が尖りすぎていて危ないし、お守りのチャームにしては小さいし、銀ではないし」
     鍛冶屋が手遊びに作ったものだろう、ということで、値段も手頃だったので購入し、ペンダントに作り直した…… ということがあったのだけど。

     外見21歳のイケメンサブ

    0
    2013年03月27日
  • 鉄の魔道僧 1 神々の秘剣

    Posted by ブクログ

    そうそう、オバちゃんの思うラノベって、こういうカンジよ。
    そして、これも年がバレますが、
    トレジャーハンター・八頭大くんをちょっと思い出しました。
    八頭くんよりカワイイですけどね。

    そして、本書のカワイイ担当、オベロン。
    アイリッシュ・ウルフハウンド。
    イヌスキーなら、本書は激オススメw
    姿を隠していても、しっぽでソファをバタバタ叩く音がする・・・とか、もう。

    浅学なのでケルト神話の神様には、ほとんど馴染みがないのですが、
    (いや、だから、か?)
    魅力的な神様たち、そして、主人公にひっぱられてあっという間に
    読み終えてしまいました。

    夏に出るという第2弾も楽しみ。
    (訳出ペースが速くてウ

    0
    2013年03月26日
  • 鉄の魔道僧 1 神々の秘剣

    Posted by ブクログ

    21世紀のアリゾナの町で、ドルイド僧とケルト神話の神々が殺し合う話……と書くと殺伐として血生臭そうだし、実際死屍累々で裏切りありありなんだけれど、それをあまり陰惨に感じさせないのは神さまも悪魔もノンジャンルでなんでもありだという無節操さな世界観のせいなのかも。なんとなく「聖おにいさん」と似たテイストを感じ取ってしまいます。
    スターウォーズやギャラクティカのビデオばかり見せられてきた犬のオベロンの偏りっぷりもステキです。

    0
    2013年03月14日
  • 鉄の魔道僧 1 神々の秘剣

    Posted by ブクログ

    狼人間やヴァンパイアやグール、果ては諸々の神話の神々さえ現代社会に生きている世界。
    主人公は見た目は若々しい、どこにでもいる普通の若者ですが、実は魔法によって2000年生きているドルイドで、しかも伊達に2000年生きてきたのではない叡智と狡猾さを持っています。

    軽い話になりがちな設定ですが、魔法を使う上での制約が意外にシビアで、よくある『魔法を使えば何でもあり』的なものを感じさせません。

    また、シリーズ第一巻ということで背景世界やら登場人物(これがまた数多い)の説明に相当部分を当てなければならないことを踏まえても、ストーリー展開のテンポはそれほど悪くないし、SFファンタジー映画ファンには思

    0
    2013年03月13日
  • 鉄の魔道僧 1 神々の秘剣

    Posted by ブクログ

    えーと、ドルイドってこんな生き物でしたっけ。

    と、なるのももちろん作者の思う様ですが。現代物らしさとして、「オーランド・ブルーム演じるレゴラスのように美しい。化粧品の広告に出てくるタイプだ」でウケて、以後は違和感なく受け容れられました。

    それにしてもオベロンが可愛くて!アイリッシュ・ウルフハウンドの大きさを考えると更にギャップ萌え。アティカスとオベロンのやりとりが、人と犬、主従であって、そして友。オベロンいないとこの明るさは成り立たないでしょこれ。

    0
    2013年03月12日
  • 地中海クルーズにうってつけの謎解き

    Posted by ブクログ

    コージーミステリーなのかな?ミステリーの要素は少なめ。色々な面で不完全燃焼だった。ただ豪華客船の描写が(地元の港に着いた豪華客船を見に行ったばかりなので)すごく興味深かった。

    0
    2026年05月07日
  • 地中海クルーズにうってつけの謎解き

    Posted by ブクログ

    失恋の痛手から立ち直れない
    新人警官のレイチェルは
    豪華客船で看護士をしている
    友人サラに誘われてクルーズの旅へ。
    船の旅は楽しく、隣室の老婦人マージョリーや
    ハンサムなカルロスとも知り合うことができた。
    しかし、寄港地で乗客が不審な死を遂げ
    疑惑の目はカルロスに向けられる。

    通勤中に読むのにも、うってつけ!
    クルーズ楽しんでいる気分で
    命狙われてそうな裕福な老婦人やら
    秘密がありそうなイケメンやら
    怪しい乗客たちやらと
    ベタなキャラと展開にひたれました。

    0
    2026年04月16日
  • 地中海クルーズにうってつけの謎解き

    Posted by ブクログ

    クルーズ船で看護師として働くサラと客として乗船している警官のレイチェルの謎解き部分は思ったよりも少ない。ミステリーとして読むと物足りないかもしれないけど、のんびりした気持ちで読めてクルーズ船で豪華な旅行気分を存分に味わえた。
    シリーズものとのことなので、次はどんな展開になるのだろうか?

    0
    2026年04月15日
  • #ニーナに何があったのか?

    Posted by ブクログ

    ネットの悪意は、悪とも思っていないんだろうけれど本当に怖い。
    簡単に拡散されてしまう時代だからこそ、慎重にならなければいけないな、情報を正しく取捨選択しないとな、と改めて感じた。

    ニーナに何があったのか?
    の大筋は冒頭に大体分かる、が、中弛みする事なく読めた。
    ニーナとサイモンの両親+警察側の目線で進んでいく。
    ニーナの親は、ただがむしゃらに娘を心配し、真実を知る為に行動しているのが分かる。感情が行き過ぎて暴走してしまう事もしばしばあるが、それもニーナへの想いが根底にあるんだと理解できた。
    対してサイモンの親はどちらも息子を心配しているというよりも、なんだか自分を、世間体を一番に考えている気

    0
    2026年03月29日
  • #ニーナに何があったのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    傍目にはキラキラお似合いカップル、幼なじみのサイモンとニーナ。
    サイモンの家の別荘で過ごした週末を境にニーナが失踪。サイモンは「ニーナとは別れた。ニーナを残し一足先に先に帰ってきたので知らない」と言う。。。

    序盤の失踪をめぐる真相の不透明加減は『ゴーン・ガール』を彷彿とさせるサスペンス色強し。
    次第にSNSでの情報発信、流言流布に翻弄される関係者達の憐れとも思える奔走ぶりが海外版『俺ではない炎上』のようだった。

    とにかく登場人物(サイモンとニーナの親、家族達)のほとんどの言動が浅はか、軽率、後先考えない、頭の中は自分サイドのことばかりで心地悪い。
    自分の子どもの将来、安否が掛かる状況なので

    0
    2026年03月15日
  • #ニーナに何があったのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前半から引き込まれる展開です。中盤で早くも犯人が判明したのは驚きでしたが、その後の展開があまりなく、後半ちょっと失速したかなという感じでしたが、読みやすくおもしろかった。

    0
    2026年03月09日
  • 罪人のカルマ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    相変わらずカリンスローターのミステリー小説は惹き込まれます。
    しかしながら本作、自分の読解力に疑問を持つほど時系列がとんでもなく分かりづらい上に、登場人物の呼び名が変わるわ、結果を明確に書かないわ、アマンダがウィルに明かす真実には含みを持たせているわで難解…というより読みづらい(心なしか翻訳も)。

    アマンダとイヴリンの昔を知れたのは面白かったし、鉄の女も普通の人間であったことに安堵する。
    不遇の時代が彼女たちを強くさせたのか。

    さて、腑に落ちないのがジェーンの遺体とそれにまつわる描写です。
    ジェーン殺害のみ、結果的にルーシーの兄ハンクの犯行であったことが明かされますが、なぜジェーンの遺体は

    0
    2026年02月19日
  • 貧乏お嬢さまと消えた女王

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    面白いけど人を選びそう。

    なかなか事件が始まらないので
    まさかほんわかホーム物語に転換?と思うぐらいでした
    歴史を知る人には分かりきっていたラスト。
    事件の解決も初めの狙い通りで幕切れが早すぎるかも。

    #ダーク #共感する

    0
    2026年01月30日
  • クイックシルバー 異邦の錬金術師と妖精王子 上

    Posted by ブクログ

    人の名前かと思っていたら、システム?というか、介在する物質であった>クイックシルバー
    主人公のひねくれ方に今少しついていけていない。読ませる力はあると思うのだが、どうも焦点が合わない気がする。続きを読めばもう少しすっきりするのだろうか。

    0
    2026年01月23日
  • 血の魔術書と姉妹たち

    Posted by ブクログ

    第一部が終わるくらいにようやく面白くなってきたー!ってノってきて、あとはもう一気に読み終えた感じ。
    魔術書の設定が面白くて新しいのが出てくる度にへー!ほー!ってなったのでもっと色んな本知りたいな〜って気持ち。
    んでロマンスはニコラスじゃなくてニックか!ってなったwww

    ただなー両親ズの行動が明かされても(特にイザベル)納得いかんかったのとキャラ萌的なのは一切出来なかったのとで一回でいいなっていう
    あとはやっぱリチャードの恐ろしさが足りなかった。ので最後の対面も恐怖や緊迫感といったものが薄くて物足りなかったんだよねえ。あと単純にあの2人の絆・・まではいかんくても信用、信頼感をもうちょっと時間か

    0
    2026年01月06日
  • クイックシルバー 異邦の錬金術師と妖精王子 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻は読むのが苦しかったが、フィッシャーの生い立ちなどが分かってきて、クイック・シルバーたちと会話ができるようになったら楽しくなってきた。後半はまさかって思うような出来事がつづき、ロレスとカリオンが好きになってきた。これから、半ヴァンパイアと半フェイでどうやって生きていくのか気になる。

    0
    2026年01月04日
  • 地中海クルーズにうってつけの謎解き

    Posted by ブクログ

    202507/謎解き要素はそれほどだけど、翻訳モノ特有のとっつきにくさもなく、登場人物達も魅力的でさらっと楽しめた。クルーズ描写がもっとあるとさらに好み。

    0
    2025年12月22日
  • #ニーナに何があったのか?

    Posted by ブクログ

     休暇中に山間の別荘を訪れた大学生、ニーナとサイモン。だが帰ってきたのはサイモンだけ。別れ話になり先に帰宅したと言うが、挙動不審な上、その後ニーナの姿を見た者はいない。謎が深まるなか、一方の親は記者会見で捜索を訴え、他方は息子を守るべく大金でPR会社を雇って対抗する。サイモンが殺した、自作自演だ、親が怪しい……憶測と誹謗中傷の嵐の先に暴かれたのは恐るべき真実で。

     サイモンが語る、二人の最後の数時間に何が起こったのか、説明には矛盾が残る。ニーナの両親は警察に事情聴取を迫り、サイモンの両親は彼を守るために奔走。高額な弁護士とPR会社を雇い、容赦ないメディアキャンペーンを次々と展開。

     やがて

    0
    2025年12月12日
  • 報いのウィル

    Posted by ブクログ

    年末の自分へのご褒美に買ったスローターの新作。
    読む度に心をえぐられるけど、読まずにはいられない。今回はサラの無垢な視点で見る、主人公の女性の虐げられた尊厳と母親としての意地に引き込まれた。
    愛が人を救うこともあれば、洗脳することもある。
    子育てをする上で、考えさせられる作品。

    0
    2025年11月17日