【感想・ネタバレ】貧乏お嬢さま、花の都へのレビュー

あらすじ

妊娠中のジョージーは体調も落ち着いたことから、パリにいる親友ベリンダを訪ねることに。ベリンダはいまココ・シャネルの助手として忙しい日々を送っている。憧れのエッフェル塔に、カフェでのクロワッサン――春のパリはとても華やかだった。ところが夫のダーシーは到着したとたん、こそこそと別行動を取るように。じつは彼がパリで命がけの危険な任務にあたっていると知り、ジョージーはとても旅行を楽しむどころではなくなってしまった。おまけに、シャネルがジョージーのために特別なマタニティ・ドレスをデザインすると言い出し、モデルとしてファッションショーに出演させると強引に決めてしまったから、さあ大変。前回のショーでの悪夢を思い出し、ジョージーは必死に断ろうとするが……!?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

貧乏お嬢様シリーズ、16作目。
楽しく読めるコージーミステリです。

ジョージーは公爵令嬢で身分は高く実家はお城だけど、家には財産がない。
今は新婚の夫ダーシーと、母の再婚相手の一人だったサー・ヒューバートの留守宅(といっても大邸宅)に住んでいます。
悪阻がおさまり、親友のベリンダのいるパリへ、ダーシーと共に出かけることに。

久しぶりのパリは楽しみでしたが。
ダーシーは何やら秘密を要する仕事でなかなか会えず、ベリンダもココ・シャネルのショーに助手として参加していて大忙し。
例によって、社交の場で着るものには不足しているジョージー。
ココ・シャネルが妊婦向きのデザインのドレスを作るからモデルになってくれと頼まれます。‥というか、シャネルの場合、ほぼ命令?(笑)

ベリンダを口説いているフランス貴族や、戦後もパリにとどまっているアメリカ人たち、ヘミングウェイまで登場。
ジョージーの母親はドイツ人の富豪と交際中で、ドイツ人の団体とパリに滞在中でした。
シャネルのショーで、事件が‥?!
傍にいたジョージーに疑いがかかります。

英国王とのロマンスで後に有名になるシンプソン夫人も登場、まだ英国では知られていないのですが。
ジョージーを助けようと、意外に?良い所も見せます。
時代色のある華やかなパリでのにぎやかなお話、楽しめました☆

0
2025年05月01日

Posted by ブクログ

ジョージ―とダーシーご夫妻が花の都パリへ!今回のジョージ―は、ダーシーにスパイの仕事の手伝いを頼まれたことから散々な目に会います。身重なのに。

先日TVで英国王室100年の歴史の放送を見た後なので、デイビットこと、エドワード八世やシンプソン夫人が身近に感じられます。

0
2023年12月20日

Posted by ブクログ

ココの助手になったベリンダに会いに
パリを訪れたジョージー。
ダーシーは到着した途端、別行動で
ショーに大忙しのベリンダとも
あまり観光が楽しめそうもない。
そのうえココが自分のデザインした
マタニティドレスを着て
ショーに出てほしいと言い出した。
前回の事件を思い出して
不安なジョージーの目の前で招待客が倒れ…。

前巻読んで「殺人事件、いらなくない?」
なとど言いましたが
今回くらいの配分は初期に戻った気がして
ちょっと好みでした〜。
謎解きとしてもニヤリとしたし。

次の巻、いよいよ赤ちゃん生まれてるかな?
そうなると、あまり無茶もできなくなりそうだが
巻き込まれ型なところもあるしな( ̄▽ ̄)

0
2024年10月27日

「小説」ランキング