【感想・ネタバレ】貧乏お嬢さまと王妃の首飾りのレビュー

あらすじ

英国王妃のコレクションから、貴重な「嗅ぎ煙草入れ」が盗まれた。公爵令嬢ジョージーは消えた財宝の行方を追って、南仏ニースへと向かう豪華寝台列車ブルートレインに乗りこんだ。そこで出会ったのは、あのココ・シャネル! シャネルたっての希望で、ジョージーは王妃の首飾りを身につけてランウェイを歩くことに。ところが、ショーの最中に首飾りが忽然と消えてしまう事件が発生! 王妃の宝を取り戻しに来たはずが、さらに消失するというまさかの大失態に、ジョージーは言葉を失う。そんな彼女を優しく慰めてくれたのは、なんとハンサムで大富豪のフランス貴族。とうとうジョージーに運命の人が!? 世界の王侯たちが集う、南仏の高級リゾート地が舞台のシリーズ第5弾!

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なぜか2冊目から4冊目が電子書籍で買えないので、途中飛びましたが、一巻完結の内容なので、楽しめました。
30年代のイギリス、特に上流階級の暮らしやマナーが、知れて興味深いです。

#笑える #ハッピー

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2023年05月18日

Posted by ブクログ

王妃の依頼で、盗まれた嗅ぎ煙草入れを取り戻すためフランスへ向かったジョージー。車中でダーシーに関するよからぬ噂を聞き、フランス到着間も無く、決定的な現場を目撃してしまう。シャネルに誘われて出たショーでは、身につけていた王妃からの借り物のネックレスを盗まれ、第一発見者となった殺人事件で犯人として逮捕されたり散々なジョージー。そんな彼女の前に現れた理想の王子様、ロンシャール侯爵と急接近。ダーシーどうする!?フランスでも、不思議といつものメンバーが揃って安定の面白さ。ダーシーとの仲は遅々として進まず…。

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2019年11月28日

Posted by ブクログ

貧乏お嬢さまのシリーズも5作目。
正しくは?英国王妃の事件ファイル。

公爵令嬢のジョージーは、王族だが、財産は全然ない。
なんの職業訓練も受けていないので、あれこれ工夫はするのですが。
いつもにもまして、お金に困っている出だし。
イヂワルな義姉の仕打ちがひどいのだが‥笑える結果に。

英国王妃のコレクションから「嗅ぎ煙草入れ」が紛失。
行方を探る司令を受けたジョージーは、一転して、豪華列車で南仏へ行くことになります。
あのココ・シャネルに出会い、頼まれてショーに出ることに。
長身を活かして、珍しく贅沢なファッションに身を包むことになったのですが‥?
早くに離婚した母の別荘に滞在して、ふだん一緒にいられない母親と暮らす事も出来たり。

恋人と思っていたダーシーには他の女性の影?
ドタバタ騒ぎの中にも、ハンサムな大富豪のフランス貴族に誘われるというお楽しみもあり。
1933年なので、シンプソン夫人と付き合っている皇太子も出てきたり、「ダウントン・アビー」と同じ頃なんですね。

ついに、ダーシーとの仲も、微妙に進展~
そう来なくっちゃ!
ヒロインが前向きでチャーミングだから~応援したくなります。
お気に入りのシリーズ、満足な読後感でした☆

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2017年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

貧乏お嬢さまシリーズの第5弾。今回は灰色のロンドンではなくリゾート地。相変わらず色々不安なメイドと一緒に向かうも、メンツは殆ど同じ。モデルに挑戦することになり高価なネックレスがなくなった上、隣人の殺人に巻き込まれる。実在していたココ・シャネルも出てくるし、まさかの異母姉との対面も。最後はまたも容疑者と一緒に行動しあわや大事故。ダーシーとの間に誤解が生まれたものの無事解決。

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2024年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらずトラブルに巻き込まれまくりのジョージアナ。ドジドジメイドのクイーニーをクビにしない優しさ(お人よし?)もあり、恋愛に対してあまりに無防備なところはハラハラするけど、応援したくなっちゃう。それが王妃様に頼りにされる一因なのかしら?
おじいちゃんに会えたときの大喜びのジョージーが可愛かった。

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2024年09月16日

Posted by ブクログ

王妃様から、南仏ニースへ行き
盗まれた嗅ぎ煙草入れを取り戻すよう
内密の依頼を受けたジョージー。
道中、あのココ・シャネルと知り合い
彼女のショーにモデルとして
出演してくれないかと言われる。
王妃から借りたネックレスをつけると聞き
嗅ぎ煙草入れ窃盗犯の成り上がり富豪と
お近づきになれるかもと考えた
あろうことか彼女の首からネックレスも消え…。

ダーシーが別の女子供と一緒にいるのを見て
すっかり傷心のジョージーったら
魅力あふれるフランス貴族の青年と
ひと夏のアバンチュ〜ル!?

義姉のフィグとの仲はますます悪くなり
自由奔放な母親とは少しずつ仲良く。
そんな変化もシリーズものならではかしら。

ダーシーは頼りになるけど
今回のジャン=ポールもなかなか
おフランスのウィットに富んだ青年でいいね。
どうかなぁ、もう再登場しないかしら?

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2024年09月11日

Posted by ブクログ

リース・ボウエンの【英国王妃の事件ファイル】シリーズ第5弾!

主人公のジョージーが、イギリスを飛び出してフランスのリゾート地へ!

しかしただのバカンスではなく、親戚である英国王妃の密命を帯びた旅です。

この物語の舞台は1930年代。大恐慌の影響が色濃く、物語にも人々が苦しい生活をしていることがわかる描写が登場します。

ジョージー自身も王家の親戚筋でありながら、もともと実家は貧しく、恐慌の影響で仕事も見つかりません。

この物語で特徴的なのが、お金についての描写が多いこと。

そのあたりの世知辛さが物語をリアルなものにしています。

今回ジョージーがバカンスに出かけるための旅費についても、背景がしっかり描かれていて興味深いです。

もう一つ、今回のお話のポイントは実在の有名デザイナーが登場するところです!

著者のリースさんが、「この時代のこの時期にこの場所にいそうな著名人」を想定して書いたのだそう。

物語の時代をよりリアルに感じられる演出でした。

ミステリの面では、容疑者も多く、読者に推理させる余地がある設定ですが、うーんというところ。

わりと早い段階から登場する伏線も、後半にバタバタっと雑に回収される感じです。

舞台設定や謎の多さが魅力的なだけに、ミステリ部分の結末もがんばってほしいと感じました。

◇おすすめポイント
 ・1930年代のバカンスの雰囲気を楽しめる
 ・「お金はどうするの?」という部分までしっかり描かれている
 ・実在の有名デザイナーが登場

◇こんな方におすすめ!
 ・自立したいと考えている女性
 ・バカンス気分を楽しみたい
 ・1930年代の暮らしに興味がある

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2019年08月20日

Posted by ブクログ

 安心して読めるコージーミステリというか、事件よりジョージーの人生の方が大事といわんばかりのノリが嫌いじゃない。
 毎回ひどい目にあってるわりに元気だよね。このヒロイン。

 あーでも、そもそも、この作品に出てくる女性はすべてたくましいという気もする。

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2016年06月12日

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