【感想・ネタバレ】貧乏お嬢さま、イタリアへのレビュー

あらすじ

幸せな時間はそう長く続かない。婚約者のダーシーと二人で結婚式の計画を立てながら過ごす夢のような時間はあっという間に過ぎ去り、彼はまたふたたびどこかへ旅立ってしまった。残されたジョージーは、王妃さまから与えられた任務を果たすため、たった一人でイタリアへ渡ることに。さっさと極秘任務を済ませて、彼の地でちょうど出産を迎えようとしている親友ベリンダを手助けする……はずだった。ところが、各国の要人が集まるイタリアの大豪邸で殺人事件に巻きこまれ、完全に足止めされてしまい……!? 戦争の足音が聞こえはじめた欧州で、歴史を揺るがすかもしれない重要な場面に遭遇したジョージーの運命は!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

友人のベリンダの出産のためにイタリアに行こうとしたジョージーにまたも王妃陛下からの依頼。滞在先は学生自体の友人だし母と婚約者もいるという中で、言い寄ってきた貴族男性が殺されてしまう事態に。
今回はトリックも難しいものではなく犯人は死ななかったが、無実の青年が巻き込まれる形に。それでもベリンダの子供は引き取り先が決まり、ジョージーの結婚も進みそうな気配。

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2025年07月05日

Posted by ブクログ

好調の貧乏お嬢さまシリーズ、11作目。
「貧乏お嬢さま、駆け落ちする」と、「貧乏お嬢さまの結婚前夜」の間の作品になります。
そう、そう簡単には結婚までたどり着かないのだ?(笑)

公爵令嬢だけど、親が破産して財産がないジョージーはあれこれ苦労していますが、気さくで親切。美人ではないけど、すらっとしています。
ひそかな恋人ダーシーと晴れて婚約、結婚準備に入ったジョージー。
甘いひとときもつかの間、ダーシーは例によって何だかわからない任務で旅立ちます。
王妃の依頼で、ジョージーはイタリアへ行くことになりました。
イタリアの大豪邸で、各国の要人が集まるパーティーが開かれるのです。

ちょうどその近辺には、ジョージーの親友ベリンダが滞在中。
身重のベリンダを案じるジョージーは行ったり来たり。
そこへ事件が起き…?!
時代ははやくも第二次世界大戦前夜。
皇太子はシンプソン夫人と交際しているし、ジョージーの母親はドイツ人の愛人と遂に結婚しそう。
え、この時代に?
さて、どうなりますか。
好感の持てるキャラクター、時代色と事件の構成のほどがよくて、ユーモラス。
楽しみなシリーズです☆

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2020年06月22日

Posted by ブクログ

またまた任務へ出かけたダーシーと離れ
イタリアで過ごす友人ベリンダのもとへと
向かうことにしたジョージー。
結婚の許しを得る話をしに赴いた宮殿で
王妃から「かの地で行われるパーティに
参加してほしい」と頼まれる。
ただのハウスパーティと思われたそこには
ドイツ、イタリアの要人が来ており
デイヴィッド王子も姿をあらわして…。

いけすかないやつ被害者理論、復活。
なんたってジョージーのママを脅迫してたもの。
というわけで、ママも容疑者に浮上して
2作続けて身内の危機にあせることに。

ちゃんと物語内時間は進んでいるので
ますます暗い影が見え隠れするようになった。
ドイツ人の恋人とママの関係も心配。
で、皇太子様はどうなっていくのでしょうな。
史実通りだろうけど、下世話に気になる。

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2024年10月01日

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