【感想・ネタバレ】貧乏お嬢さまの困った招待状のレビュー

あらすじ

結婚して初めて迎えるクリスマスをジョージーは心待ちにしていた。でも、パーティーの準備は問題が山積み。来てほしい客はみんな空振りで、腕のいい料理人も見つからない。それでもどうにか準備が整い、ほっとしたのもつかの間。サンドリンガムで暮らす伯母から思わぬ招待状が届いた。今さら予定を変更して自分のパーティーに来てほしいですって? でもどうやら、急な招待の裏で、伯母と親しい王妃さまが糸を引いているらしい。断るに断れず、ジョージーがサンドリンガムの伯母と王妃を訪ねると、いつになく王妃の顔色が悪い。なんでも近ごろ、王子の周辺で奇妙な事故が続いていて、不吉な予感がするという。ジョージーは力になることを約束するが、王妃の予感は現実のものとなってしまい……!?

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Posted by ブクログ

新婚ジョージ―のクリスマス。スィートホームでのパーティを企画しますが招きたい人はそれぞれ忙しく招かれざる人は押し掛けそうで…、と思っていたら、自分たちも他所に招かれて出かけることになりました。
今回はなかなか事件が起きませんが、前半は英国ハイソの生活描写で、後半は連続殺人事件で楽しむ構成になっている様です。
奥様は大切にしないといけませんね。

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2023年01月10日

Posted by ブクログ

貧乏お嬢さまシリーズ、15作目。
「貧乏お嬢さま、追憶の館へ」の次の作品。
「貧乏お嬢さまのクリスマス」の1年後のクリスマスだそうです。

公爵令嬢だが実家が破産し、お金に困っていたジョージー。
晴れてダーシーと結婚し、相変わらず互いにあまりお金はないものの、元義父(母の再婚相手だが離婚した)の好意で、留守になっていた大きなお屋敷アインスレーに住んでいます。
地元ではいわば領主みたいな存在なので、村人と交流したり、クリスマスには子供たちにプレゼントを配ったり、それなりに役割があるのでした。
クリスマスをどうするか、お客を呼ぼうと考えて、理想のクリスマスを思い描くのですが‥

ダーシーの伯母から招待状が届き、しかもそこは王家の別邸サンドリンガムの敷地内。
王一家がクリスマスを過ごす土地なので、暗に王妃の命令とも受け取れます。
家に来ていた客たちもろとも、現地へ向かうジョージー達。
そこで、意外な事件が次々に‥?!

王様や貴族たちのクリスマスの過ごし方がいろいろ出て来て、そういう描写を楽しめます。
クリスマスには国王がラジオで演説をするのでした。
皇太子はシンプソン夫人との結婚を考えている時期で、それが実はまだ英国内では全然報じられていないという。
当時は、マスコミを押さえられたんですね。

時代色と、ジョージーらしさ、英国のクリスマス気分も味わえて、面白く読めました。

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2024年01月18日

Posted by ブクログ

アインスレーの屋敷に落ち着いて
初めてのクリスマスを迎えようと思ったのに
ラノク城から兄一家が押しかけるし
パーティの準備はすすまないしで
頭を悩ますジョージーのもとに
ダーシーの伯母から招待状が届いた。
実は王妃絡みの依頼とあって
さっそく一行で訪れたが
他の招待客も曲者揃いのようで…。

いやいやいや(−_−;)
なんかモヤモヤする巻だったわ、ごめん。
もう殺人事件、いらなくない?
今までになく犯人が唐突な気がしたの。

でも、古き良き英国のクリスマス描写が
たっぷり楽しめたのは良かった。
相変わらずのクイーニーが
クリスマス・プディングには入れないものを
入れてしまったりとかしてね。

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2024年10月18日

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