加藤俊徳のレビュー一覧
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【きっかけ】
怒りやすい自分を変えたかったから。
【感じたこと】
まず、医学的な話を非常にわかりやすく書いて頂いて、読みやすかったです。
文字も大きく、あっという間に読めました。
怒りが発生する前提を理解すると、少し気が楽になった気がします。なんで怒りが湧き出るのかわからないと、対処の方法もわからないですから。
「脳が悲鳴をあげているんだ!!!」
って怒りの感情が沸いた時に、俯瞰して自分に言い聞かせられたら良いのでしょうけど、怒りの感情が沸いている時は難しい。
けど、何度も何度も繰り返して、自分なりに訓練を重ねて行くしかないと決意しました。
また、悲鳴をあげているということは、自分 -
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<感想>
アンガーマネジメント関連の書籍で「怒りは二次感情」という知識は得ていたのだが、自己啓発的なアプローチからの説明だったため、自分にはしっくりこなかった記憶がある。
本書の「怒りとは「対処できない」という脳の悲鳴」は「怒りは二次感情」と同じ意味合いだが、脳科学的なアプローチは非常にしっくりきた。私の感覚に染みこむ感じがする。
また「怒っている人は困っている人」という視点を持つことで、イライラしている人への対応が変わると思う。自分がイライラしている時も、相手に怒っているのではなく「いま自分は困っているのだ」と認識することで対処できると思えるようになった。
<アンダーライン>
★★★怒 -
Posted by ブクログ
私は<怒り>に関する本を数十冊、読んできました。少しずつ、怒りを克服してきたはずなのに、まだ、何冊も買い足さなければならないほど、克服には程遠くて、困り果てていました。けれども、この本を読ませて頂いて、本当に救われました。もちろん、今まで読んできた本は決して、無駄ではありませんでした。それらの本があってこそ、理解できた面があると思っています。又、他の本(児童書などかな?)も読ませて頂くのだろうと思っています。
<感情的な人はみっともない>という帯の文章は、私にとって、叱責されているような感じを受けたのですが、自戒になると思って、買わせて頂きました。もちろん、その意味もありますが、この本の内容 -
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ネタバレ脳内科医が著者で納得。なぜ片付けができないのか、そのアプローチの方法が書いてある。
自分に当てはまることがわんさか書いてあり、また主人に言われる事ばかり書いてあって笑える本だった。
以下、実践してみようと思ったこと。
⭐︎視覚系脳番地を鍛えるため、週末は風景の写真をとり、視野を広げる。
⭐︎理解系脳番地を鍛えるため、1日1回漢字を空書きをして、脳を刺激する。
⭐︎運動系脳番地を鍛えるため、左手でテーブルを拭き使わない脳を刺激する。
⭐︎思考系番地を鍛えるため、料理しながら片付けを終わらせ、同時進行に努める。
⭐︎記憶系脳番地を鍛えるため、決まった時間に決まった行動をして、時間を意識する。
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ネタバレ脳科学の専門の医者でもある加藤俊徳さんの「脳を強化する読書術」を読みました。
僕も数多くの読書術の本を読んできましたが、脳に生きる読書術というのは初めてでとても新鮮でした。
個人的に参考になった点を3つ挙げます。
・本はゆっくり読んだ方が、まんべんなく脳を使うことができる。
・読んでいる本は一度閉じて、読まない間に脳を働かせた方が良い。読みかけの本を再び読み始める時に、効率的に記憶を想起する力を鍛えることができる。
・本はすべて読む必要はない。目次を見て、自分がもっとも理解しやすそうなところを1か所見つけて、そこから読むことで、理解度を徐々に上げることができる。
なるほど、脳のお -
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とっても面白かった。著者は『脳の強化書』を書いた脳科学者。
高学歴者の脳をMRIで見ると、記憶系・思考系の脳番地の発達が著しすぎる反動で感情系・運動系脳番地の発達が未熟になるため、人付き合いがうまくいかない。知力を鍛えることが悪いのではなく、知力「だけ」を鍛えるのはよくない。
勉強に限らず、どの職業でも常に脳の同じ部分しか使わないと、脳のバランスが悪くなる。脳は自分の苦手分野を鍛えるのを嫌がり、得意分野で全てを補おうとしてしまう。普段やらないことや苦手なことに敢えて取り組むことで、脳の老化を防ぎ、人として常に成長し続けられるという。
今まで苦手なことや嫌なことを極力避けがちだったが、敢えてチャ -
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■知識を得たいという願望は誰の脳にもあるが,実際に知識を得るための行動力は知識欲による動機付けの強弱によって決まる。
■前頭葉にある思考系の脳番地はこの動機付けを強める。そして知識を求め,手に入れるという過程を繰り返すことで,この部分が大いに発達していくが,太く成長し過ぎると入力と出力のアンバランスが起きる。
■前頭葉以外にある情報入力(視覚系,聴覚系,理解系,記憶系)の脳番地と。前頭葉にある自己主張の脳番地の不均衡により,「理解したい」よりも「主張したい」が強くなると自己愛過剰の状態になる確率が高くなる。
■頭がいいのに反省の仕方が分からない
■反省とは,自分の行いを振り返って考えること。こ