あらすじ
ポジティブな記憶を子どもに作る方法。
子育てに悩まない親はいませんが、
まだ子どもの脳が未発達な0歳~小学校入学前の時期は
なおさら考えます。
実際、子どもの未来を明るいものにするために
どんなことから手をつければよいのか?
脳画像診断で定評のある小児科専門医が
親が絶対に知っておきたい
子どもの「正しい記憶の作り方」を本書で徹底的に解説します。
楽しいことを思い出すだけで幸せな気分になることがわかれば、
子どもは率先して楽しい思い出を作ろうとする。
この時期に楽しむことの大切さを感覚的に身につければ
それがその後の人生にとってとても大切なファクターになると
著者は説きます。
また脳にはその部位によって発達の順序があるため、
それを意識していくことを提案します。
これで子どもに無駄な負荷をかけず
親はいまよりも自信を持って子育てができるようになります。
「聞くことができる」「コミュニケーションが上手になる」「記憶が得意になる」「右脳を強くする」「運動に自信がつく」「ポジティブ思考になる」などの章で
簡単だけど気づきにくい子育ての正攻法を紹介します。
未就学児の親だけではなく、小学生の親にも必読の書になりました。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
脳の働きや、
子供の脳の成長の観点から見た
子育て方法。
小さいうちはなるべく
右脳を強化すること。
子供が何かに夢中になっているのは
脳のどこかの発達の旬を迎えている証拠。
邪魔せず可能な限り没頭させて
好きなだけやらせる。
3歳までは親と子の
触れ合いを密にして
皮膚感覚という財産を
脳に残すこと。
などなどなどなど···
ほおぉ〜!
な一冊なのでした。
大変勉強になりました♪
Posted by ブクログ
親との思い出が
子どもの一生を決める
そうなんだよなあ
子どもたちと つくった たくさん笑って 時々けんかしたしあわせな思い出は
ずっとずっと
心の底に積み上がっていて
しんどいとき
ふんばれる力になるんだよなあ
安心して遊んで勉強して
外で思い切り楽しんで
力を発揮してこられる
そんな環境をつくり続けたいな
そんなふうに改めて思えた すてきな本でした
Posted by ブクログ
脳内科と小児科の専門とする著者が書いているだけあって、説得力がある。
特に勉強させるより体を動かすことの意味やダンスやピアノが良い意味。子育ての本で書かれている内容をなぜ良いのか脳科学的に解りやすく解説してくれている。
これから子育てするパパママや小学校に入学する前の親に読んでもらいたい一冊
Posted by ブクログ
聞く力をつける。→小学入学前
聞く姿勢を身に付ける方法は、親との会話。例えば、寝る前に読み聞かせをしてきた子どもは、先生の話を「聞く」スイッチが入る。
聞けばわかる、と体験した子どもは、どんどん伸びていく。そしてまた「聞く」サイクル。
人間の記憶力で、最初に発達するのは運動系記憶。
このプロセスからも、体を動かすことは記憶力を良くすることに繋がることがわかる。運動によって、記憶力を発せる。
汗をかかせる。
汗をかく体験を繰り返し忍耐強さをつける。
父親→自主性の種を植え付ける。
子どもは、親に成果を見せること自体を自分にとってのご褒美であり、またこれによって進捗の自己管理をしたている。子どもの競争心を沸き立てるような接し方をする。
遊びと勉強に優劣をつけない。子どもが夢中で取り組んでいる場合は、それが遊びでも勉強でも、とことん打ち込ませる。
Posted by ブクログ
右脳左脳をバランスよく鍛える。そのためには色んな経験を小さいうちからさせる事が大事。
旅行やイベントなど大きなことではなく、階段を使う、行ったことない公園に行く、色んな人と交流させるなど身近なことで十分。