西研のレビュー一覧

  • 別冊NHK100分de名著 「幸せ」について考えよう

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    「100分de名著」シリーズの特別企画版のような1冊。「幸せ」をテーマに、井原西鶴、アダムスミス、ヘーゲル、フロイトの作品を取り上げ、それぞれ、小説、経済、哲学、心理学の切り口から、生きることについて考える。
    こうやってテーマを設定したうえで4作品を並べて解説してもらうってのは、面白いもんですね。異分野間でも視点を変えて横軸を通すことで、どんなテーマでも学ぶことが可能なのですよね。

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    2016年04月15日
  • 風景とローカル・ガバナンス 春の小川はなぜ失われたのか

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    「風景」とは何か。そう聞かれると存外難しい。景観保護と言えば、ピンクビラ禁止、建築制限といった「規制」が中心になる。一方、風景には規制は馴染まない。目障りなものを取り除くという発想では、良い景観は得られても、風景は別問題であろう。同じ景観でも、風景は異なる。「景観」と異なり、「人の思いが投影される」というのが一つの答えであるように思われる。
    そう考えると、「風景を良くできるか」という問題に突き当たる。個人が投影する思いに介入できるのか。ただの押し付けではないか。都市化によって、価値観、生活リズム、職業、近くに住んでいる人でもバラバラである。風景が違って見えるのは最早不可避であろう。その中で官

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    2015年06月05日
  • 「考える」ための小論文

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    コラム中の筆者の死生観に共感した。
    小論文は、世間一般で「常識」とされていることを書いてはいけないと分かった。

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    2014年07月27日
  • 「考える」ための小論文

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     大学受験生向きの本のようだが、結構面白い勉強本。学生時代、このような文章を読むのが本当に苦手で、理系を目指したようなものだった自分にとっては、今、ようようと本書の内容がなんとか理解できるようになった段階。まだ途上だろうが、こういう思考ツールを詳細に書いてもらえると助かる。こんなことは基礎の基礎なのだろうが、中々できないもんであるとあらためて実感。
     それにしても最近読んだハウツー物より、数倍の効果が感じられるものだった。これをただ感じ、で終わらせずに復習、拡張していきたい。

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    2014年04月16日
  • 完全解読ヘーゲル 『精神現象学』

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    暇な時期があったので、ヘーゲルの『精神現象学』を読もうと画策するも、一番わかり易いと言われる長谷川宏の訳本を読んでも、全く歯が立たず。そこで、名著『ヘーゲル・大人のなりかた』の著者の西研と、竹田青嗣の解説書である本書の助けを借りることになる。

    元ネタの訳文の雰囲気をかなり残しながらも、大事なところを選んでギュッと圧縮して、うまくまとめている。適宜、砕いた解説文が入っていて、だいぶわかりやすくなっている(それでも後半からは、段々疲れてくる)。タイトルの様に「完全読解」したとは思えないが、気になったところだけ書いておきたい。

    まず、有名な「自己意識」の「ストア主義・懐疑主義・不幸の意識」の部分

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    2014年03月31日
  • 知識ゼロからのニーチェ入門

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    ニーチェのことを知らなくても、漫画で構成されているので入門編としてはいい。でも漫画のコマに台詞が詰め込まれていて文字量が多いので、時間は掛かる。

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    2013年06月24日
  • 哲学の練習問題

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    哲学とは何をすることか。何か疑問を持ったり悩んだりしているときに、なぜ自分はそういう問いを持っているのかを第三者的に考え、その上で、ではどうやって周囲、社会と関わりを持っていくのかを考えること。これが著者の言う哲学の方法論であろう。
    もともと毎日新聞の日曜版に連載された内容を一冊にまとめたもので、1冊を通してのテーマ性には欠けるのは仕方がない。1つ1つのテーマが身近で、上記の方法論に基づいて考え方を紹介してくれるので、きわめて実践的でわかりやすい。

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    2013年03月28日
  • 哲学の練習問題

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    子供のころ、宇宙の果てはどうなっているのだろうと考え混沌とした気分になったことを思い出す。本書はそんな難問の数々を哲学的な視点で捉えることを教示し、知的好奇心を刺激する。挿入されたイラストの自己主張が強すぎてやや目障りだが、厭世的な気分に陥りがちな現代において哲学的思考の意義を説く好著。

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    2013年03月03日
  • 不美人論

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    面白かった。
    タメになりました。美人の方には必要ないと思われるかもしれませんが女性なら読んどいて、世間の厳しさを知っておくのもいいかもしれません。

    それと、不美人だけでなく、現在の日本がいかに、生き難いことになっているか特に学校に通っている人々の大変さが染みます。

    「友達」との関係を維持していくことに全精力費やしているかのような
    歪んだ人間関係についても書かれていて、勉強をするどころでない。
    自分が受け入れられない、受け入れてもらいたいと思っている人の心が書かれている。

    誰かに、他人に受け入れてもらえないと心配。
    でも、みんな(美人も不美人も関係なく)同じような事で悩んでいるんと思うので

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    2012年02月10日
  • 「考える」ための小論文

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    読んだのはダイブ前。

    だけど、ボロボロになった本が今、手元にある。

    当時、大学受験で小論文のある学校を受けようとして
    この本をバイブルとして読んでました。
    (結局、その大学を受験はしませんでしたが)


    今、ジブンは面接試験の対策を考えているんだけど
    この本にある、常に「なぜ?」と考える姿勢が大事だと思ったのです。


    また、別の本になるんだけれども、頭がクラクラして
    疲れるまで「真剣に」1つのことを考えたことがあるのか?
    と書いてあって、なんか「似てる」と思って。


    確かに、ジブンは深く考えてなかった。考えが浅かった。
    最近、ちょっと自己嫌悪・・までは行かないけど
    もうちょっと頑張ろう

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    2011年08月22日
  • 超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』

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    精神が感覚的確信から始まり絶対知に行きつくまでの物語。
    意識の経験という弁証法的運動に興味をそそられた。

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    2010年07月07日
  • 考えあう技術 ――教育と社会を哲学する

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    [ 内容 ]
    「ゆとり教育」は「学力低下」の事実によって追いやられ、「学びのすすめ」へと方針転換された。
    さて、では「学び」と「教え」との間に生じる関係性、つまり教師と生徒の間の知識伝達の共有は、どのように起こるのだろうか。
    本書では「わかる」の現象学的な試みを、教育社会学者と哲学者との間で徹底してつめていく。
    「いま、なぜ勉学をするのか?」という問いかけから、「私」よりも「公」を重んじようという風潮に疑問を投げかけつつ、個人の自由と社会的平等の両方が成り立ちうる地点をめざして、「ともに考え、わかりあう」みちすじを模索・考察する。

    [ 目次 ]
    序章 教育と社会を哲学するために
    第1章 今な

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    2014年10月27日
  • 完全解読ヘーゲル 『精神現象学』

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    電車の中でも読めるように、という狙いで書かれているらしいのだけれど、やはり「精神現象学」は難しいよ。

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    2009年10月04日
  • 考えあう技術 ――教育と社会を哲学する

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    教育の役割を社会の成員として生きていく基本能力を身につけさせることと定義づけ、読み書きソロバンや知識の類もそうだが、特に少人数でコミュニケートしていって考えを鍛え上げていくプロセス(たとえば、起業にもそれは必須なはず)を実践させる場としての重要性の指摘は、「話し合い」の形骸化があらゆる場で弊害を及ぼしている現状からして妥当なものと思える。
    安直な「受験戦争」弊害論に否定的なのもうなづける。

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    2009年10月04日
  • 「考える」ための小論文

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    巷に溢れている型書き小論文を悪いとは言いません。むしろある程度のレベルまではもっとも有効でしう。しかし本当にそれって論文っていえるんだろうか?論文って自分の考えを述べるもの。それをしっかり解らせてくれる逸品です

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    2009年10月04日
  • NHK「100分de名著」ブックス カント 純粋理性批判 答えの出ない問いはどのように問われるべきか?

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    原著を読んだことがないので、評価をしがたいのだが、本書自体は分かりやすかった。純粋理性批判を読むことに今後挑戦するきっかけになったと思う。
    問い自体を吟味することと、共通理解へ至るために必要なことを考える姿勢は大事にしたい。

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    2026年01月04日
  • NHK「100分de名著」ブックス ルソー エミール 自分のために生き、みんなのために生きる

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    本編の『エミール』も読んでみたい。
    みんなが自由に生きる社会を作る人間をどうやって教育するかを教えてくれる本。

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    2025年12月23日
  • 超解読! はじめてのヘーゲル『法の哲学』

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    中身は難しいので、序と終わりにを読むことで理解できる。終わりにではルソーとの対比が書かれているのでわかりやすい。授業での解説ということで書かれたということであったので、授業を受けながら読むのがいいのかもしれない。

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    2025年12月15日
  • 超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』

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    要再読。意識について。
    共同体から切り離された個人は、他者や社会との関係をどうやって結び直せばよいのか。
    絶えず自らの(全知ではない)良心の声を聞く。
    「行動する良心」と「批評する良心」との相克と和解。

    【諸論】
    ・「知」と「真」の往復
    ・「主観ー客観」から「意識<主観ー客観>」

    【第1章 意識】
    ・狭義の意識(対象意識)、自己意識、理性
    ・感覚的確信、知覚、悟性(理性)

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    2025年08月30日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    ニーチェの思想を初心者にも理解できるよう平易かつコンパクトにまとめられていて気軽に読めました。原著を読む前の導入としては良いと思います。これをきっかけに、ツァラトゥストラ読もうかな。

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    2025年03月16日