西研のレビュー一覧
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ニーチェ!実存主義。生きてる間は不遇だった人。
人間が生を肯定するにはどうすればいいか?この自分を取り巻く条件の中で、どうやって自分の喜びを汲み取るかを考えるしかない。「悦び」も自分が決めるしかない。私が求めているのは何だろうかと自分に問いかける。
永遠回帰の思想とは、宇宙の万物は永遠にその経過を繰り返していると言うもの。喜びも苦しみも含んだあなたの人生が何度も繰り返されることをあなたは欲することができるか?それが真に自分の人生を肯定すると言うことだ。そのためにはあなたは苦しかったことに対してもyesと言えるのではなくてはならない。
受け入れがたいことが起こってしまったとき人はそれを恨む。 -
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ネタバレ哲学は「共通了解」に至るためのものである。哲学カフェ等で言われる「答え」は出さなくて良いと「モヤッ」とするものではなく人と人が解りあうための実学なのだと改めて悟る。
吾輩が数年間考え続けているものに「グラフィックレコーディングやファシリテーショングラフィックがビジネス等における価値を会社経営層にストレートに伝えられるか」がある。
これらに対する一般的な言い方は「絵や図があるとわかりやすい」「感情にうったえかけるから良い」と経営層には納得しにくいもの。昨今「デザイン思考」こそ会社に必要と経営層に向けて発信するというにである。
この本のおかげで何とかこの問いにも答えを出せそうである。ありが -
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ニーチェの思想が分かりやすくまとめられており、良書だと思った。
ただ、筆者の考えが必要以上に多く述べられていると、個人的に感じた。
筆者の考えに賛同できることは多々あるものの、わざわざニーチェの考えを否定しつつ自分の考えを主張するというのが一部出てくる。
もちろん筆者の自由に本は書いていいわけだが、「他人の考えを否定しないことが大切である」という主張を自分の考えとして述べている。
そこには自分も深く賛同できるのだが、それを筆者自身が破ってしまっているのは気にならざるを得ない。
ただここから学べることは、つい人は自分の考えが「正しい」と思い、知らず知らずのうちに他人の考えを否定してしまう -
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かつて原著で挫折したのでこちらで再読。
フランス革命期の思想家でもあるルソーの代表作エミール。
王政に対して「自由な社会」を構想。彼の考えた自由な社会とは平和共存するために必要なことを、自分たちで話し合ってルール(法律)で取り決める自治の社会。権力者が勝手な命令の押し付けたりできない社会。
そういう自由な社会を作るためにルソーは「一般意志」(皆が欲することーでも多数決とは違う)を提示。みんなが欲するものかどうか?一般意志のそってるかどうかを議会で法律を銀無する際にすべしと。法律は最終的に多数決ではなく、一般意志かどうか?という点が大事であり、いくら多数できまった法律でも一般意志にそぐわないも -
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忘備録 ルソーは自己愛と自尊心をはっきり区別している。
そもそも自分に対する愛があるから、他人を愛することができる。利他的の気持ちの根っこには、自分を愛する気持ちがある。
? 快を求めて、不快を避けるという人間の根本にある自己愛から他人への愛が広がっていくというのは、ルソー独特のそして正しい考え方。
歴史が描いているのは、その人自身ではなく、むしろその人が着ている服なのだ。
神について…
回転する天空の中にだけでなく、わたしたちの照らしている太陽の中にも存在する。わたしたち自身のうちにだけでなく、草をはむ羊、空を飛ぶ小鳥、落ちてくる石、風に吹かれていく木の葉のうちにも存在する。
宇宙の -
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教育の哲学的な模索を対談形式でまとめたもの。非常に参考になった。ただ、現場の視点ではなくあくまで原理原則から論じたものである。お二人の述べる理想的な教育を実際にどれだけの学校が、何人の教師が実現できるのかと問えば、かなり厳しいのではないか。
本書はそういう現実を超えて語られるところに意味があるのだろう。著書の方々が例えば5年現場で勤務すればかような意見は言えなくなるかもしれない。教室での教育だけに集中できる教員など実際にはほとんどいない。
では、仕事の山で遭難しかかっている現場の教員こそが偉いのかといえばそんなことはまったくない。教育学の先生方には大いに理想を語っていただきたいし、現状に -
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ようやく読めた!ソクラテスからプラトン、デカルト、カント、ヘーゲル、ニーチェと有名どころを時代を追って紹介。こむずかしくてだめだった哲学だけど、現代になぞらえつつ西研さんが解説してくれる。鼻息荒くてあつくるしいけど質問するどい田原総一朗と西研のおだやかーな語り口による対談形式で、ところどころウケつつ、少しだけ身近に読めた。
ソクラテスプラトンあたりは遠い昔話…でもないけれど、やっぱりヘーゲル、ニーチェあたりの近代哲学くらいが今の働き方生き方に近づいて考えられていて身近。
自由になることで生きる意味を喪う、他人から承認されたくてする仕事⇔この仕事にどんな意味があるかという理性の到達点としての仕事