西研のレビュー一覧

  • NHK「100分de名著」ブックス カント 純粋理性批判 答えの出ない問いはどのように問われるべきか?

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    しかし、こうした哲学系の話は、どうせ日本語に訳すならもう少し分かりやすい言葉にできないものだろうか。「現象界」「叡智界」…字面でイメージできるようにしてほしい。。

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    2024年12月08日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    ツァラトゥストラに再チャレンジする前に読んだ。
    わかりやすく、面白かった。

    ニーチェは神という絶対的なものを否定し、その代わりに「超人」への道のりを価値観の拠り所とした。
    また、彼は永劫回帰という、人生への絶対的な肯定を説いた。さらに、肯定できぬ者の、自己の生への呪いを正当なものとした(チクショー)。

    彼は主体性や喜びを奪うルサンチマンを否定し、苦しみながらも、自らの意志で未来に進み続ける人間、さらにはその苦しみも含めて自己の人生を愛せるような、「超人」への道のりを至上のものとしたのだ。

    しかし、これはある意味、絶対的な価値観の導入という意味において、神の復活を意味しないだろうか。

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    2024年01月31日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    ネット上で予習したツァラトゥストラの内容に親近感を覚えていたので、読みやすい文体でおおよそのあらすじと考察を記載されている本書を一読。
    入門書に適しておりかなりわかりやすく読めた。
    ニーチェの人生を追体験した上で、キリスト教世界における神はどういう存在でどんな価値観だったのか、そこからニーチェの考える価値観、神の死から新たな超人という指針、ニヒリズムや永遠回帰と超人への道に行き着いたストーリーが、筆者の易しい説明で解きほぐされていく。あとはニーチェの悲劇の誕生という処女作では、ディオニュソス的なもの(感情や享楽を前提とした世界)とアポロン的なもの(理性や論理で組み立てられた世界)という概念が語

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    2024年01月25日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    ニーチェのツァラトゥストラを著者の考えも交えながら現代向けに咀嚼し自己承認を得るきっかけになる本
    永遠回帰について自分なりに解釈すると、「もう二度と味わいたくないような辛い出来事があったから今の自分がある。それは辛い出来事の経験きっかけの行動だけではなく、その出来事があったから歩まざるを得ない道がありそういう積み重ねが一つでも欠けたら今ある幸せは存在し得ない。」と感じた。
    親ガチャの考えやインターネット普及によって他者との比較をしがちなこの世の中だからこそ読むべき本

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    2023年10月11日
  • 別冊NHK100分de名著 「幸せ」について考えよう

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    好色一代男
    好色一代女
    井原西鶴

    お金があっても、好色に身を費やしても幸せとは限らない。
    例えば美貌にかまかけて、スポーツ選手や実業家と結婚し、ママタレントとなり、自分のブランドを立ち上げるセレブの道も幸せかどうかわからない。

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    2023年08月24日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    わかりやすさで流行った100分de名著シリーズ。ニーチェ哲学のキーワード「超人」と「永遠回帰」が著者の丁寧な補足により誤解なく理解できる。孤独に陥らず「頼ることを学ぶ」「表現ゲームをうまく働かせる」といった修整アドバイスが素晴らしい。自分の人生を自分で作っていく主人公でありたいならこの状況で何が自分を悦ばしくするかを問う以外にはない。自分の今に立ち返ることから自己肯定感を作りあげることが大事。ニーチェの気付きに拍手。自己否定する動物は人間だけ。なんとも厄介な生き物だ!

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    2023年07月11日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    ネタバレ

     さて、「永遠回帰」の意味するものについて見てきました。でも、「何度も繰り返しの人生を生きることを欲する」なんてことは、本当にできるのでしょうか? 大学でニーチェを講義するとき、ぼくはよこくの質問を学生に投げかけてみました。よくある答えは、「いまの人生を全否定するわけではないが、楽しいことがあっても厄介なことはもあったわけで、まったく同じ人生をもう一度というのは実際には辛いかな。一度ならいいけど」というものでした。そして「何度も繰り返していい、というところまで自分の生を肯定する必要なんてあるんだろうか?」と疑問を呈する人もいました。でもなぜ、ニーチェは「永遠に繰り返せるほどの生の肯定」を求めた

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    2022年12月28日
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 西研 特別授業『ソクラテスの弁明』

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    過去3回くらい読んでいるはずなのに、今回が一番内容が頭に入ってきた。自分でも考えながら読んだためと思われる。哲学の本なのだから毎回こうしたいもの。

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    2022年11月30日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    解説者の解釈がたぶんに含まれているというレビューも多いが、だからこそ非常に読み下しやすかったのではないか。
    自分のように特に前提知識も持たない一般人にとっては、かなり平易に噛み砕いてもらったおかげで大変読みやすかった。
    自分も「超人」として生きたいが...。

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    2022年11月12日
  • しあわせの哲学

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    西研さんのやさしくて素朴な語り口が、一見難解な哲学者のことばを高校生や中学生でも分かる「しあわせ」への入口に変えてくれる。言ってしまえば陳腐なようでも、これを体現できる力と信頼感が、誰にでも薦めたいと思わせるほどの一冊。

    「したい・できる」を問い直すこと、自由とその承認、対話の中での「よさ」の確認。いろんな哲学者のことばの点が、しあわせを考える点で繫がっていき、哲学者に触れるきっかけも作ってくれる。

    この考え方を通して、自分自身を見つめ直すもよし、頭に思い描く誰かを見つめ直すもよし。人一人のしあわせという点では育児にまで応用が利きそうな広い懐。

    帯の通り2時間でスッと身に染みる考え方が素

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    2022年02月26日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    原文で読んでも意味がわかりにくいところを解説してもらえると助かる

    現代社会においても当てはまる考え方

    100年以上前に書いた本とは思えない

    自分の人生を力強く生きていく…アドラー心理学にも通じるものがある気がした

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    2022年01月24日
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 西研 特別授業『ソクラテスの弁明』

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     哲学とは、対話により共通理解を探すこと。息子に邪魔されながら読んだのでじっくり考えられなかったのが残念だが、この授業とても面白そう。相変わらず授業を受けた高校生が聡明すぎる。
     いくら文明が目まぐるしいスピードで進歩していても、人間は紀元前の頃からあまり変わっていない点が興味深い。人によって正義が違うからこそ対話を重ね、互いの共通部分を探す。これを感情に左右されずに相手のことを理解しようとしながら行えば、世界はもっと生きやすく平和になると思うのに。

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    2022年01月20日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    ニーチェ!実存主義。生きてる間は不遇だった人。
    人間が生を肯定するにはどうすればいいか?この自分を取り巻く条件の中で、どうやって自分の喜びを汲み取るかを考えるしかない。「悦び」も自分が決めるしかない。私が求めているのは何だろうかと自分に問いかける。

    永遠回帰の思想とは、宇宙の万物は永遠にその経過を繰り返していると言うもの。喜びも苦しみも含んだあなたの人生が何度も繰り返されることをあなたは欲することができるか?それが真に自分の人生を肯定すると言うことだ。そのためにはあなたは苦しかったことに対してもyesと言えるのではなくてはならない。

    受け入れがたいことが起こってしまったとき人はそれを恨む。

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    2021年11月07日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    前半はツァラトゥストラをベースに主に超人と永遠回帰に焦点を当て、後半はニーチェの思想を現代にどう活かすかを論じている。噛み砕かれた文体に加え、かなり論点を絞っているため挫折せずすぐに通読でき、ニーチェの中心思想を理解するとっかかりとしてちょうどよい。よく対比させて述べられるヘーゲルに関しても触れられている。ただし、後半になるにつれ、ニーチェのように孤独になるよりも、「語り合い報告し合う営み」を通した方が人生はより創造的になっていく、という筆者の意見が前面に出てくるため好き嫌いは分かれるかもしれない。

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    2021年10月03日
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 西研 特別授業『ソクラテスの弁明』

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    とてもわかりやすくて、ソクラテスのことについての理解より、ソクラテスが行ってきた対話の重要性について書かれてあった。
    具体的な例があり、正義とは、美とは、などの共通理解を深めることの重要性を改めて感じさせ、また思考することの大切さについて学べたと思う。
    哲学の初心者向けの一冊。

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    2021年09月22日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    自分の人生、自分が主人公。
    苦しい時もあるけど、自分を信じて行動した先に悦びがあるような気がする。
    ニーチェの言葉をまた読書から感じ取りたいと思った。

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    2021年08月14日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    主張が抽象的なため、解釈の仕方が様々あるが(過去にはナチスの優生思想にも利用された)ルサンチマン(否定することによる自己肯定)に負けずに意思を持って創造的に生きるための思想だと理解できた。

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    2021年06月03日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    以前読んだ飲茶さんの本で、ニーチェの思想はざっくりは知ってたけど、ニーチェの生い立ちなどもしれで理解が深まった。
    『ルソー エミール』でもそうだったが、この方の本はでは取り上げている人物の思想に共感しながらも、足りない視点などを補ってくれるところが凄く実用的で良い。
    ニーチェの思想にどっぷり嵌りそうな人のタイプにも触れていて、ドキッとした。
    ルサンチマンに囚われては前に進めないが、創造性を求めて孤独になりすぎないように気をつけよう。

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    2021年04月07日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    ニーチェの中心的な概念、神は死んだ、生の快楽の肯定、ルサンチマン、ニヒリズム、超人と末人、永遠回帰をわかりやすく解説。古典を直接読んで理解するにはまだまだ力が足りない段階なので、これくらいの解説がちょうどよく、理解が進んだ。今、自分の人生を自分のものとしてどう考えるか、考えてみたい。

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    2021年01月17日
  • NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ

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    ニーチェの思想が分かりやすくまとめられており、良書だと思った。
    ただ、筆者の考えが必要以上に多く述べられていると、個人的に感じた。

    筆者の考えに賛同できることは多々あるものの、わざわざニーチェの考えを否定しつつ自分の考えを主張するというのが一部出てくる。

    もちろん筆者の自由に本は書いていいわけだが、「他人の考えを否定しないことが大切である」という主張を自分の考えとして述べている。

    そこには自分も深く賛同できるのだが、それを筆者自身が破ってしまっているのは気にならざるを得ない。

    ただここから学べることは、つい人は自分の考えが「正しい」と思い、知らず知らずのうちに他人の考えを否定してしまう

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    2020年07月30日