工藤精一郎のレビュー一覧

  • 戦争と平和(二)

    Posted by ブクログ

    ロストフ伯爵家とボルコンスキイ公爵家の人々の交際。旺盛な実行力に富むアンドレイと、繊細な感受性で自己の内面に没頭し人生の永遠の真理を探究するピエール。二人の若い貴族に仮託してトルストイの深遠な人間観が吐露され、彼らの生活を通してロシア社会の実態が鮮やかに映し出される。

    この巻ではそれぞれの人物の恋愛模様が数多く織りなされていて、読んでいる方もドキドキしたり、ハラハラしたりさせられた。
    当時と現代の男女間の距離感の違いがたくさん見られ、当時の生活を少し垣間見ることができて、読みやすい巻だった。
    個人的には、ナターシャが不憫すぎて、最後は幸せになってほしいなと思わずにはいられなかった。

    0
    2010年06月13日
  • 戦争と平和(四)

    Posted by ブクログ

    終わり方はよかったけど、エピローグを読むのに手間取った。この部分がトルストイの言いたいところなのだろうが、難しかった。

    0
    2009年12月26日
  • 死の家の記録

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキー自身のシベリア流刑の体験を元にした作品(だと思う)。
    刑務所内での人間関係、人間の性格など、今後の作品に活かされていると(訳者あとがきを読んで知ったが)あって、感慨深く思った。
    途中退屈になりながらも、長い作品を読み進めていっての最後の言葉、その開放感には、胸を震わせるものがあった。
    自由な現代に生きながらもどこかにある息苦しさに、響く一言だった。
    読み終えてじわりと来た。

    0
    2009年10月07日
  • 父と子

    Posted by ブクログ

    ロシア文学は登場人物の名を覚えるのに苦労するとのことだが、この小説は登場人物が少なくそんなこともなかった。
    時代背景が窺える。
    幸せについても考えさせられる。

    0
    2009年10月07日
  • 父と子

    Posted by ブクログ

    2007年03月04日
    「マイ・ボス☆マイ・ヒーロー」というとても好きだったドラマにツルゲーネフという作家が出てきて以来、何かその作家の作品を読みたいな、と思っていました。たまたま池袋サンシャインで開催されていた古本市で『父と子』の文庫本が6冊ぐらいあったので、一冊買ってみました。
     ニヒリスト故に何もかも切り捨てるバザーロフは、自分の頭が考えることと心が感じることの葛藤に苦しみながら、最終的に自らも切り捨ててしまったのかもしれません… 対してアルカーヂイとカーチャの恋模様はワトーの絵画のようにふわふわとしていて、自分の考えに固執するバザーロフが哀れにさえ感じられます。
     おそらく初めて

    0
    2009年10月07日
  • 罪と罰(下)

    Posted by ブクログ

    よくわからない、というか難しい小説。
    やっと下巻まで読み終えた。

    この本にチャレンジするなら、先に要約みたいなものを読んだ方がいいかな。

    0
    2026年03月25日
  • 罪と罰(下)

    Posted by ブクログ

    カラマーゾフの兄弟より宗教的な思想の話が少なく読みやすかった。
    思想に基づいて殺人を犯したけれど、心はその罪の重さに耐えられない様がリアルで、その描写の細やかさがすごいなあと唸らされました。
    ラスコーリニコフは結局変われたのか?彼の思想の根本は変わっていないままではないのか?そんなところを、誰かと話してみたくなる終わりでした。
    それはそれとして、ラズミーヒンはいいやつです。

    0
    2026年02月19日
  • 罪と罰(上)

    Posted by ブクログ

    今でいう叙述ミステリーと言うやつかな?天才が殺人を犯し犯行を隠蔽する。犯人の心情の描写が詳細に描かれている。ただ、ロシア文学と言うことで、登場人物の名前が覚えにくく、フルネームで記載されることや言葉の言い回しが凄く読みづらくなっているのは残念に思う。

    0
    2026年02月14日
  • 戦争と平和(三)

    Posted by ブクログ

    物語はついにモスクワ侵攻へ
    露軍・仏軍ともに、政治的権力闘争や突発的なインシデント、錯綜する情報、幹部同士の意見対立に振り回されていく様子が生々しくておもしろい
    歴史上の偉人ではなく、状況に流される一個人として描かれるナポレオンの人間臭さもよかった

    0
    2026年01月19日
  • 戦争と平和(二)

    Posted by ブクログ

    728頁の大作…
    個人的に一巻からシンパシー抱いてた厭世的な人物がすっかり脳内お花畑になったことにも驚いたが、物語が展開される上で何度も「え、そっち?そうくる?」ってなった
    まぁでも確かに人間の性格なんか曖昧で、状況に応じて場当たり的にも変質する生き物だよな〜

    0
    2026年01月16日
  • 戦争と平和(一)

    Posted by ブクログ

    とにかく次から次へと新しい名前が出てきてびっくりした
    構成は戦争という状況と相俟って、なんとなく幻水やFF6等を彷彿とさせる群像劇感がある
    ちなみにこの先あと何人出てくるのかと調べたら登場人物は総勢559名らしく、これはもう私の脳のスペックでは(終了

    0
    2026年01月13日
  • 罪と罰(上)

    Posted by ブクログ

    トルストイ好きにはドストエフスキーが受け付けないとはこのことか…!

    なぜか読むのに時間がかかるなぁと思いながら、暫くすれば面白くなるだろうと思っていたら気持ちが変わることなく上巻終了。

    思わずネットでドストエフスキーとトルストイについてのサイトをいくつか読み、これはほんと相性の問題だと理解した。

    意識高い人であれば下巻を読むのだろうけど、私は諦めようかな^_^
    またいつか読むときがくるだろうし、作風は味わえたので、別の作品を読もうと思います

    0
    2026年01月13日
  • 未成年(下)

    Posted by ブクログ

    ドフトエフスキーの本を読んでみたくて初挑戦に選んだ一冊。
    登場人物の名前を覚えるのがとにかく大変で、上巻を読むのはかなり時間がかかりましたが、下巻になると少し楽しみながら読めた気がします。とにかく読みきった!という達成感が大きかったです。

    0
    2026年01月04日
  • 罪と罰(上)

    Posted by ブクログ

    家にあったから手にとってみたのでした。たぶん娘が高校の時に授業か宿題かで買ったのではないかな。

    古典の純文学で翻訳物、苦手が揃ったジャンルですが、たまにはいつもと違う本も読んでみようと読み始めて3ヶ月、やっと上巻の最後まで読んだのでした。

    読み始めてしまったことに登場人物のような苦悩と狂気を感じる(嘘です)。

    まだ下巻があるなー

    0
    2026年01月01日
  • 父と子

    Posted by ブクログ

    ニヒリズムなバザーロフ。周りの人間は自然に生きているが、1人逆をいくというか。アルカージイと言い争いをするところも、屁理屈気味という感じで面倒臭い。結局彼は早く死ぬが、周りや家族は彼を受け入れ、温かかった。

    0
    2025年10月26日
  • 罪と罰(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終わったあとの解放感が凄かったです。
    当時のロシアの情勢を知っていたらもっと楽しめたかも?
    私の学がなさすぎて…!

    ラスコーリニコフ自身、一応罪を認めたということですかね?
    本作は「罪と罰」の罪の部分が強いイメージです。
    物語が終わった旨で括られていますが、続きがあるとしたら、罰の部分はもっとしんどい気がします。

    ラスコーリニコフ程ではなくとも、彼との共通点を見つけては1人焦ってました(笑)
    光属性のソーニャといることで、その罰に苦しむか、きちんと更生されるか…。
    後者であってほしいですね。

    0
    2025年10月26日
  • 罪と罰(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    独白も手紙も長い…!
    かと思えば殺害後一気にお話は加速…。
    そして心情が生々しい…!

    終始鬱々とした気持ちで読んでました。
    同時に、観点がおかしいかもですが、意外とバレないものなのか…とも思っちゃいました(笑)
    ラスコーリニコフがことある事に危うい言動・行動するわで、こっちはヒヤヒヤでした。
    でも、相手にバレたくない気持ちと、いっそバラしてやろうか…という2つの気持ちが相反するのも、ちょっと分かります。
    そういう意味では、正当化してるようで、彼も心の奥底では悪い事をしたって、きっとわかってるのかも…。

    0
    2025年10月26日
  • 罪と罰(下)

    Posted by ブクログ

    ついに、罪と罰を読んだことがある人になったぞ!
    思っていたより読みやすくて、後半にいくにしたがってどんどん面白くなっていった。
    ただ、心情の変化とか、よくわからない部分もあるから「誰か解説してー」と思いながら読み終えた。

    0
    2025年09月30日
  • 罪と罰(上)

    Posted by ブクログ

    「罪と罰を読まない」を読んで興味が湧いたので読んでみた。
    とりあえず名前はメモりながら読んだ方がいい。誰が誰だか、本当にわからなくなる。
    あとロシア人の名前の特徴(男と女で語尾が変わるとか)を調べておくと読みやすいかも。

    0
    2025年09月28日
  • 罪と罰(下)

    Posted by ブクログ

    世界的にも名作とされる19世紀の連載小説後編

    名前の呼び掛け方が頻繁に変わるので、人物相関図を手元に必要。おそらくロシア語では呼び掛け方で感情等のニュアンスの違いを表現するのだろう

    途中ページをめくるのが作業になりつつも、スヴィドリガイロフのキャラやエピローグ辺りは、のめり込んだ

    ロシア文学を過度に高尚なものと期待していたが、当時は娯楽としても凄いものだったように思う

    0
    2025年08月24日