工藤精一郎のレビュー一覧

  • 罪と罰(上)

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    ネタバレ

    独白も手紙も長い…!
    かと思えば殺害後一気にお話は加速…。
    そして心情が生々しい…!

    終始鬱々とした気持ちで読んでました。
    同時に、観点がおかしいかもですが、意外とバレないものなのか…とも思っちゃいました(笑)
    ラスコーリニコフがことある事に危うい言動・行動するわで、こっちはヒヤヒヤでした。
    でも、相手にバレたくない気持ちと、いっそバラしてやろうか…という2つの気持ちが相反するのも、ちょっと分かります。
    そういう意味では、正当化してるようで、彼も心の奥底では悪い事をしたって、きっとわかってるのかも…。

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    2025年10月26日
  • 罪と罰(下)

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    ついに、罪と罰を読んだことがある人になったぞ!
    思っていたより読みやすくて、後半にいくにしたがってどんどん面白くなっていった。
    ただ、心情の変化とか、よくわからない部分もあるから「誰か解説してー」と思いながら読み終えた。

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    2025年09月30日
  • 罪と罰(上)

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    「罪と罰を読まない」を読んで興味が湧いたので読んでみた。
    とりあえず名前はメモりながら読んだ方がいい。誰が誰だか、本当にわからなくなる。
    あとロシア人の名前の特徴(男と女で語尾が変わるとか)を調べておくと読みやすいかも。

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    2025年09月28日
  • 罪と罰(下)

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    世界的にも名作とされる19世紀の連載小説後編

    名前の呼び掛け方が頻繁に変わるので、人物相関図を手元に必要。おそらくロシア語では呼び掛け方で感情等のニュアンスの違いを表現するのだろう

    途中ページをめくるのが作業になりつつも、スヴィドリガイロフのキャラやエピローグ辺りは、のめり込んだ

    ロシア文学を過度に高尚なものと期待していたが、当時は娯楽としても凄いものだったように思う

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    2025年08月24日
  • 罪と罰(下)

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    一度は読まなきゃ!と思っていた本を読み切った\(^o^)/でも私好みではないな(-_-;)殺害から自白までの何日間かと、私が読んだ何日間かが同じくらいだからか、常に「でも人、殺したんだよね( ・`д・´)金品盗んでるし」「御託はいいんだよヽ(`Д´#)ノ」という思いが頭をグルグル回る(・_・;)時間をかけて、考えながら読めば違うのかも?(-.-;)

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    2025年08月17日
  • 罪と罰(上)

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    細かすぎて話がなかなか前に進まん(-_-;)それだけ主人公の心の葛藤がハゲしいという事か?いくらイケメンでも、時代や環境の事を考えても主人公になんだかイライラしてしまうヽ(`Д´#)ノ

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    2025年08月14日
  • 罪と罰(下)

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    一生のうちに読むべき本とよく聞くので約一年かけ、少しずつ読み進めた。少しずつでもストーリー展開を追うことができ、想像したよりも重苦しくなかった。何が難しかったかというと、名前。名前の呼び方がいろいろある文化とは知らずに読んだので、登場人物の関係がしっかりわかるようになったのは下巻に入ってからだった。
    ラスコーリニコフの心の動きは読み進めていくうちに、「平凡」そのものだと思うようになった。自分の罪に向き合ったり、逃げたり、考えがコロコロ変わる。ドストエフスキーが何をラスコーリニコフに託したのかはよく分からなかったが、社会的に厳しい時代にあったロシアの生活と、今でも変わらない普遍的な人間の模様が読

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    2025年08月02日
  • 罪と罰(上)

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    非凡人であれば通常の道徳や法律を超えた行動も許されると考えていたがラスコリーニコフと自身を非凡人であると信じ、通常の道徳や法律を超えた行動をした後のラスコリーニコフの間に乖離が生じる。自分の持っていた理屈と行動の結果押し寄せる精神的な崩壊が人間のもつ理性と感情の複雑さを浮き彫りにする。

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    2025年08月01日
  • 罪と罰(上)

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    19世紀ロシア文学の連載長編小説

    未読者達が内容を勝手に推測する「『罪と罰』を読まない」という企画の本を読んで、長年いつか読もうとしていた超有名作品を遂に実際に読むことに

    馴染み無い名前でしかも呼びかけの度に変わるという複雑にパープレキシーエーアイが役立つ

    長いモノローグが続いていくが、予想よりも読み易く、当時はもの凄い娯楽であったように推測される

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    2025年07月24日
  • 罪と罰(上)

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    ドストエフスキーやっと読めました。
    罪を犯してしまった主人公の胸中だけでなく、とりまく様々な人々の胸中まで細かく描かれており、すごく読み応えがありました。
    下巻、主人公の罪が暴かれ、主人公の胸中がどのように変化していくのかとても楽しみです。

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    2025年10月16日
  • 罪と罰(上)

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     実際に流れてる時間よりも、長くゆっくり時が進んでいる体感があった。
     それが主人公の重苦しい心情と重なった。

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    2025年04月27日
  • 戦争と平和(一)

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    名前がわからない
    ボルコンスキイは、アンドレイ公爵のこと?
    ロストフは?
    とにかく、1巻読み終わった!ナポレオンが、ロシアやドイツ、オーストリアを潰滅させてところまで。

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    2025年04月13日
  • 罪と罰(下)

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    困窮は選択肢を減らし狂わせるに充分で
    理論は狂った思想に正当さを与えるのに充分で
    愛は生きる理由に充分なんだ

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    2025年03月15日
  • 罪と罰(上)

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    青年が老婆を殺害した事によって性格や思考が変わっていく様に最初はついていけなかったが、後半にいくにつれラスコーリニコフの聡明さを思わせる描写が増えていく。
    彼の論文の主張では思想が強くて非常に面白い。
    愚かな母や妹に対していたたまれなさを感じた。

    母と娘のその後の顛末やペトローヴィチとラスコーリニコフの探り合い、最後に現れた男等を下巻に期待。

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    2024年12月17日
  • 罪と罰(下)

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    ネタバレ

    青空文庫で読んだので下のみ登録。
    元々海外文学はカタカナの名前が覚えられず苦手だったんだけど、ロシア文学は輪をかけて覚えられない!あだ名もあるので呼称がコロコロ変わるし。長いけど、結構駆け足で読んでしまったので何度か読み直すべきだなあと思った。話の流れをさらったから次はもう少しかみ砕いて読めそう。まあ長いからなかなか手が出しづらいけど……。以下、感想。
    ・皆貧しく悲惨な暮らしだけど、みんな発狂していくので、貧しさに伴う不安っていうのは人間を狂わせるものなのかなと思った。自分に置き換えて考えても、お金がない時の焦燥感といったら尋常じゃない。官吏の奥さんとか気の毒過ぎた。
    ・罪を犯した後のラスコー

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    2024年10月16日
  • 罪と罰(下)

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    ネタバレ

     貧しいエリート学生ラスコーリニコフが、殺人を犯した罪と如何に向き合うかを描いた作品。
     彼は、大いなる善行のためには、その過程において一つの悪行も厭わないことが必要であると考える。また、真の英雄であれば、悪行に対して、罪の意識を負わないはずであるとの思想を持つ。
     水面下で激動する帝政ロシア末期において、社会主義的思想ばかりが先行し、人間として大切なものが見失われていることを指摘した作品と理解した。

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    2024年11月23日
  • 罪と罰(下)

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    急激な価値転換の時代に強烈な人間回復への願望を訴えた小説。
    解説を読んでも、主人公が最後に改心した理由が理解しにくい。

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    2024年06月29日
  • 罪と罰(上)

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    読書が嫌いになりそうな本でした。
    僕にとっては。
    とりあえず、それぞれの立場によって名前の呼び方変えるのやめて笑

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    2024年05月01日
  • 罪と罰(下)

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    恐怖で終えた上巻に続き、一体どんな不幸がやってくるのだと恐れていたが、ラズミーヒンの人柄とレベジャートニコフに救われた。レベジャートニコフって誰だっけ、、、?だったけども。
    マルメラードフみたいな人はよくいるものなんだろうか?「カラマーゾフ」のドミートリィとか、「白痴」にもこんな自己破壊的人物がいた気がするのだが。なんでやねん、と言いたくなる。程度ってものがあるでしょう!と。

    ドストエフスキーは、イワンやラスコールニコフのような思想を支持していたのだろうか。考えてはいたと思うけども(でなきゃ書けない)、それを是非どちらに捉えていたのだろう。

    読み終えた後にWikiで時代背景やら名前のロシア

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    2024年07月20日
  • 戦争と平和(四)

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    最終巻である
    後半から最後にかけてトルストイの独白の分量がさらに増え、
    ああ、トルストイはこれほどの思いを伝えるために血肉を削いでこの小説を描いたのだ!
    受け止めきれないほどの重厚な内容を紐解くのだが…

    注)ネタバレあります


    ■ヘズーホフ家
    大資産家メガネ太っちょのピエールの家

    フランス兵の捕虜となったピエール
    目の前でロシア人捕虜がフランス兵に処刑されるのを目の当たりにし、常に死の恐怖と向かい合わせの状況を経験
    しかし究極の貴い精神と素朴な心を持つ大した地位のない元百姓カラターエフと出会い、心が洗われる
    ピエールはこの劣悪な状況下とカラターエフとの出会いにより「苦悩の限界と自

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    2022年12月14日