工藤精一郎のレビュー一覧

  • 死の家の記録

    Posted by ブクログ

    ぺトラシェフスキー事件で逮捕され、死刑宣告を受けたのち、刑の執行直前に恩赦によってシベリア流刑を言い渡されたドストエフスキーの、獄中体験をもとにした記録。「死の家」とは監獄のことである。

    ドストエフスキーは、それぞれに強烈な個性をもった数々の囚人や刑吏の言動を克明に記録し、その心理状態に透徹たる観察眼を向ける。人間が非人間的になる様を剔抉する描写は、流石だ。

    囚人は、過酷な監獄生活の中で、粗暴であったり狡猾であったりと野獣的な存在に陥っている。然し、その描写は必ずしも常に陰鬱な調子を帯びているわけではなく、獄中に生きる者たちのしたたかな生活力、ときには明るさや人間味さえ感じさせるところ

    0
    2011年03月27日
  • 戦争と平和(一)

    Posted by ブクログ

    冒頭から社交のはなしがだらだらとつづきます。さいしょに読んだときは、思わず飛ばしてやろうかとも…。ところがいまとなっては、こういったまどろっこしい時間の流れこそが作品の通奏なのだと諒解できます。

    トルストイはあせらずに。。

    0
    2010年12月01日
  • 戦争と平和(三)

    Posted by ブクログ

    なんだかんだでやっぱりアンドレイが好きだなぁ。ようやく切羽詰ってきたので戦争とはいかなるものなのかを考える。タイトルは戦争と平和の対比ではなく戦争と平和の共生というか融合というか、ごちゃごちゃになったものを意味してるのでは。

    0
    2012年07月31日
  • 戦争と平和(四)

    Posted by ブクログ

    やっぱり愛とか恋とか幸せとかってなると冷めちゃうなぁ。好きなキャラクターが次々いなくなってしまった。2008/6/10

    0
    2012年07月31日
  • 戦争と平和(二)

    Posted by ブクログ

    フリーメイソンきた!!今回のロストフはいまひとつですがアンドレイ(ロリコン)公爵グッジョブ。2007/1/18

    0
    2012年07月31日
  • 戦争と平和(一)

    Posted by ブクログ

    ロストフがたまらん笑 戦争に出ながら、兵隊も皇帝も反戦精神を持っているという複雑さ。2007/12/4

    0
    2012年07月31日
  • 死の家の記録

    Posted by ブクログ

    思想犯として逮捕され、死刑を宣告されながら、刑の執行直前に恩赦によりシベリア流刑に処せられた著者の、四年間にわたる貴重な獄中の体験と見聞の記録。

    0
    2009年10月07日
  • 父と子

    Posted by ブクログ

    学生時代に読んで、内容すっかり忘れた…。また読もうかなー。ロシア文学は登場人物の名前が覚えられないのがつらい。

    0
    2009年10月07日