松本次郎のレビュー一覧

  • beautiful place(1)

    Posted by ブクログ

    古さと新しさがいい感じに融合してる。独特なセンスに惹き込まれて3巻まで読み止まらなかった。
    髪を掴むのが反則の背景とかイカれた設定が満載の世界観にAKIRA並みのリアリティを吹き込めてるのが不思議。漫画の表現力って凄いな。

    0
    2025年10月29日
  • beautiful place(1)

    Posted by ブクログ

    女学生なのにみんな真顔で怖いよう……

    まともな大人が1人も出てこないのがポイントというか、そこに世界のやばさを一層感じる。

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    2025年10月27日
  • フリージア愛蔵版 4 (2)

    ネタバレ

    成功せず死にたく世恨み足掻く

    「私とは何か」「生の意味は何か」苦しくてこう考えてしまう状態に近代人は追い込まれたようですね。

    倫理には他者を傷つけないを根本として様々な習慣・常識がありますが、その諸習慣をギリギリまで削ったとこにハードボイルドとかヤクザ・ギャングものが成り立つ。

    例えば、健さんの任侠は仲間の仁義だけは守る。 マーロウのいう「優しくなければ生きていく資格がない」とかですね。

    二つが融合して作られるサイバーパンク。『ブレードランナー』とか『攻殻機動隊』とかが代表的で、どちらも倫理・道徳最小限世界で「私とは何か」「生の意味は何か」を求めてもがく。

    で、『フリージア』その荒いタッチが美しくてエロくてパンクな

    #共感する #切ない

    0
    2025年01月16日
  • beautiful place(2)

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    内戦状態にある架空の日本で女子高生たちが治安維持のため制服にタクティカル・ギアという出で立ちでドンパチするアクション物の2巻。松本次郎は「べっちんとまんだら」の時に女子高生の制服+タクティカル・ギアという世紀の大発明に特許?を取るべきだった。
    香港あたりのメーカーが12inchのアクションフィギュアを出さないかしら。

    2
    2024年04月08日
  • beautiful place(1)

    購入済み

    期待作

    思ったよりも娯楽色が強く読みやすかった
    一巻にふさわしい内容で本筋が始まる前の話で導入としては最高。まだまだこれからって感じですね。
    絵は抜群ですね。長く読めることを期待しています。

    #アツい #カッコいい

    0
    2022年04月25日
  • beautiful place(1)

    Posted by ブクログ

    内戦下にある架空の日本を舞台に、挺身隊として町の治安活動に勤しむ女子高生を描いた作品。「べっちんとまんだら」「女子攻兵」に続く制服女子高生+タクティカルギアモノの新作。制服女子高生にタクティカルギアという組み合わせは松本次郎の発明だと思っているのだが、別に先例があったりするのだろうか?
    「女子攻兵」が制服女子高生+タクティカルギア+巨大人型兵器+地獄の黙示録というちょっと要素てんこ盛り過ぎだったせいか、本作は訳あり優等生+イカレツインテールの割とストレートなバディ物な出だしだが、ディティールはいかにも松本次郎という感じ。続きに大いに期待。

    1
    2022年04月04日
  • ゆれつづける

    匿名

    作家性が強く出ている傑作

    初期の作品は作家性が強く出るものですが、
    初期の短編集であるこれも例外でなく松本次郎の魅力がつまっています
    漫画の技術的にはそう高くは無いですが、それを補って余りある魅力があります

    0
    2022年10月18日
  • ゆれつづける

    購入済み

    3実一体の魅力

    1,ファンタジー幻想と
    2,リアリティー生々しさと
    3,性を誠実に画く性力学(エロ)、が心掴まれます。
    僕なりには「ブラック版、世にも奇妙な物語?」という印象を受けました。
    フリージアは読んだあと自分の心が主人公に侵食され(飲み込まれる)、精神的に読む前の状態まで回復するのに時間がかかりました。魅了させられ呪われる感がありましたが、この作品また違う魅力があります。
    ただ見るだけでは暴力と乱雑な性とカオスにしか見えないかも知れません。
    この作品は観るでないと、3実一体の魅力が伝わらないと思います。
    それと、
    コンプライアンスにガッツリ引っかかるでしょうね、
    ただ、コンプライアンスに縛られた表現な

    0
    2021年11月08日
  • いちげき (1)

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    全7巻。
    1巻しょっぱなからいきなりピーク。そこから4巻くらいまで話しに隙間がなくて読むことをやめられないかった。こんな読み続けた漫画は久しぶり。そこから最終巻まで、疾走感は薄まったけど内容の濃さは持続で、最後までおもしろかった。

    2
    2021年04月11日
  • いちげき (7)

    購入済み

    終わった

    最後に残るは一太刀だけ
    本当にグッダグダグッダグダと命を惜しんだ命のやり取りを続けて
    斬る理由がなくなってから斬る理由ができて
    本当に本当に
    殺す人の物語を描くのが上手い。
    買ってよかった。読んでよかった

    1
    2021年03月17日
  • いちげき (6)

    購入済み

    殺人者の悲哀

    殺人者の悲哀をすごい感じた。やはり、本当に、最高の葛藤を描く作家だよこの人・・・。操られる人が操られてる事に気づいてもどうしようもないって描写も含めてすごい。傑作でしょいちげき

    1
    2020年05月16日
  • フリージア愛蔵版 6 (2)

    購入済み

    まごうことなき傑作です。
    こういう作品に出会うことがあるから、マンガを読むのはやめられない!
    おすすめします。

    0
    2020年03月10日
  • フリージア愛蔵版 1 (1)

    購入済み

    登場人物が…

    つい最近までこの作品を知りませんでしたが、あらすじに興味を持ち購入してみたところ、登場人物がもれなくどこかおかしいというとんでもない作品でした。
    最初はまともかな?と思った人物も、話が進むごとに変化していく。先が全く読めない展開で息つく間もなく読み終えました。

    2
    2019年11月14日
  • いちげき (1)

    Posted by ブクログ

     一百姓だった丑五郎達は、突如開かれた「選抜試験」に合格し、サムライとしての訓練を受ける。
    身分の差が歴然であり、今までサムライに虐げられてきた丑五郎達は、自分の生活の変化に戸惑いながらも自身がサムライであることを自覚していく。

    本作品は、百姓が武士になるという、激しい変化の中で主人公たちの心がどのように変化していくかを追うのが楽しいところだと思います。
      つかみどころのない、トボけた絵柄で書かれる一方で、締めるところはしっかり締めてくる。メリハリのある展開が主人公たちの感情、変化を一層強く感じさせます。

    1
    2019年08月15日
  • いちげき (4)

    購入済み

    面白いです!

    原作があるせいか至極真っ当に話が進むのも良いし、シリアスなシーンでも時々我慢できないような次郎先生のお茶目が顔を覗かせてるとこが好きです。
    伊牟田が良い奴で参った。島田様も海江田もみんな憎めない。今後どうなるのか、原作はあえて読むのを我慢して(この連載が無事終わったら小説を読もうと思います)ワクワクで次を待ってます。

    0
    2019年07月19日
  • 女子攻兵 1巻

    購入済み

    傑作です

    これだけぶっ飛んだ世界観だけでも秀逸なのにどのキャラにも感情移入できる。移入っていうか、ああコイツの気持ちはわかるって思える。それだけ人物描写が巧みでキャラが人間的なんですね。一見全員クレイジーなようでも背骨にはそのキャラの個性がきちんとある。どれだけの観察眼なのか先生の力量はハンパないっす。

    おまけに戦闘シーンもカッコいい。E◯O基地からのスピード感溢れる戦闘シーンなどは圧巻です。
    松本次郎先生はデッサン力もあってリアルな描写が巧みな方ですが、この先生の魅力はやはり極端にデフォルメしてでも描きたいものを描ききる表現力。溢れる漫画力ですね。

    漫画にリアルな画力を求める読者は多いけ

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    2019年07月20日
  • 未開の惑星 上巻

    鬼才の逸品

    ウェンディからずっと大ファンで松本次郎先生の作品は長編、短編、全て大好きですが、この作品は特に素晴らしい一作だと思います。
    松本先生が描く若者たちの若者特有の向こう見ずな無謀さやおバカさや真面目さ、そして繊細さがたまりません。人物の持つミステリアスなピュアなオーラも松本先生が描くキャラの不思議な魅力ですね。
    どうしたらこんな人物が描けるのか、天才の御業なんでしょうね。

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    2019年05月12日
  • いちげき (1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    動乱の幕末。我が物顔で江戸の町を蹂躙する薩摩藩の横暴に対抗するべく、幕府が招集したのは屈強な農民たちだった。剣を握ったこともない彼らを指導するのは元新撰組。陰で操るのは勝海舟。身分制度も流派もすっとばして突き抜ける活劇アクション

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    2019年03月16日
  • 女子攻兵 7巻(完)

    購入済み

    いや〜隠れた名作

    エログロ、あかん表現、癖の有る絵。
    でもその辺の萌え漫画より萌える。

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    2018年05月06日
  • いちげき (3)

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白い。侍の口車に乗せられて「一撃隊」に登用された百姓たちが、薩摩藩にゲリラ戦を仕掛ける、と言う話なのだが、農業で鍛えた肉体と豪胆さが日ごろ百姓を見下している本物の侍を翻弄する様。一撃を習得しただけで刀術を統べている訳ではないのだが、主人公・丑五郎の機転の良さなどを見ていると「教えて貰えれば本職より向いている場合がある」と言うある種の職業漫画とも読める。

    『フリージア』は、その仕事を行うスキルが天才的だったのか、やってスキルが開花したのか(元々素養があった)敵討ち法が施行されている世界での「執行人」として働く事になった叶の不気味さ…松本次郎さんの描く線の生々しいざらざらした感覚が

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    2018年04月04日