プロフィール
- 作者名:松本次郎(マツモトジロウ)
- 性別:男性
- 生年月日:1970年08月20日
- 出身地:日本 / 東京都
- 職業:マンガ家
武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。1992年『リトルフィート』でモーニングちばてつや賞にて準大賞受賞しデビュー。『フリージア』が実写映画化された。その他作品に『女子攻兵』、『未開の惑星』、『地獄のアリス』などがある。漫画家の松本太郎は実兄。
作品一覧
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4.91~2巻770~825円 (税込)女子高生・花沢シモンは学校で行われている「挺身活動」に参加する。そんな彼女の教官役をつとめるのはクセの強すぎる同級生・高阪モモコだったーー!
掲載誌
ユーザーレビュー
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ネタバレ
成功せず死にたく世恨み足掻く
「私とは何か」「生の意味は何か」苦しくてこう考えてしまう状態に近代人は追い込まれたようですね。
倫理には他者を傷つけないを根本として様々な習慣・常識がありますが、その諸習慣をギリギリまで削ったとこにハードボイルドとかヤクザ・ギャングものが成り立つ。
例えば、健さんの任侠は仲間の仁義だけは守る。 マーロウのいう「優しくなければ生きていく資格がない」とかですね。
二つが融合して作られるサイバーパンク。『ブレードランナー』とか『攻殻機動隊』とかが代表的で、どちらも倫理・道徳最小限世界で「私とは何か」「生の意味は何か」を求めてもがく。
で、『フリージア』その荒いタッチが美しくてエロくてパンクな -
Posted by ブクログ
内戦下にある架空の日本を舞台に、挺身隊として町の治安活動に勤しむ女子高生を描いた作品。「べっちんとまんだら」「女子攻兵」に続く制服女子高生+タクティカルギアモノの新作。制服女子高生にタクティカルギアという組み合わせは松本次郎の発明だと思っているのだが、別に先例があったりするのだろうか?
「女子攻兵」が制服女子高生+タクティカルギア+巨大人型兵器+地獄の黙示録というちょっと要素てんこ盛り過ぎだったせいか、本作は訳あり優等生+イカレツインテールの割とストレートなバディ物な出だしだが、ディティールはいかにも松本次郎という感じ。続きに大いに期待。