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街や、モラルが“少し壊れた”世界。天才的な狙撃能力をもつ少年・シュウは、人造人間のアリスを伴い、砂漠の廃墟で“悪党退治”を続けていた。そんな中、強盗集団からキャラバンを救った彼は、そこで運命の出会いを果たし…? バイオレンスの鬼才・松本次郎が描く真骨頂にして新境地! 近未来ディストピア・スナイパー・ロマン、堂々開幕!!
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Posted by ブクログ
荒廃した砂漠と町。暴力と秩序がない交ぜになった世界で、主人公の少年はセルロイド(人造人間)の少女を連れて生活している。
彼の特技は「狙撃」。離れたところから百発百中、手や頭だけを吹き飛ばすことも容易くできてしまう。
悪党が盗んだものを、悪党を排除することで回収しているのだから、自分は悪いことをしていないという理屈で、物資とマンガを漁って気ままに暮らしているが、悪党も減り、生活が苦しくなってきた。
ある日、強姦されかけているところを助けた女性のキャラバンと再会し、護衛の仕事をしながら、一緒に町で暮らすことになる。
町では、仲間のツンデレ娘が登場したり、悪党にからまれて致命的な「弱点」が判明し、身ぐるみはがされてボコボコにされたりするのだが、シリアスとコメディの緩急で、ページをめくる手を休ませない。
1巻なので、まだ序章だが、コミュニティ同士の怪しい政治のニオイがしており、波乱を予感させる。
『地獄のアリス』の「アリス」とは、少年の連れたセルロイドの名前。今のところ活躍といえば、飲んだミルクをげぼっと吐いたぐらい。
頑張れ! アリス!
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