松本次郎のレビュー一覧
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おっぱい。ツンデレ娘(イライザ)のおっぱいのサービスショットから景気よくスタート。
主人公が暮らすことになった町は、勢力ごとに地区が分かれていて、主人公とは別の地区で暮らすケンジに、新しい世代で作る新しい世界のため、力を貸して欲しいと頼まれる。
2巻では、それら地区同士のピリピリした緊張状態が、アリスを強奪しようと狙う勢力の暴走で、一気に崩れて戦争へと発展してしまう。
アリスは可愛いだけの人造人間ではないことがほのめかされるが、いまだ未知数の存在であり、そうしている内にも、争いは激化していく。
もう平和な状態に戻ることは難しくなってしまった。
そして、オイル交換をして調子が良くなるは -
Posted by ブクログ
荒廃した砂漠と町。暴力と秩序がない交ぜになった世界で、主人公の少年はセルロイド(人造人間)の少女を連れて生活している。
彼の特技は「狙撃」。離れたところから百発百中、手や頭だけを吹き飛ばすことも容易くできてしまう。
悪党が盗んだものを、悪党を排除することで回収しているのだから、自分は悪いことをしていないという理屈で、物資とマンガを漁って気ままに暮らしているが、悪党も減り、生活が苦しくなってきた。
ある日、強姦されかけているところを助けた女性のキャラバンと再会し、護衛の仕事をしながら、一緒に町で暮らすことになる。
町では、仲間のツンデレ娘が登場したり、悪党にからまれて致命的な「弱点」が判 -
Posted by ブクログ
『ウェンディ』は松本次郎という人の中にあるものが
うるさいぐらいに溢れだした作品だった。
だからこそ途中から収集がつかなくなってしまい、
利かないブレーキはそのままに、為すがままぶっとばしていた感じだった。
(作者曰く、そういう意図でやっていたらしいけれど)
そういうごちゃまんとしたものが、そのエネルギーを失わないまま
咀嚼されて出てきたのがこの『未開の惑星』なんだと思う。
彼の中にある狂気が、丁度いい具合ににじみ出ている。
これから先、「何かおかしいな」と疑問を感じたとき、
どうすればいいのかわからなくなったとき、
わたしはこの作品をきっと読み返す。
それはきっとここから歩きだす力をくれ