成田良悟のレビュー一覧
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ネタバレYA
宮沢賢治「オツベルと象」では、純粋な象をだましたオツベルが、象を捕らえて重労働させる。
かたや、
飯羽(いいばね)出版の東京支部、通称イーハトーブ。
絵本や児童書を多く出版しているこの出版社で、窓際部署「報道部」
真偽の解らないゴシップネタから暴力団ネタ、都市伝説など狭く広く扱う雑誌「週刊ラストウィーク」の編集長・乙野辺ルイ(おとのべるい)、あだ名をオツベル。
そこへ新人としてやってきたのは、喜佐雪弘(きさゆきひろ)。長身でがっしりとした体格、眼光鋭く、堅気とは思えぬ人相の雪弘は、性格は真面目で礼儀正しく、仕事もできる。
オツベルは 新人の課題として、 雪弘に無理難題を押しつける -
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“車内に、長い沈黙が訪れた。
実際は10秒ほどだったのかもしれないが、信号が青に変わり、喜佐が意識を運転に集中させたタイミングで、乙野辺は口を開いた。
「……凄いね君は。人の心に土足でズカズカと」
「お気に触ったのなら、申し訳ありませんでした」
「いや、記者の才能があるんじゃない?大抵の人間は、君にビビッて何でも答えるだろうしね」
苦笑いする乙野辺に、喜佐が更に言及する。
「質問の答えになってないと思いますが」
「取材拒否に決まってるでしょ」
乙野辺は、薄く微笑みながら喜佐に言った。
「私を取材したいなら、もう少し大物になってから来なさい、新人君」”[P.127]
電撃よりは笑いは少なめだけ -
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12巻を買ったところで11巻を積読してたことに気づいて急いで読む。うー、話がだんだんややこしくなってきた…。
面白かった、面白かったけど、かなりキャラが出すぎてもう訳がわからなくなってきた…。
とりあえず高校生3人組の周辺が結構騒がしくなってきたなぁ。
これはもう、すぐにでも12巻を読まなければ…。
というか、最後、新羅が…新羅がぁぁぁぁぁぁー(涙)。
うおー、セルティと新羅の間もえらいややこしくなるの?
もう早く続き読みますっ!
あと、杏里がだんだん人間らしい悩みをもってきたんじゃないか?
それを受け入れた?狩沢さんが素敵。
やっぱ私はワゴン組が大好きです! -
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ネタバレいろんな登場人物が新羅の家に集まって、はちゃめちゃでカオスな上に、なんだかよくわからないままにとんでもない集団が出来上がりました。な、幕開け。
ちなみに、死んだと思った臨也さんは以外と丈夫だったようで、ちょっと怪我しただけで、後はピンピンしてました。
なんだかちょっと残念な気もします。
もうちょっと臨也が酷い目に遭えばいいのに……とか考えてしまいます。
そんな状態のままでいろんなことが絡まり合って、セルティの首は出てきちゃうし。
で、大混乱に拍車がかかったんですが、ついにセルティを怒らせる事態が発生する。
あー……そこでそうなるんだ……と思わなくもないんですが。
何だか、臨也じゃなくて臨也 -
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ネタバレ相変わらず、何が何だかよくわからない。
過去に出てきた登場人物が急にまた出てきて、更に全然違うところから、その人物と繋がりを持ったりなんだりして、もう理解ができない。
かわいそうな僕の脳みそではこの現状のことを、半分も理解できてないに違いない。
つか、こんだけ風呂敷広げるだけ広げて、全部伏線回収できるってすごくないかな?
とりあえず、私の残念な頭では無理そう……というのだけは確かだけど、これが本当に綺麗な幕引きで終わるのかどうかがとっても楽しみだったりもする。
って、そんなこと言ってると、全然、話の中身に触れてないですね。
肝心の中身は、臨也さんが殴られて地に伏して。
ドタチンは轢かれて重症 -
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ネタバレ今回の話は珍しく、臨也さん大ピンチ?
とある違法賭博組織の調査を頼まれた臨也さんが、片方のボスに捕まっちゃって、あら、大変、という話でした。
最初、顔を袋で覆われた臨也さんだと言われる臨也さんが出てきて、一言も言葉を発しない時には、もしかしたらこれは臨也さんじゃないのかって疑心暗鬼に陥ったりもしていたのだけれど。
やっぱりそこはデュラ。想像を超える明後日の展開に持って行かれて、僕、置いてきぼり。ポカーンとするばかり。
何というか、すごいなー……と思ってしまいました。
それでも、前巻のぶっそうな臨也のしもべ大集結的な終わり方からすれば随分平和なような気もしながら。
これが何のどう伏