成田良悟のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
成田先生の作品を読むのは割と久しぶりで、地名から人物関連図まで色々落ちてるだろうなーと思ったらへいちゃらでした。デュラパワーが思ったより大きかったという事でしょうか。
さてー様々な想いが交差する中とんでもない導火線に火が付いたというのが11巻の大まかな流れなら、全てを集結させた「通過点」で予想を裏切る更なる混沌が生み出されたのが『デュラ!!x12』。正に脳内パンク寸前といっても過言ではない展開のオンパレードでした。文章自体は凄く読みやすいし、面白い事に変わりは無いのに、大切な事は何一つ解決されないまま新たな危機が・・・ともやもや感がやたら際立つ一冊なので評価はいつもより低めに。とある二人の決 -
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Posted by ブクログ
ネタバレYA
宮沢賢治「オツベルと象」では、純粋な象をだましたオツベルが、象を捕らえて重労働させる。
かたや、
飯羽(いいばね)出版の東京支部、通称イーハトーブ。
絵本や児童書を多く出版しているこの出版社で、窓際部署「報道部」
真偽の解らないゴシップネタから暴力団ネタ、都市伝説など狭く広く扱う雑誌「週刊ラストウィーク」の編集長・乙野辺ルイ(おとのべるい)、あだ名をオツベル。
そこへ新人としてやってきたのは、喜佐雪弘(きさゆきひろ)。長身でがっしりとした体格、眼光鋭く、堅気とは思えぬ人相の雪弘は、性格は真面目で礼儀正しく、仕事もできる。
オツベルは 新人の課題として、 雪弘に無理難題を押しつける -
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Posted by ブクログ
“車内に、長い沈黙が訪れた。
実際は10秒ほどだったのかもしれないが、信号が青に変わり、喜佐が意識を運転に集中させたタイミングで、乙野辺は口を開いた。
「……凄いね君は。人の心に土足でズカズカと」
「お気に触ったのなら、申し訳ありませんでした」
「いや、記者の才能があるんじゃない?大抵の人間は、君にビビッて何でも答えるだろうしね」
苦笑いする乙野辺に、喜佐が更に言及する。
「質問の答えになってないと思いますが」
「取材拒否に決まってるでしょ」
乙野辺は、薄く微笑みながら喜佐に言った。
「私を取材したいなら、もう少し大物になってから来なさい、新人君」”[P.127]
電撃よりは笑いは少なめだけ