成田良悟のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「大丈夫ですよ! 私達はこの島に住んでるんですから、アドバンテージは我にありです!」(p.34 l.12)
越佐大橋シリーズ最後のお話、らしい。
これまでのキャラクターが一同に会して大騒ぎ?という印象を受けましたが、上巻だけではそんなに話が進んでいないような感じがします。
『バッカーノ!1933』も似た雰囲気の上巻だったので、また下巻はもの凄い太さになるのかなぁ。
ところで今回は、この方の作品にしては珍しく表に出ているキャラクターたちの存在感が希薄に感じられました。
……まぁ、その他のキャラクターが濃すぎる、というのもあるとは思うのですが。
どうしても探偵姉弟や雨霧八雲が、これまでのキ -
購入済み
アメリカ禁酒法時代の前編
アメリカ禁酒法時代すなわちギャング時代を舞台とした作品である。お決まりの暴力と犯罪の中に生きる男たちの物語であるが、神父が出てくるあたりでオカルトっぽい雰囲気も漂ってきた。一体どのように話をまとめてゆくのだろうか?暴力と犯罪をテーマとしている割に、絵柄はスッキリとしていて残虐性は薄い。