成田良悟のレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
○2009/09/20
ヒューイが純粋(笑)なんという。読み終わったあとにカラーページ再び読むとなおさら笑えた。
今回はなんというか、愛でる巻?スペラン(エスペランサ)になれ。
というかスペランのキャラが個人的にすごくツボ。ちょっと意気投合しただけで頼られたエルマーに懐かれつつ懐きつつもけなしてしまう感じなんかが。
っていうかマイザーさんどういうこと!(笑)この人こそほんとに可愛すぎるじゃないか。フィーロがお手本にするだけあるなぁ。
ルネさんといいエルマーといい、それに翻弄されるヒューイといい、ピュアな部分が多いのもあってたくさんクスっと笑わせてもらった。
大人になったエルマーも知った上で、 -
Posted by ブクログ
“「あ、ああ」
殺人鬼―――八雲はナズナの声に照れた表情を浮かべつつ、暗い微笑みと共に声をあげた。
「ナズナさん、今日……君は新しい自分に生まれ変わるんだよ。フフフ」
一瞬の沈黙が二人の間を走り抜け、数秒の後、ナズナはただ、醒めた反応を返す。
「……なんだか、私がこれから殺されるか監禁されて手足をもがれそうな感じの台詞だね」
「……何かいま、俺、また間違えた気がする」
「いいよ、解ってるから」”
島に住むあるとあらゆる人々の『日常』を描いた話。…かね。
構成が凄くって、面白い。
成田さんの書く、色んな人が入り乱れた話が好きだ。
電波と屑。
戌と狗。
始末屋と少女。
始末屋と殺人鬼。